2009年11月 8日 (日)

ユリカモメ カジカ ウグイ

8:00 晴

堰よりちょっと上流、夏にコアジサシがやってくるあたりは、川幅が広く浅くて速い流れがあり、魚を獲るにはよい環境のようだ。カワウ、コサギとユリカモメが集結して、白黒いりみだれて出漁中である。

カモメ類は雑食というかスカベンジャーな印象だけれど、ユリカモメは見ているとけっこうな頻度と確率で生きた魚をつかまえている。1mほどの高さからダイブすることもあるし、水面に浮かびながら掬い上げることもある。

これは飛び込んでカジカをとらえたところ

2009110801 頭にじんじゃった

別のところでは、若鳥が30cmもありそうな大物を獲ってしまい、丸呑みにすることも引き裂くこともできず、くちばしに銜えたままモタモタしているうちにハシボソガラスに奪われてしまった。ボソはどうするかというと、やっぱり食べられなくてモタモタ。とりあえず対岸へ隠しに行って石の下につっこんで戻ってきた。干物になるまで待つつもりか・・・

何の魚だろうか、コイかフナサイズで、体型はすらりとしている。全体に黄色っぽく特にヒレが黄色く見える。図鑑でみたらたぶんウグイのようだった。

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2009年11月 3日 (火)

ハシビロガモのくちばし

9:30 快晴

一夜明けた朝は、路上にハクセキレイが転がっているようなこともなく、平和に晴れた。堰上にカモ類+オオバンの群。いつもどおり遠くて逆光の参考用写真の中に、一枚だけ面白いのが・・・

2009110301 手前のヒドリガモよりやや大柄な奥の2羽。巨大なくちばしから、水がザルに入れたようにシャワーになってこぼれ落ちている。ハシビロガモのくちばしの内側は網目になっていて、水面に浮いている餌を濾しとれるようになっている・・・というのは図鑑の説明で、現実に口を開けて見せてもらったことはないが、これがその「網目」の証拠である。

ハシビロさんご一行は全部で4羽のグループだった。ほかにキンクロハジロ1、オカヨシガモ♂らしいの1羽と♀らしいの3羽の群。小鳥はホオジロ、アオジ、それにきれいなジョウビタキのオスも見られた。

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2009年11月 2日 (月)

木枯らし1号

21:00 北風非常に強く、寒い

たった今目撃したこと。駅前の街路樹が強風にあおられて、ハクセキレイがばらばらと降ってきた・・・よくみると路面にはすでに振り落とされて木の上に戻れないでいる鳥が十数羽。目がくらんでいるのか寒くて動けないのか、近づいても呆然としていて逃げない。今晩は路上で過ごすのか。めったに車もこない寂しいロータリーだから轢かれる心配はなさそうだけれど、せめて植え込みに入って風と猫を避けてくれ。

帰ったらオカメインコに「遅い!」と文句をいわれた。人間のおかげで家の中であったかくしていられるのを少しはありがたいと思え、と説教する。

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2009年11月 1日 (日)

冬の顔ぶれ

9:30 くもり 昼前から生暖かい南風が強く吹き、気温上がる。ソメイヨシノの一本が狂い咲き中

ひと週末抜けただけで、鳥の顔ぶれがすっかり変わっていた。あ、あれも来てる、これも来てるとメモを取る手が忙しい。

カモ類はヒドリガモ30くらいの群、コガモ15くらいの群、オカヨシガモのペア、キンクロハジロ1。カルガモはプールにたむろしている。

オオバン現る。ユリカモメも。中州の裏側から対岸へ、シギ・チドリ類らしい姿が水面を渡っていった。水際に降りたと思うまもなく茂みに入ってしまったので種別不明。ムクドリより大きくキジバトより小さい、全体に黄色味がある、下面は白っぽく、胸に褐色の斑がある、くらいしかわからなかった。これだけの人相でムナグロというのは大胆すぎるか・・・

カワウの数はピークを過ぎ100羽程度。猛禽はオオタカ若1、ミサゴ1(通過しただけ)、鉄塔にチョウゲンボウ1、トビ2、珍しくゲートの機械室にとまっていた。小鳥類はジョウビタキ雌が住宅のアンテナに。カワラヒワの群。ホオジロの声が水際の茂みでしていた。

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2009年10月18日 (日)

秋の色

2009101801_4 きょうも秋晴れ。オギの穂は白く、アシの穂は紫がかって、それぞれ違ったシェイドで逆光に輝く。モズがほとんど50mおきに1羽いて縄張りを主張する(今年はヒナも見たし、モズの当たり年?)



2009101802_4 植物公園ではメタセコイアの木にシジュウカラとヤマガラの混群。ヤマガラって必ず首をかしげてこちらを見るような気がする。先週と同じようなキビタキの雌or若も混じっていた。そばではカワセミ撮影隊がひしめいていたが、スズメ目には興味のないご様子。

2009101803 こちらはサクラの落ち葉が浮かぶ池のほとりで、ツワブキの花をバックに休むカワセミ(でもとまっているのは土管の上)。なんだかコントラストが強すぎたので落としてみた。

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2009年10月12日 (月)

キビタキ、雌か若か

14:00 ひきつづき晴

午後は植物公園に行ってみた。連休でバラ園のあたり人出が多いけれど、水辺の木立をめぐる小径は静かでカワセミの姿も。そこにやってきた小鳥、最初はコサメビタキと思ったもののなんだか微妙な感じ・・・

2009101202

目先は白くない
くちばしは根元まで黒い
胸に褐色の帯・・・

あとで写真を見てもらったところ、「キビタキ」とのこと、雌なのかなぁ

で、上のが飛び去ったすぐ後に明るいところに出てきたのがこれ↓同じ個体かもしれないし、別個体の可能性も

2009101203

背と腰は黄緑がかっている
尾は茶色味がある

やっぱりキビタキですね。でも今になってよく見ると極細の眉斑が・・・雌にこんなのあったっけ?若い雄なら眉斑があるかも??どっちだろう・・・

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ハヤブサ・チョウゲンボウ・オオタカ

8:00 秋晴れの一日

堰のゲートにハト・サイズの獲物を持ったハヤブサ成鳥がいた。カラスに見つからないためかちょっと隠れたところでそそくさと食べ、こっちに向かって飛んできた。鉄塔にとまり、まずはくちばしと爪の掃除。鉄塔にはもう一羽ハヤブサがいたが、カラスがやってきたところで飛び去った。チョウゲンボウも近くに来たが、こちらは発進して追い払った。

あたりが静かになったところで鉄塔に戻ってのんびり。
2009101101_2 これで撮ったまま

くちばしの全体が灰色っぽく、蝋膜の黄色い部分が小さい個体。背面は写ってないけど、灰色の成鳥羽に褐色の羽縁あり(小翼羽にも羽縁が見えている)。胸は白っぽく、縦斑がまばらにある。腹は茶色がかっていて丸い斑、脇腹は横斑。

オオタカも遠いほうの中州に成鳥一羽。先月来ていた個体とは違うような気がした。後頭部は少し白いが真っ白というほどではなく、上面は一様な濃灰色。

その他、ヒドリガモ4羽到着。

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2009年9月26日 (土)

アレチウリ

7:00 曇のち晴れ

下流へノビタキ探しに行ったが空振り。土手の小道にアレチウリが伸びてきている。外来種のくせに我が物顔だ。足や三脚にひっかかって歩きにくいのでよけいに憎たらしい。

でも一面に咲いた白い花はそれなりに綺麗で足がとまった。ミツバチが集まってきている。耳をすますとあたりの空気が彼女らの羽音で満たされているのがわかる。それだけじゃなく甘くいい香りも漂う。まるでメロンのような匂い・・・

2009092602 これがアレチウリ成功の秘密

鳥の方は、セッカが数羽、鳴きながら飛び回っていた。たまにさえずりの名残も。カワウ500位。コガモ2羽。カルガモは川面におらず、なぜか営業の終わったプールの中に集まっていた。

2009092603_2 猛禽は、上空にミサゴらしい姿を見たのをはじめ5種出た。トビのペア。全身茶色いオオタカ幼鳥。中州の木にとまった後(写真は失敗)、下流へ飛び去る途中でちょうどやってきたハヤブサとすれ違った。ハヤブサも幼鳥、先週と同じ堰のゲートにとまる。のこのこと歩き回ったり鉄階段を下りてみたり、可愛いしぐさを見せた。さいごにチョウゲンボウも来る。

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2009年9月23日 (水)

コガモ来る

10:30 曇ときどき晴れ

コガモが6羽やってきていた。遠いほうの中州の浅瀬で一心に採食中。みなメスのような色だけど、うち少なくとも2羽は頭が茶色っぽくてエクリプスらしい。ちょっと遠いからあとで確認しようと思ってたくさん撮ったつもりなのに、なぜかコンデジの不調で全滅(泣)もうやめようかな、デジスコ・・・

コガモは4月ごろまでここにいて、9月末に戻ってくる。移動にも時間を使うだろうから、繁殖地では4か月くらいしか過ごしていないことになる。体が小さいための適応だとわかってても、カモ類の中で真っ先に帰ってくるのはなんとなく可愛いではないか。

ミサゴも来るが、カラスに追われ上空へ避難、そのまま下流へ去った。

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2009年9月22日 (火)

東アフリカ・バードウォッチングガイド

8:30 晴れたり曇ったり 南西の風 蒸し暑い
まれに見る不作の日・・・オオヨシキリらしいのがぐぜっていた以外何もいないので帰って読書。

表紙やイラストの鳥が魅力的な A Guide to the Birds of East Africa  といってもガイドブックじゃなく小説。バードウォッチングをモチーフにした大人の恋愛コメディなのだ。それもかなり大人というか、還暦近い人々の。

主人公はケニアのナイロビに住むインド系実業家のマリック氏。ずっと以前に妻をなくし、野鳥観察を趣味とする彼は、毎週火曜日の探鳥会のリーダーであるスコットランド女性にひそかな恋心を抱いている。彼女は暗殺されたケニアの野党党首の未亡人でもある。

このところ薄くなった髪が気になるマリック氏が意を決して彼女を舞踏会に誘おうとしたまさにそのとき、ライバルが出現する。それもプレイボーイの同級生!妙な成り行きで、マリック氏とライバルは、エスコートの権利をめぐって「一週間のうちに見た鳥の種数」で決着をつけることになる。

つまり二人はビッグイヤーならぬビッグウィークを戦うわけである(ビッグイヤーとは、一年のうちに鳥を何種見たかを競う、やたらと時間と金のかかるスポーツ)。美しい鳥たちにいろどられた、恋のさやあての結果やいかに?各章のタイトルに描かれている鳥は、African Emerald Cuckoo;   Pale Chanting Goshawk;   Red-bellied Tree Duck;   Paradise Flycatcher  などなど。Fascinating, isn't it?

旧植民地のインド人社会には、イギリス風の優雅さが残っているらしい。二人の勝負も、社交クラブの裁定のもとに行われるのだ。紳士たちの馬鹿馬鹿しくも礼儀正しい戦いぶり、それにケニアの素晴らしい自然への愛と、あまり素晴らしくない政治への風刺が、ストーリーを心温まるものにしている。鳥好きのロマンチックな人に。ケニアに興味がある人にも(野生動物が有名だけど、野鳥の数も1000種近いそうな)。

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2009年9月20日 (日)

今日もミサゴ

8:00 快晴 北の風強い

柳の木にオオタカ。風のせいで小鳥はあまり見当たらない。ノビタキが来ているらしいので先週から探しているのだが・・・セイタカアワダチソウの茂みにそれらしい姿が飛び込んだけど、ついに出てこなかった。

オオタカと同じようにすっかり居ついた感のあるミサゴ。今日は大きなコイを持っていた。が、

①よく見ると向きが反対。しっぽが前、頭が後でつかんでしまったようだ。

2009092001 2009092002 2009092003

②これじゃ飛びにくいので、よっこらしょ、と重そうに持ち変えて・・・ ③旋回して高度をかせぎ、やおら上流へ向かって飛び去るときに魚の鰭が日光をとらえた。

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2009年9月19日 (土)

ハヤブサ

8:00 くもり

モズが高鳴きをはじめて秋らしくなった。中州には二羽いて、下流側の半分の領有権をオスが、上流側をメスが主張している。

セグロセキレイも秋のさえずりを響かせている。カワウ電線に200くらい、あと100くらい上流から帰ってくる。「こんなに増えたんじゃ大変」と声が聞かれるが、単に季節的なものである。上流にはもうコガモが到着したらしいという情報。

2009091901 エノキに同じオオタカ。堰のゲートにハヤブサ。胸の縦斑が濃い、若い個体。水鳥を襲ったらしく、濡れた羽をこんな風に乾かしていた。

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2009年9月13日 (日)

チュウサギ・ミサゴ

8:00 曇のち晴

カイツブリ-成鳥2羽がよりそって休んでいる。もう繁殖しないのかな?幼鳥はあいかわらずピイピイ鳴きながら泳いでいるが、相手にされていない。
カワウ-電線に300くらい。ときどき上流から小群が帰ってくる。
中州でチュウサギが採食中。餌はやっぱり魚じゃなく昆虫だった。
2009091301_2  太ったバッタです

ミサゴは魚を持ったまま、とまる場所を探してうろうろ。
2009091302爆撃機みたい(魚雷?)

バン-若鳥が1羽。
カワセミ-2羽が追いかけあう。冬にかけて縄張り争いが始まっている。
ツバメ、コシアカツバメともまだ少数残っている。
ノビタキは来ていると聞いたけれどみつからず。
セッカ-チュイ、チュイと鳴きながら中州を飛び回る。
カワラヒワ-群が大きくなってきた。

それから番外で知らないチョウをみかけた。白地に黒い筋が入っていて、下翅の端に赤い模様があり綺麗。けっこう大きいが、アゲハの類よりは小さく丸っこい。見たことがない種類だし図鑑にも載ってないのだけど、外来種?

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2009年9月 6日 (日)

ミサゴ

今日はミサゴも出た。

2009090601

↓と思ったらもう一羽現われた。ペア?親子?上空でこんな風にからんでいる。

2009090602

争っているのか、餌の空中受け渡しの練習なのか・・・(どちらも実際には餌を持っていなかったと思う)。案外、若い兄弟がじゃれているだけだったのかも。

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今日もオオタカ

9:30 晴れ 日差し強い

夏の名残の一日。昨日と同じ場所に同じオオタカ。動かないでこんな風にすましているが、

2009090604 今日は正面

たまに羽づくろいしたり伸びをしたり、可愛いのだ

2009090605 かいかい

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2009年9月 5日 (土)

オオタカ

8:00 晴れ

カイツブリの巣は主がいなくなっていた。やっぱり台風のせいか、他の原因で巣を放棄したのか、それともヒナが孵って引っ越したのかわからないけれど、半分水没した巣の名残だけが・・・残念。

でもそれを埋め合わせるかのように、近いほうの中州のエノキにオオタカがいて、ゆっくり見ることができた。距離100mていど。葉が落ちる冬は、こんなに人通りに近いところで落ち着いてくれない。秋だけのサービスショット。

2009090501

胸や翼は成鳥の色だけど、アイマスクの色が薄く、頭全体も白っぽい個体。去年もこんな感じの個体は何度かみかけた。後頭部の色がちょっと特徴あるので覚えておくと役に立つかも。

2009090502_2

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2009年8月30日 (日)

カイツブリ営巣中

8:00 晴のち曇のち雨 北東の風強い

バンの成鳥が2羽仲良く泳いでいる。アシの茂みに入っていったと思ったらあわてて飛び出してきた。何に脅かされたのかとあたりを探すとカイツブリの巣があった。

↓あたりには成鳥1羽と幼鳥1羽が泳いでいる。見ているあいだは交代がこなかったので、この個体の家族かどうかはわからず。

2009083005 2009083002

立ち上がったときに卵が1個見えた。もしかすると右側にももう1個あるようにも見える?↑

↓かいがいしく転卵しているように思えたが、写真を拡大してみるとくちばしじゃなく足で卵を動かしてた。ちょっとズボラ・・・

2009083003 2009083004

元どおり座り込んで、釣り人が来ようがカルガモが通ろうがまるで動じない↑。でも台風が接近中なのが心配。増水に耐えられるといいけど・・・

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2009年8月23日 (日)

オオタカ・チュウサギ

曇り、蒸し暑い

シギ類でもいないかと思って上流にいってみた。向こう岸にアオサギとシラサギ類が何羽か立っている。その中で、1羽だけ流れに背を向けて草むらをのぞきこむ姿が。

なんとなく短足なシルエットや仁王立ちのポーズといい、丸い頭といい、比較的短いくちばしの先が黒いところや、首がクキッと曲がっていないところがチュウサギぽいのである。

2009082301_2 2009082302顔を拡大したところ

午後、遠いほうの中州にオオタカ成鳥をみつける。今シーズン初。

鳥の季節は四季じゃなく三季だと何かで読んだ。繁殖の春夏、移動の秋、そして越冬シーズン。いまは繁殖の熱狂もそろそろ終わって、みな冬の居場所へと移動を始めている時期だ。

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2009年8月16日 (日)

コシアカツバメ

8:30 晴れ 日差し強く暑い

堰の中州には、例年のようにウとサギが集まってきた。カワウ電線に200-300。ゴイサギ、中州の水際の50mくらいの間に、見えているだけで成鳥6、幼鳥20。コサギ多数、アオサギ、ダイサギも柳の大木に鈴なり。オオヨシキリ1。

コシアカツバメ、5-10羽の群が空中で採食しながら飛び回っている。カメラで追いかけているうちにたまには写っているようになった。飛ぶのは速いけど滑翔が多い分、コースが予測しやすいという点で他のツバメ類より捕まえやすいのかも・・・

2009081605_2 でもしっぽ切れた~

こちらはピンぼけだけど餌をとって食べてるところ。

2009081602_32009081603_32009081604_3

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2009年8月15日 (土)

バンの親子、つづき

8:00 晴れ 暑い

朝の日差しはさわやかで、秋の気配すら感じる。日が高くなるとそんな気配は霧消してしまうのだが・・・

バンのヒナは順調に育って、池の周囲を自由にうろついている。黒い綿毛の間から茶色い羽がまだらに生えてきて、なかなか可愛く撮るのはむずかしい姿。

2009081501_2

先週と同じく8羽いると思うのだけれど、数えるたびに結果が違ってよくわからない。ヒナだけでガマの茂みに入っていることも多い。バンの巣立ち雛は他の水鳥に比べて親から離れる距離と時間が大きいような気がする。

たとえばカルガモの家族はもっとぴったり寄りそって行動している。パーソナルスペースならぬファミリースペースというものがあるとすれば、カルガモが半径1mくらいなのに対して、バンは長径100mほどの池全体を防衛すべきエリアと考えているに違いない。その結果、こういうことが起きる。↓

2009081502 チビ達逃げて~

航跡をみれば分かるとおり、おとなしくしていたカルガモ親子に喧嘩を売ってきたのはバンの方(レミー・ボンヤスキーのような蹴り!)。何もしてないのに・・・というのはカルガモの言い分で、バンにしてみれば池にいるだけで自分の家族を脅かす侵入者なのだ、きっと。

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2009年8月 9日 (日)

バンの親子

曇り、蒸し暑い

バンの池を見に行ったら、2バッチ目のヒナが8羽・・・最初の7羽は分散したそうでみかけなかった。

2009080903_72009080904_82009080905_6

親鳥は15羽も育てて嫌にならないかと思うけれど、ヒナが手をばたばたさせて餌をねだると、①細いミミズのようなものをつかまえてヒナに与え、②ヒナが食べるのを優しく見守る。しかし、③やっぱり気が変わったのか、「こっちにおよこし!」とばかり奪い取ろうと・・・ ま、時にはいいお母さんの役に疲れちゃうことだってあるよね。

2009080902 2009080901

カイツブリは幼鳥が一羽だけ残っていた。カルガモはたくさんいるけど、どれが親で子かもうわからぬ。

隣の原っぱにツバメ、ホオジロ、セッカなど。それから柳の木にいたウグイス類っぽい鳥。採食していると口の中が目立つので最初はオオヨシキリかと思ったが、頭側にはっきりと2本の黒い線がある(眉の上、頭央線の両側の位置)。セッカかもしれないけど、翼や尾は黒い部分のない一様な茶色に見えた。もしかすると繁殖を終えて移動中の何かかも・・・図鑑ではコヨシキリが近し、でもじっくり見る前に飛び去ったので種別不明。

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2009年8月 4日 (火)

蘇州の鳥

すごーく久しぶりに、蘇州へ戻ってきた。今回も公園に面した部屋がとれ、早朝からシロガシラの声が聞こえていたので下りていってみた。木立に巣立ち雛がいてびゃーびゃー鳴いている。デジスコから外してきたコンパクトカメラでじゅうぶん撮れる距離。が、あまりにも湿度が高く、空調のきいた部屋から持ち出したレンズがあっというまに真っ白に曇ってしまった。不覚・・・

2009080402 シロガシラをあきらめて歩いていくと、やっぱり前回と同じ大きいモズにでくわした。黒、茶、灰、白の配色のでかい奴、おそらくLong-tailed Shrike Lanius Schach。モズらしくいろんな鳥の声(ほとんど知らないけど)をメドレーしている。2羽いていっしょに行動していたのでつがいなのかな?子連れのシロガシラが警戒して大騒ぎしていた。

次にシジュウカラそっくりな鳥(あるいは、そのもの)。声は日本で聞くシジュウカラより少し高くて鋭い気がした。藪の中に巣があるっぽかったので邪魔しないように去る。

2009080401 最後に見たのはなんだか小さくてすばしこい鳥。全身褐色で、頭と翼は赤味がある。くちばしは太い。キンパラとかそういう系統に見える。書類が重くて双眼鏡は持ってこなかったし、中国の鳥図鑑はまだ見つけられていないので正体不明・・・

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2009年7月30日 (木)

カイツブリの親子

先週のノートから・・・

2009072901_3 前の週にアシの中からヒナの声だけ聞こえていた中州、土曜日に見に行くと二羽のヒナはもう自力で泳いでいた。

片方の親が見張り、もう片方の親が餌を運んでくる。

2009072902_3 何だろう、黄色い魚。ヒナは大口をあけて受け取ろうとする。でもちょっと大きすぎるかな・・・



2009072903おっと、案の定落としてしまう。




2009072904_2 もう一度拾って渡し、今度こそ飲み込んだ。

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2009年7月26日 (日)

アメリカの夜

晴れ、暑い

2009072601 ツミの巣立ち雛を見にいった。が、デジスコの露出を失敗してまっくろ!シャドウを調整したらこんな感じになった・・・ちょっと月光で撮ったみたい?昔のハリウッド映画に、フィルターをかけて昼間撮影した映像を夜に見せるというテクニックがあったのを思い出した。

でもあれ、どう見ても夜のシーンには見えず、「フィルターかけて昼間撮影した」ようにしか見えなかったよな・・・この写真も同じようなものだけど。そんな技法も、今はもっといい機材があるので使われなくなって、「アメリカの夜」という名前だけが残っている。なんとなく懐かしい・・・

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2009年7月25日 (土)

キアシシギ

曇り時々小雨、のち晴。南風強く蒸し暑い

いつもより下流へコアジサシを探しに行ったら、イソシギじゃないシギが。シギ類は経験がなくてほとんどわからない・・・キアシシギだと思うけれど、違ってたらだれか教えてください・・・

2009072501_3 イソシギと隣り合ってると二回り大きい。くちばしは根元が黄色っぽく先は黒い。頭は灰褐色。白い眉斑、黒っぽい過眼線、白いアイリング。上面は褐色。喉は白。胸から脇腹にかけて白と褐色の斑。腹は白。脚は黄色。飛んだとき翼帯は出ない。

イソシギのようにちょこまかしていなくて、同じ場所に1時間も立ってじっと水を覗き込んでいる。まるでサギのよう。シギ類って水際をせわしなく歩き回って無脊椎動物を採食するのだと思ってたけど、これは・・・?

2009072502_3 ついでにウミネコも。こいつもなんだか間違った場所にいるような・・・

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2009年7月20日 (月)

カワウ

17:00 くもり時々晴れ

2009072002 夕方、カワウねぐら入りを数えに堰へ。ここのところあまり来ていなかったけれど、やっぱりホームグラウンドに来るとほっとする・・・ カルガモ三家族、カイツブリ(アシの奥に巣があるっぽい)が泳いでいる。ゴイサギが「クワッ」と鳴き交わしながら三々五々やってくる。

カワウの数は少なくて二桁どまり。ツバメもねぐら入りが見られるかと思っていたけれど、中州が撹乱されたせいかあまり大きな群は来なかった。鳥頭というくらいだから、しばらくしたら忘れて戻ってきてくれるといいけど。

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2009年7月18日 (土)

カワセミ・ホシゴイ・スズメ

13:00 くもり、蒸し暑い

きょうは支流を散歩。ハグロトンボがたくさん発生して産卵中。

2009071801_3    
↑カワセミがザリガニをとらえた。まだ若い個体のようだ。
2009071802
↑振り回して叩きつけるけれど、あまりうまくなくてハサミも取れないし大きいまま。持て余したのかこのまま飛び去っていった。場所を変えても同じことのような気がするけれど・・・

そのそばでは、ホシゴイ
2009071803
↑なぜか昼間に活動中。羽色が一部成鳥に近い色なのと、虹彩が橙色をしているので幼鳥というよりは若鳥だと思う。

2009071804

↑スズメの幼鳥、シジュウカラの幼鳥もまだたくさん。二番子、三番子が巣立ってきているのだろう。

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2009年7月12日 (日)

ツバメねぐら

朝、中州の前に行くとこんなのがたくさん草にとまっている。
2009071201 いったい何の鳥かと思った・・・

ねぐらには幼鳥ばかり。親鳥は子育てを終えると、今頃の時期にさっさと南へ渡ってしまうらしい。子供は体力がつくまで生まれた土地に残って、自力で渡りをするのだそうな。
2009071202_2

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2009年7月 5日 (日)

オナガ一家

住宅街を流れる支流へカワセミを見に行った先の、岸の斜面にあるちいさい林でこんな鳥に出会った。
2009070501_5  かわええ

↑幼鳥は全部で3羽、この子がたぶんまん中か年長?きょうだい同士でキュイキュイ と鳴き交わしながら枝を移ったり親から餌をもらったりしている。

2009070503_5

↑いちばんヒナヒナしい子がこれ。前頭部に綿毛が残っていて白くみえる。

2009070502

↑待っていたらきょうだい全員と親鳥で集まってくれた。成長段階によってしっぽの長さが違う。長くても短くてもオナガの子はオナガとはこれいかに。

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2009年7月 4日 (土)

コアジサシ

コアジサシの巣を見に行くが空になっており、他の巣があったあたりも飛んでいる親鳥がほとんど見当たらなかった。先週の記録と写真の一部を。

6月27日 晴れ、暑い
2009070401_2 12時15分 オスが巣にいる。上空にオオタカ?現われる
12時30分 オス水浴びして戻る
12時35分 ヒナ1羽見える
12時48分 メス魚持って来るオス去るヒナ2羽。メスが魚与えるが大きすぎ呑み込めない。メス自分で食べ座る
13時5分  水浴びして戻る
13時9分  オス来る餌なし交代

6月28日 曇り時々雨

2009070402_3 10時30分 メスが何かに警戒して飛ぶ。戻る
10時45分 オス魚持ってくる。メス動かない。オス去る
11時00分 オス来る。ヒナ立とうとするがメス動かない。オス去る
11時25分 大型カモメ来る。トビ来る。メス発進する
11時30分 オス来る。交代

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2009年7月 3日 (金)

1+3+5

先週の写真から・・・ 1羽だけちょっと遅れてるけど、きれいに三角形の隊列で泳ぐカルガモ一家。ヒナのくちばしの先は、大きい子ほど黄色い部分が大きいようにみえる。成長とともにだんだん黄色くなるってことかな?

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カルぴよの季節もそろそろ終わり・・・

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2009年6月28日 (日)

コシアカツバメ

曇りのち雨。きょうはいつもと少し違った顔ぶれが・・・

下流からやってきた大型のカモメ類。種別不明。誰?冬ならセグロカモメと思うところだけれど・・・
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コシアカツバメ
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2009年6月19日 (金)

湖北の旅:オオバン

5:30 早起きして湖岸の散歩に出る。オオタカらしい姿が背後の山から岬のほうへ飛んでいくのが見えた。岸が入り組んでオギが生えているあたりにオオバンの巣があった。

ヒナは全部で3羽。バンのヒナに黄色いたてがみをつけた感じで、頭は赤い地肌、体は黒い綿毛に覆われている。可愛いのかどうかは微妙だ。(私はカリフォルニアコンドルに似ていると思う。)くちばしの先は白い。

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親鳥は1羽が巣を守り、もう1羽が緑色の藻類を集めてきてヒナに食べさせている。あまり旨そうに見えない食事だが、ヒナは親が来ると駆け寄って餌をねだる。

2009061904 近くではあと2つがいが営巣を始めようとしている。餌集めに夢中になった1つがい目の親鳥がうっかり隣の縄張りに侵入し、激しい争いが起こった。

左側の2羽(重なってる)がヒナのいるつがい。手前の鳥の蹴りが入っている。右側のつがいは、巣にいた1羽が遅れてかけつけたところ。こういうときでもオオバンは飛ばない。水面を走ってくるのだ。

2009061906 キックの応酬がおさまったところで隣人たちはそれぞれの巣に戻る。最初のペアも、何事もなかったかのようにヒナと平和にすごす。

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2009年6月18日 (木)

湖北の旅:水辺の宿

湖岸を北上して、きょうの宿につく。水辺に立つ温泉宿。こぢんまりしたロビーには望遠鏡が備え付けてあって、目の前に来る水鳥を観察できるようになっている。カイツブリ、カワウ、カルガモのほかにオオバンが多数。カンムリカイツブリ、ヒドリガモ、キンクロハジロの姿も少数みえる。ふだんのフィールドでは冬鳥の面々だ。冬にはもっと多くの種類が大群で来るそうな。

部屋からの眺めはさらにすばらしい。きれいな空と広い湖面が見渡せる。向かいには右手から湖面に突き出した岬と、その突端である竹生島。眼下には隣の漁港から出た小舟が、水鳥と一緒に浮かんでいる。反対側には砂嘴がいくつかあって、柳の木(多分)が一列に並んで生えている。

大浴場へいくと平日なので貸し切り状態。ここからもはやはり湖を望む。屋根下に営巣しているツバメの幼鳥がすぐそこの手すりにとまりに来る。しっぽは短く、くちばしの端も黄色くてまだヒナヒナしている。人を恐れず、キョロっとこちらを見上げる様子があまりに可愛いので、よほどカメラを取りに部屋へ戻ろうかと思ったが、さすがに女湯にでかいカメラを持ち込むのはまずいだろうと我慢。

露天はカイツブリやオオバンと一緒に泳ぐ感覚。アシの陰にカンムリカイツブリが2羽いると思ったら、向かい合ってダンスをする求愛ディスプレイを始めた。こんどこそカメラを取りに戻ろうかと考えたが、さすがに(略)

湯あがりに散歩に出る。夕陽が目の前の岬に沈む。砂嘴のシルエットが逆光に美しかった。

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夕食はすき焼きをお願いしていたら、ちゃんとお砂糖とお醤油を使う関西風だった。このあたりが分布の東限だそうな。それに琵琶湖固有種のビワマス(アメノウオ)のお刺身、サケより柔らかく脂が乗っていて絶品。色は透明感のあるオレンジピンク。ここでしか味わえないところがまた貴重。イワトコナマズの煮付け、これも琵琶湖では湖北にしかいないらしいが、ナマズのように泥臭くなくてふわりとした風味。小ぶりの鮎。鮒寿司などなど。

その後ホタルを見に連れて行ってもらう。田んぼ脇の水路に、はかない光が静かに息づいていた。アマガエル多し。あと何だかわからないけど暗い水田で「キィ」と鳴きかわす鳥。

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湖北の旅:水郷めぐり

京都駅から1時間で琵琶湖の内湖・西の湖に着く。内湖とは、琵琶湖本体からはみだすようにできている小さい水域のこと。水深は浅く、アシ原が生い茂って、本体とはまた違った環境をなしている。ここを和船で案内してくれる水郷めぐりへ。

船は手こぎ。ときどき櫓がきしむほかは、音もなく水面を進んでいく。そのほかに聞こえるのは船べりを舐める水音や、アシの葉ずれくらい。普段の生活じゃ、「静けさ」がいちばん手に入りにくいもの。船の揺れに身をまかせ、ゴザの上でのんびりする。

オオヨシキリが数え切れないほど営巣していて、せっかくの静寂をかまびすしく破る。ほかにセッカ、ヒバリ、カイツブリがさえずる。

水路の両側のアシはまだ伸びきっていない。去年の枯れた茎は水面から2メートルくらい。上空から見たら、アシ原は緑に薄茶色の霜降りに見えるだろう。根元にカイツブリが営巣しているあたりから開けた場所に出ると、鏡のような水面に、安土城跡のある安土山が映っている。ちょっと水墨画のような風景。写真は…とったけど揺れてて全滅。やはり旅の景色は目と心に焼きつけるのがよろしいようで。

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2009年6月14日 (日)

バンのヒナ

バンのヒナを見に行った。まっ黒くろすけに赤いくちばしをつけたみたいなのがたくさん、池の縁をうろついている。大きさはまちまち、まだ親から餌をもらっているのもいる。そしてなんとこいつらには手の指がある。ワニのいる川の上に張り出した木に営巣するツメバケイじゃあるまいし、その指はいったい何のためなのだ・・・

親はやたらと攻撃的で、ヒナを狙うカラスを威嚇するのはもちろん、カルガモ、カルガモ雛、池を泳ぐコイなど目の前で動くもの何にでもつっかかる。自分のヒナもたまに攻撃する。そういえば以前ドブネズミと闘うバン親鳥を見たことがある。地味な印象だが意外と凶暴なのだ。

2009061401_2 小さい池はただいまバンとカイツブリ、カルガモが共同使用中。周囲のコナラの植栽でコゲラの若いのをみかけた。4羽一緒だったので巣立ったばかりの幼鳥かも。すごい枝かぶりだけど、足指をふつうの鳥のようにしてとまってるのが面白いので・・・

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2009年6月12日 (金)

コアジサシの顔

先週とったコアジサシの写真の中に、座っているメスの過眼線がとぎれているように見える一枚があった。拡大してみると・・・

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なんだ、目をつぶっているだけだったのね。

ついでにオスメス並んでいるところの顔も拡大してみたら、過眼線の前の端(目先のところ)が、オスはとがっていてメスは太い。だからオスの方がすっきりした顔つきに見える。

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脚環の文字は残念ながら読めないなぁ・・・



個体差なのか、性差か、はたまた年齢差なのかわからないけれど、妙なことを発見したものだ。コアジサシの顔を見分けられるようになったらすごいぞ自分。

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2009年6月 7日 (日)

イワツバメ・ツバメ

きょうは川じゃなく山。キビタキ、ウグイス、ホトトギスなどに出会ったけれど、だれも写真を撮らせてくれなかったので麓でツバメ類に相手してもらった。

イワツバメの巣

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2枚目、親鳥の「ソックス」が撮れたのがうれしい足フェチ。まん中のヒナは両脇の2羽にはさまれて苦しそう・・・

ツバメ、バストショット

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背景は商店の日よけなんだけど、似合う色でしょ

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2009年6月 6日 (土)

コアジサシ・メイティング

14:00 雨のちくもり

石の河原のあるあたり。コチドリとコアジサシがそれぞれ2,3つがい、ヒバリ、セッカなど飛び回っている。

コアジサシの1羽が河原に座り込んでいるところに、もう1羽が魚を持ってきた。そのあとすぐ立ち去らず、そばに立ってきょろきょろしていると思ったら。

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よくみると2羽とも右脚に脚環をつけている。ウェディングリングというわけではないだろうけれど・・・

このあとメスは最初と同じ場所に座り込んだけれど、トビが来たりすると定位置を離れることも多く、卵はまだないような気がする。オスはときどき餌を運んでくる。

イワツバメ営巣場所も見に行く。巣を直接見るにはかなり勇気と身の軽さがいる場所。巣立ち雛はまだ出てきていないようだった。

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2009年5月31日 (日)

シジュウカラ親子

6:30 くもり時々雨

チョウゲンボウの繁殖場所を見に行く。ざんねんながら現われたのは親鳥ばかりだった。しかも警備員に見とがめられる(街中なのだ)。なんだよ、昨日「奥様はカメラとお散歩」スタイルで撮ってたときは何も言わなかったじゃないか。しかし今日は双眼鏡・デジスコ・カメラのフル装備不審者モードである。早々に退散する。

河原に移動。この辺では珍しくホオジロがさえずっているのをみつけ、美しい声に癒される。柳のてっぺんで喉を反らせ、顔の黒白模様をきわだたせて歌っている。Singing his heart out という言い方がぴったりだと思う。

自宅ちかくまで帰ってくると、植え込みからツーツーツーという声が聞こえた。この時期住宅街でよく聞く声、シジュウカラの巣立ち雛だ。ハナミズキの木にほっぺたの黄色いのが3羽。そのうち親鳥がやってきて給餌。

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右上が親鳥。ヒナ全員おおさわぎ



この下にツツジの植え込みがあって、親鳥はそこで毛虫をとっている模様。多いときは2-3分に1回は運んでくる。もしや大発生中・・・?

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何の種類でしょう?毒ケムじゃないといいけど



毛虫、シジュウカラの餌になってくれるのはいいが増えすぎて農薬まかれたりしないでくれよ。

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2009年5月30日 (土)

モンシロチョウ

朝は雨模様。午後からあがったのでカメラだけ持って散歩にでかけた。モンシロチョウがたくさん飛んでいる。こちらはヤマグワの葉にいたカップル。

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コサギとゴイサギのコロニーは今年も盛況なり。

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2009年5月24日 (日)

雨の半日

7:00 雨

イワツバメの数ペアが土手で巣材を集めていた。足の指まで白い羽が生えているところが、ハイソックス履いてるみたいで可愛い。以前に集団営巣していた建物がなくなったらしいから、この辺に巣があるのだろうか?探しに行きたいが雨が篠ついてきてあきらめる。

なんとなく寂しいので先週とったセッカ、足輪つき。

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2009年5月23日 (土)

コチドリ・コアジサシ

8:00 曇りのち晴れ

今週も石の川原。水際からコチドリの声がピウ・ピウ・ピウ、ククククと繰り返し聞こえる。前半はふだんの声だけれど、後半が聞き慣れない。見ているとなにやら怪しいそぶり・・・ピウ、ピウと言いながら足で地面を掘り、そのあと卵を抱くかのような仕草で座り込むときにクククと鳴く。

ときどき場所を変えるところをみると、本当に巣があるわけではなく、どうやら自分が子育てのうまいオスであることを広告しているようだ。もう一羽(たぶんメス)がやってくると今度は翼と胸の羽毛を広げ、紙飛行機かのしいかのように平らな形で立ち上がるディスプレイをする。メスが移動するとその変な格好のまま したしたした・・・ と走って追いかける。

自分ならこんなノシイカ男について来られたら気味が悪くて思わず笑ってしまいそうだが、メスはまんざらでもない様子、逃げるとも誘うともつかない風情でやっぱりしたしたと走り回る。

コアジサシはまだ少なくて、ときおり数ペアがやってくるのみ。様子を下見中というところ。こちらは2羽がもつれあうように飛び、キュリキュリと鳴きかわす。空中で背中合わせのまま肩越しにアイコンタクト。見えない糸でつながっているよう。

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2009年5月17日 (日)

イカルチドリ

10:00 雨のちくもり 昨日と同じような天気

コチドリかイカルチドリの繁殖がみられないかと思って石の河原があるあたりに行ってみた。イカルチドリがいたので草むらに隠れて粘ってみたが、残念ながらこの個体はシングルのようであった。

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ちょっと機嫌わるい

先週あたりからチョウゲンボウを頻繁に、それも複数見かけるようになった。どうも近くに営巣場所があって餌をとりに通ってきているような気がする。見にいってみると建物にオスの姿があった。今年も繁殖中かな?

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2009年5月16日 (土)

カルぴよ

9:30 くもり 肌寒い 南の風強い

昼間からゴイサギがとびかう。ミサゴが上流から来る。チョウゲンボウ2羽みかける。カルガモの夫婦がヒナを3羽つれていた。ヒナの1羽がカゲロウか何かをつかまえて呑みこんだ。

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なんかとくいげ

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2009年5月10日 (日)

イソシギ

8:00 晴れ 暑い

ちょっと早起きしたら、上空にオオタカの姿を見ることができた。堰下流の瀬ではイソシギが水浴び&羽づくろい中。
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コアジサシの求愛給餌、チョウゲンボウ、ササゴイなど見かける。

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2009年5月 9日 (土)

アオサギ

9:30 快晴 日差し強い

堰にアオサギ、コサギが集まって出漁中。

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アユ踊り喰い


そこになぜかハシボソガラスが混じっている。さすがにアユは無理でしょうと思ってたら、堰の斜面からカニをくわえ取って巣のほうへ運んでいった。

コアジサシ営巣(予定)地を見に行くが留守。コチドリがペアで飛び回る。

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2009年5月 5日 (火)

ゴイサギ現わる

10:00 くもり時々雨 めずらしくホオジロがさえずっていた。

水際の藪にゴイサギ成鳥。相変わらずとぼけたペンギンみたいで可愛いなぁ

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妖怪アンテナ立った

でも、羽づくろいの途中で突然化け物に!

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キョエー

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2009年5月 3日 (日)

モズの雛

公営プールの脇を通ったらモズのつがいに威嚇された。ある植え込みを中心とした半径10メートルほどの範囲を通る人、自転車、車、すべてが対象のようだ。離れたところから見守っていると、オス親がせっせと餌を運んでくる。

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この視線の下に雛。でも姿は見えず・・・

2時間ほど粘っていたら、植え込みの中から雛が顔を出した。か、可愛い。粘った甲斐あり。でも

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おとうちゃーんおとうちゃーん


2,3枚撮るかとらないかのうちに、親を呼んでピイピイ鳴きながら「ぽこっ」と飛び出して地面に降りてしまった。危うい・・・それでもなんとか無事に駐車場横の針葉樹の暗がりに入る。幸い10メートル先からでも覗ける位置だ。

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めしーめしー


父親はイモムシや飛んでいるハチ、アブの類を持ってくる。ヒナはそのたびに大騒ぎして受け取る。昼に近くなるとそれがだんだん間遠になった。メス親の名誉のためにつけくわえると、さぼっているわけではなく、巣立ちして分散してしまったヒナ達を手分けして面倒をみているようだった。

午後1時、オス親がなにか大きな餌を持ってきた。が、ヒナは口を開けようとしない。

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おとうちゃんそれ何、怖い・・・・


あとで写真をみてわかったのだが、な、なんかの鳥のヒナでは?さすがにこれは父親が持ったままどこかへ行ってしまった。自分で食べるのか・・・

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ああよかった、あんなん嫌や・・・


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もうおなかいっぱいやし、寝よ。

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2009年4月29日 (水)

ササゴイ来る

遠いほうの中洲、いつもオオタカがいる茂みに、同じような配色と大きさの鳥。くちばしが長く見えるのでゴイサギか・・・でもよく見ると顔つきがなんとなく違って・・・ひげ模様のあるササゴイ、今年も渡ってきたのだ。

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2009年4月26日 (日)

夏鳥来る

9:30 晴れ 南西の風強い

昨日の雨で水量がふえ、水は強い日差しの下でもやや緑がかって見える。強風で水面が波立ち、また流れが速いので複雑な波紋が浮き、それらすべてが陽光を反射してぎらぎらと燃える。

そうかと思うとちぎれる雲に太陽が隠れるとあたりがさっと暗くなって、対岸に輝く丘の稜線にドラマチックな効果をかもしだす。中州のヤナギやクルミの緑はいよいよ濃く、景色全体のコントラストが強くて立っているだけで頭がくらくらする。

この景色に似合うのは夏の鳥。そろそろやつらがやって来る頃だ・・・と、中州の茂みからまさにその声。ギョギョシ、ギョギョシ、ケシケシケシ!枯れ枝につかまり、腹筋に力がいりそうな独特の姿勢で声を張り上げている。ヒバリ、セッカ、メジロのさえずりも盛り上がってきた。

カメラに電池を入れてくるのを忘れたのでのんびりとぶらつく。林のツグミの群はいなくなっていた。単独の個体をみかけたのみ。ホオジロ類も少ない。カモ類はカルガモとコガモだけになった。そして最後に、嬉しいことにコアジサシが3羽、下流からやってきて鉄橋を越えていった。

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2009年4月19日 (日)

帰り支度のツグミ

9:30 晴れ 日差し強い。ヤナギやクルミの花房が出ている

堰の下流の林に、先週からツグミが30-40羽集まっている。目の前に芝生の広場があるので、そこで採食しては林へ帰ってきて、枝で休んだり流れに降りて水浴びしたり、のんびり暮らしている。

遠慮がちな口笛のような声でさえずっているものもいて、旅に出る前のひとときを楽しんでいるように聞こえる。冬に聞く地鳴きが寂しげな分、ひかえめな歌には春がきた喜びがあふれている。

機嫌よさそうにしているところをなんとか撮ろうと先週からトライしているが、なかなかうまく表現できないものだ・・・

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2009年4月18日 (土)

アメリカヒドリ?

11:00 くもり 菜の花と八重桜が満開

アオサギ、コサギ、ダイサギが堰下に集まって小魚をとっている。堰の上では渡り途中のカモ類が羽を休めている。ヒドリガモ、コガモ、ヨシガモ2つがい。オカヨシガモのメスらしいのが1羽。

ヒドリガモ6羽の群が採食していて、3つがいだと思っていたら1羽だけどうも様子が違う。顔は赤褐色でなく灰色の濃淡、上下にわかれる模様があるが、緑色は見えない。額はヒドリガモのクリーム色よりもっと白っぽい。上面は灰色でなく褐色、脇がヒドリガモの胸のようなぶどう色にかすかな横縞。尻はオスの白黒パターンだ。

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ヒドリガモの特徴はあまりないけれど、アメリカヒドリとも言い切れない中途半端な感じ。交雑個体?何者・・・?

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2009年4月16日 (木)

異国の窓に

職場の自分のグループは実は多国籍で、5都市にまたがっている。定例の電話会議をやっていると、どこからか鳥のさえずりが聞こえてくる。口笛のような音質とはっきりしたメロディのピポ、ペポという声。「いい声だね。どこで鳴いてるの?」と訊くと、インドのプーネから「ここ。窓の外に木があって」という答。時差は3時間半、むこうはまだ朝だが気温は36度あるそうだ。

「なんていう鳥?」「ノネ」「名前がないNo Name?」「ちがうちがう、ノネっていうカッコウの種類なの」ふうん、いいなぁオフィスの窓の外でカッコウが鳴いてるなんて。電話のおかげで、まぶしい夏の朝のおすそわけにあずかる。1時間打合せして会議は終わったが、ノネは最後まで参加していた。

帰って鳥名辞典でCuckoo, Indian の項目をさがすと、セグロカッコウ Cuculus micropterus とでた。「インドではごく普通の種類、オレンジペコーと聞こえる声で昼も夜も鳴き続ける」とある。たしかにそんな節回しだ。聞きなしが紅茶の名前なところにインド風の優雅さを感じる。日本に旅鳥として飛来することもあるらしい。いつか会えるかも。

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2009年4月12日 (日)

コムクドリ

コムクドリが来ているよ、と教えてもらって土、日曜とも堰下で粘っていたら。土曜は藪の中でちらりと見かけたけれどすぐ見失った。きょうはあきらめて帰ろうとしたときに、柳の梢にみょうに身軽な小鳥をみつけた。すばしこいというのではなく、スズメよりも大きい身体で細い枝先までつつつ・・・と伝っていって、すぐに枝移りしてしまう。スコープに入れたら頭が白っぽくてほっぺたに赤丸がある、コムクドリ♂だった。旅先の地方都市で群をみかけたことがあるけど、ここでは初見。夏鳥だからどこかへ移動する途中?

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2009年4月 6日 (月)

住宅街のエナガ

ひさしぶりに実家をたずねた。郊外の住宅街で、ささやかな庭もある環境。母が植木の枝につるすミカンやリンゴを目当てにメジロやヒヨドリが集まる。母はメジロを可愛がり、ヒヨドリが体の大きさにものをいわせてメジロを追い払うといって怒る。メジロには餌がとれるが大きい鳥にはとれないような工夫はないかと訊かれたが、巣箱のようなものに果物を入れてしまうと食べる姿が見えないし、ヒヨも平等に愛してやってくれと言うしかない。

午前中庭を眺めていると、ほかの種類もつぎつぎやってくる。コゲラ、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、カワラヒワ、スズメなど(スズメは栄養がいいのか、ふだん川でみかけるのより太ってみえる)。玄関脇の小さなつくばいが鳥の水場となり、庭木につく虫も餌となっているようだ。今朝はエナガが一羽だけ梅の木にやってきて枝をつついていた。メジロよりさらに小さい白黒の体にプラム色の差し色が愛らしい。

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2009年4月 3日 (金)

ベニマシコ、声だけ

8:00 晴れ、暖かい

オオジュリンが大漁。5,6羽の小群がいくつか飛び回って採食している。すぐそばに人間がいても平気で、枯れオギの茎をつついてぱりぱり音をたてる。写真をとりまくったがあまりにもたくさんいて飽きてしまった。

中州の藪からピ、ポという声がする。まちがいなくベニマシコの声なのだが、どうしても見つからない・・・ネコヤナギの中にちらりと見えた姿は、ピンク色っぽい腹と白線のある翼だけ。

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2009年3月29日 (日)

オオタカ

10:00 曇りのち晴れ

オオジュリン、シメ、アオジ、ウグイスなどの小鳥。ヒドリガモ50羽くらい群れている。

藪にオオタカ成鳥(後頭部が白い個体)。胸がふくらんでいると思ったら、足元に何か獲物があるようだった。頭を下げて少しずつついばんでいる。

オオタカ幼鳥くる。しばらく前に堰下で見た小さくて若い個体に似ている。こいつは目の前でペレットを吐き散らした(うう)。そしてコチドリを追いかけの、ハクセキレイを追いかけの、まるでハヤブサのように暴れまわる。

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2009年3月21日 (土)

メジロ水浴び

9:30 晴れ 南東の風冷たい

いつのまにかすっかり春。カイツブリの二つがいが縄張り争いをしている。キュルルルル・・・とけたたましい。冠羽がすっかり伸びきったカンムリカイツブリのペアは、向かい合って同時に首を振るディスプレイを。

手前の中州のエノキにモズがいた。アイマスクのはっきりした、まるでオスのような顔の個体なのだが、腹に鱗模様があり翼に白斑がないのでメスらしい。そこにオスがやってくると翼をぷるぷると震わせて甘える。男顔のくせに可愛げなしぐさ。オスがくわえてきた虫を食べさせる。求愛給餌のあと、オスは次の餌を探してぽいっと飛び降りた。枝の上でじっと待つメス。が、そのうち待ちきれなくなったようでオスを追って藪に消えた。

午後は場所を変えて山の方へ。日本庭園のつくばいにシジュウカラ、メジロ、ヒヨドリがやってくる。撮っているうちに足元でがさごそ音がすると思ったらコジュケイのペアがうろうろ。なんだその落ち着きようは?そのほかにアオジ、エナガ、ヤマガラ、シメ、野良ワカケホンセイインコなど見る。

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風呂上がり

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2009年3月20日 (金)

荒れ模様の一日

午前中は強風+雨で出られず。午後から晴れたが、北風は強いまま。

藪にオオタカ成鳥。風を避けてか、地面に座って頭だけ見えている。

チドリ類が三羽、連れ立ってピウ、ピウ、ピウ、ピピピピピ・・・と鳴きながら飛んでいった。翼帯は見えなかった。とっさにコチドリだと思った。翼帯がないと確認したわけじゃないからイカルチドリでないとも言い切れないけれど。こんな風に連れ立って飛び回るのはコチドリなような気がする。もう到来したのかも。

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2009年3月15日 (日)

プールの鳥

10:00 晴れ

オオジュリンが5羽、枯れオギの中を飛び回りながら、チュリーン、チュリーンとかわいい声で鳴き交わしている。藪にオオタカ成鳥、閘門にハヤブサ若鳥。カンムリカイツブリ夏羽。オオバン、ヒドリガモ、オカヨシガモの群が中州に上がって採食している。

夕方、カワウねぐら入りを数え終わって帰ろうと市民プールの横を通ると、水面に何か浮いている。カルガモはたまに見かけるが、なぜか今晩はキンクロハジロがぷかり。

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2009年3月 8日 (日)

湖畔の鳥

湖のそばのオーベルジュへ小旅行にでかけた。湖岸をドライブ中、駐車場に三脚が林立しているのが目に入った。ぜんぶ白鳥のいる湖の方ではなく反対側を向いている。このあたりヤドリギが多いのに気がついていたので、車を停めて双眼鏡でのぞくと、思ったとおり。キレンジャクとヒレンジャクが混じった群が木の上で採食したり、地表におりてたまった水を飲んだりしていた。

キレンジャクを生で見たのが初めてだったので思わず「緋と黄とまじってる」とつぶやくと、200mmくらいのカメラを手にしたおじさんが「色なんか見てわかるの?」そのレンズで見えないのかな。白黒カメラ?

その他、湖にいたのはオオバン、ホシハジロ、コハクチョウ。番外編でコブも。

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2009年3月 7日 (土)

ツバメ初認・オオタカ幼鳥

晴れ、北風強いが暖かい

今日も堰下に陣取る。先週のムシクイ?その2は別の方が写真に撮られていた。全身ばっちり写っているのだがそれでも同定はむずかしいのだとか。

オオタカの幼鳥を3度みかけた。全部同じ個体かどうかはわからない。最初はカワセミをスコープで見ていたら首をひねって空を見上げるので真似をして顔を上げると、茶色っぽいタカが上空を通過していくところだった。比較的小さいように見えた。

2度目は中州のクルミの木に座ってこちらを向いていた。写真だとわかりにくいがずいぶん小柄で、その場ではオオタカかどうか確信がもてなかった。でも図鑑と比べるとどう見ても若いオオタカの模様。オスの幼鳥なのか?最後はやはり中州の別の木にとまってハシボソガラスに絡まれていた。

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足が華奢なかんじ

ツバメが1羽、川面を行き過ぎる。ここにも春が。

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2009年3月 1日 (日)

何だかわからないムシクイ その2

くもり、寒い

昨日のムシクイを探そうと思ってきたが、天気わるく、寒い。同じ場所で粘っていたら、引き上げ間際に違った種類(だと思う)を見た。やっぱりかなり小さく(10-12cmくらいの感じ)、今度は上面が緑褐色で下面が汚白色。顔には薄く眉斑がある。ウグイスの尾羽を短くしたような印象。翼帯はあるかないかよくわからなかった。茂みの中にいるときはすばしこく、出るときは高く上がり、ぎくしゃくと舞い降りてまた藪に飛び込む。こちらも何かわからず。小さいウグイス?

カモ類はコガモのみ。ウグイスが一節だけさえずるのを聞く。写真は寒スズメの2009030101 木。

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2009年2月28日 (土)

何だかわからないムシクイ

くもり、寒い

普段と同じ顔ぶれ、マイナス猛禽類であまりエキサイティングなものは見かけず・・・河岸を変えることにして、といっても対岸へ渡るわけではなく堰の下流へ行ってみた。ここは流れの真ん中に堰ができる以前の地面が残っていて、その両側を堰からの流れが取り巻く形になっている。この巨大中州には立ち木、畑、オギ群落などが入り混じってなかなかよい環境だ。ただし岸から遠いので観察にはやや不便である。

畑の中でホオジロが一フレーズだけさえずった。キジ雄をみつけて枯れオギの中を覗いているうちに、何かわからない小鳥をみつける。ともかく小さくてすばしこい。大きさはたとえるならキクイタダキくらい。容姿はウグイス類、飛び方もぎくぎくと飛ぶ。全体に薄茶色。上面の肩から胸あたりに細くまばらな縦縞模様あり。顔にはっきりした眉斑はない。足は橙赤色。全体にセッカを小さく色を薄くした感じ。小さいセッカなのか、何かほかのものなのか?わからずじまい。

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2009年2月22日 (日)

アリスイ

9:30 晴れ

そろそろ春の準備が始まっている。柳の大木は遠くから見ると全体に緑色っぽくなってきている。枝が芽吹いてきているのだ。ハシブトガラスがその上にある古巣で鳴いている。ハシボソガラスはサッカー場の照明灯に巣材を運んでいる。

オオタカ、2週間前に見たのと同じような白斑のある個体が中州の藪に隠れていたが、チョウゲンボウが小鳥を狩ったときに一緒にみつかり、カラスやセグロカモメにモビングされて去る。

その後はあまり変わったものは出ず、お天気もよくぽかぽかと暖かいのでオオジュリンやホオジロなど見ながら座り込んでだらけていた。そこへ「アリスイだ」の声がかかってあわてふためく。

2009022201

ああ、写真とるの出遅れた

このところ、近辺でアリスイが出たという目撃情報を聞いてはいた。自分にとっては初見の種類。図鑑などで不気味な模様と行動の鳥という印象があったけれど、本物はふわふわの羽毛が逆光に輝いて可愛らしい。顔だってそれなりに愛嬌がある。でもよくみると羽色がおばあさんの着物の柄みたい。頭から背中につづく黒い線がヘビのようにもみえる。全体の印象は「キモカワイイ」

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2009年2月15日 (日)

ヒヨドリ・オオバン

10:00 くもり

昨日が例外的に暖かかったせいなのか、顔ぶれが一日ですっかり変わってしまった。猛禽はまったくいない。カモ類も少数。ホオジロ類も少なく、かわりにムクドリやドバトがやたらといる。みんな春が来たと思って山に帰った?このまま春になってしまうのだろうか?

遊歩道わきのサクラ、ぜんぶ八重桜だと思っていたのだけど、二本だけが濃桃色の花を咲かせ始めている。寒緋桜?緋寒桜?たしか沖縄に多い種類だ。ヒヨドリがやってきて、開いた花に次々とくちばしをつっこんでいる。一休みしているところを撮ってみた。

2009021501

くちばし、花粉で真っ黄色・・・



オオバンは多い。全部で60羽くらいいて、小群にわかれて採食している。ときどき中州に上がって緑の草を食いちぎっているが、臆病ですぐ物に驚いて水に戻る。草をくわえて降りようとするときに足が映った。なんだこのヒレは・・・バッタかナナフシか?

2009021502



弁足、というそうな

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2009年2月14日 (土)

オオジュリン

10:30 晴 春の陽気 ヒバリさえずる 

このところ猛禽類をよく見る。一昨年はオオタカ、昨年はハヤブサばかりだったが今年は何種類もいっぺんに出る。見る方にとっては楽しいけど、生活がかかっている本人たちはそれどころではないと思う。

ハヤブサ若が閘門のてすりに。朝から狩をしては失敗していたそうだ。目の前をオオタカ成鳥が横切って中州の立ち木にとまった。カイツブリやツグミが激しく警戒音をたてる。

ハヤブサ 「ちっ、目立ちやがって素人かよ・・・迷惑な」 飛び去る。

オオタカ 「あ~失敗した~。ハヤブサもいるししばらく隠れてよっと」 定位置の藪に入る。

ハヤブサ、鉄塔に戻ってくるが、首をひねってしきりに上を見上げている。視線をたどるとチョウゲンボウが上の段にとまって何か食べていた。

チョウゲンボウ 「う、なんか狙われてる感じ」 飛び去る。

ハヤブサ、下流の中州の何かを狙って飛び立つ。速っ!でも失敗。

トビ、上空を通過する。 「うわ、なんかいっぱいいて荒れてるな。パス」

昼過ぎには誰もいなくなった。写真はオオジュリン。めずらしく目の前で茎の上の方にでてきてくれた。

2009021401_2 脚環がついている。どこから来たの?

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2009年2月 8日 (日)

キンクロハジロ・ヒドリガモ

晴れ 強風

風が強いので、いつもカモ類が群れている対岸近くの深いところは高い波が立っている。ヨシガモがいるようだが、じっと見ていると船酔いするのであきらめ。

カモの一部はこっちの岸に避難している。コガモ、マガモにくわえて、ヒドリガモ少数の群。キンクロハジロ1羽。羽の光り具合がきれいなんだけど、手前のオギが映りこんでて残念・・・。

2009020801

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2009年2月 7日 (土)

猛禽4種

9:30 晴

めずらしくノスリが中州の木にとまっていたが、カラスに追いかけ回され、けっきょく逃げ出す。弱い・・・

ハヤブサ、堰閘門の手すりの定位置にとまっていたが、セグロカモメに追いかけ回され、キャアキャアと鳴きわめく。弱い。

チョウゲンボウ、こっそり鉄塔の裏側に来てこっそり去っていった。

オオタカ(これは別に弱くない)、いままで見たことのない個体。成長羽になりかけ、翼に少し斑があって、頭部の色がすごく薄い。こっちを向いた顔はまるでシロフクロウか白猫。遠くてうまく撮れなかったけど、記録のため。

2009020701

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2009年1月26日 (月)

イカルイカルシメイカル アトリ

10:00 晴のち曇 イカルがいるという支流沿いの公園へ来てみた。

シメの群が地上で採食したり、枝を渡っていったりしている。イカルは少数混じっているらしく声だけ聞こえる。でかいカメラバッグを自転車に載せたおじさん二人組が来て一瞥し、「シメばっかやな」「シメシメ、とはいかんな」と駄洒落をかまして去っていく。いや、姿は見えなくてもイカル鳴いてるんですが・・・

とはいえシメ100:イカル1ではあまりに効率が悪いので移動する。サクラやエノキが植わっている林へ行くと、シメのチッという声ではなくコポポポ・・・というような声を出しながら飛んでいく群に会った。

追っていくと、一斉に地上へ舞い降りて採食している。200羽くらいはいるかな?堅いものを食べているらしくばりぼりばりぼりという騒音があたりに響き渡る。なんか軽作業の工場ですか、ってくらい。構成はイカル9割、シメ1割くらい。

2009012601_2



一羽だけまちがい探し。

いったい何を食っているのかと思って群が去った後に地面を探してみた。黒い木の実がたくさん落ちていた。外皮は乾燥して堅く、噛み割られたものを見ると果肉はオレンジ色でぱさぱさしている。エノキの実らしい。口に入れるとほのかに甘いけど、たくさん食べると喉が渇きそう。

イカル三昧で満足して帰ろうとして、一本だけ満開だった梅の枝にふと目をやると橙色の羽が。アトリが一羽で静かに座っていた。

2009012603_3

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2009年1月25日 (日)

チョウゲンボウ、カワラヒワを捕食

10:00 雪がちらついた前日とちがって快晴+南の風で暖かい

鉄塔にチョウゲンボウがとまっていた。飛び立って中州の方へ向かうと、翼を閉じてスピードを上げる。枯れオギのむこうに消えるのと同時に、小鳥の群がぱっと飛び立った。

チョウゲンボウは・・・出てきた、何かつかんでいる。鉄塔に戻ったところをみると、獲物はカワラヒワだった。目の前でおもむろに頭の方から食べ始める。

2009012502_4

が、スコープで見つめられるのが嫌だったのか、このあとすぐ食べかけのカワラヒワを持ったまま対岸の方へ飛んでいってしまった。

今までチョウゲンボウの捕食場面はバッタばかりで、鳥を獲ったところを間近で見たのは初めて。気のせいか表情も野性的に見える。。。

午後はべつの雑木林へ。ここでもアカハラらしい鳥に逃げられる。シジュウカラ、メジロ、コゲラの混群にかこまれる。高い枝にオナガの群、カシラダカ1羽。林と隣り合った河原にアオジとホオジロ多数。河原上空にノスリ。

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2009年1月18日 (日)

探鳥会・雑木林

10:00 曇、寒い

ベニマシコは出なかった、残念。オオタカ成鳥が堰の上と下の2か所に。鉄塔にハヤブサ若鳥。地元在住の著名な野鳥写真家が主催する探鳥会に遭遇したので、まぎれこんで話を聞く。オオタカの雌雄、カイツブリの繁殖時期、カワウの漁に便乗するコサギ・ダイサギの生態など。

帰りにちょっと違う道を通ったら、雑木林のある公園があった。シメが高い枝で鳴いていた。藪の中にはウグイスも。それからアカハラのような「ポポポポッ」という声が聞こえて、その後唐突な警戒音とともにそれらしい姿が飛び去ったのだけれど、よくわからなかった。また来ることにしよう。

2009011801

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2009年1月17日 (土)

ベニマシコ、♀だけ

15:30 晴れ

きょうは午後から。堰下の中州の高木にホオジロが何羽かとまっているのだが、様子の違うのが一羽・・・ホオジロより小さくて細身、地味な感じの茶色。

その後、岸辺の枯れオギのアオジを探していると、ピ、ピ、ピ、ポと鳴き続ける声がする。あ、これは聞き覚えがある。柔らかいけれどよく響くベニマシコの声だ。探すと地面に近いところにいたが、そこからなかなか出てこない。

ちらりと見えた姿は、頭から上面が茶色、翼に2本の白線。外側尾羽が白い。下面は白っぽく、胸に縦斑、脇腹がすこしオレンジ色がかっている。頭頂から後頭部の羽が立っていてヘンな形。まるで「オシャレっぽくしようと髪を立ててみたけど、頭の形が悪くて失敗しちゃった男の子」みたいである。

オギにしがみついたまま首を伸ばし採食しているようだったが、つと飛び立って対岸へ行ってしまった。もう日没近いので今日はもう見られそうにないが、明日来てみたらオスもいるかもしれない。

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2009年1月16日 (金)

バードストライク

ハドソン川に不時着したUSエアウェイズ機が話題になっている。原因は鳥。具体的に何を吸い込んだのかまだわかっていないようだけれど、両方のエンジンが停まるとは、群れで飛ぶ大きな鳥(ハクチョウとか)か高密度の大群をつくる小鳥(ムクドリとか)だろうと思っていたら、CNNに専門家の記事が載っていた。20年来バードストライクの研究をしている農務省の人だそうだ(航空宇宙局とかじゃないのね)。

それによるとバードストライクは報告されないものも多くて正確な実態を把握するのは難しいらしいが、米国内でカナダガンやシロペリカンによる事故、ローマでムクドリによる事故が紹介されている。件数は増えていて、その理由はいくつか考えられる。

アメリカでは70年代以来の自然保護活動が実って、大型の鳥の数が増えていること。鳥の方も人間活動に慣れてきていること。北米に生息する体重4ポンド(1.8kg)以上の鳥は、カナダガン、ハクガン、ハクトウワシ、オオアオサギ、double-crested cormorant(でかい鵜だな)、ヒメコンドル、クロコンドルなど36種いるそうだ。

商用の航空機は4ポンドまでの鳥をエンジンの一つに吸い込んでも落ちないように設計されている。そういえば料理用の七面鳥か何かをエンジンに放り込んでテストしているところをテレビで見た覚えがあるな。冷凍庫から出してすぐ使ったらエンジンが壊れて大失敗とか。

もうひとつはエンジンの進化。エアバスA320に採用されているような最新式のターボファン方式は音が静かなので鳥からすると聞こえにくいのだ。これはちょっと電気自動車の話を思い出した。音がしないので視覚障害者に危険だから、わざとノイズを発するように設計しなおしたという。

各空港ではもちろん鳥を寄せつけない対策をあれこれ行っている。メインの対策は鳥が住みにくい環境にすること。餌になる動植物を駆除、止まり木になるようなものを設置しない、などなど。それから追い払い。面白いところではハヤブサを飼って鳥を脅かす方法もあるらしい・・・ううむいっそのこと飛行機の方をハヤブサ模様に塗ってはどうか。

前にも書いたけれどうちのフィールド近くには飛行場があって週末には小型機がたくさん飛び回る。川辺にはけっこう大型の鳥がいる。アオサギだのカワウだのにぶつからないようご注意を。

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2009年1月 3日 (土)

どれもチラ見

10:00 

きょうも快晴 でも風強くて誰もいない。鉄橋の上にヒメアマツバメらしい姿をみかける。晴れているのにめずらしいと思ったが、やはり風のせいなのかな?

堰のゲートの隅にハヤブサ若鳥の姿。すぐに建物の裏側に隠れてしまう。

ハヤブサを待つうちに空を見上げると、遠くにトビのような姿が・・・尾をみると丸い、下面白っぽく翼に黒い斑、久しぶりのノスリ!と思ううちに飛び去る。

中州のほうにいくと藪の中にオオタカ。でもこれもどういうわけかさっさとどこかへ行ってしまった。うーーん、こんな日もある。川辺で昼寝して帰る。

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2009年1月 1日 (木)

初ミサゴ

初日の出・・・には間に合わなかったけれど、めずらしく海からの訪問者が。最初はかなり距離があったけれど、腹から見るとカモメ類に見える猛禽というと・・・

2009010103_2

下は別のショットを少しトリミング。

2009010102

下向いて、何か探してます

普段より少し下流に足を伸ばすと、ホオアカ、イカルチドリなどの姿も。原っぱにタヒバリがたくさん・・・と思ったら半分以上ヒバリだった。あまりちょこまかしてなくて、地面にへたりこんでいたり、警戒しても飛ばずに草むらから顔だけだしているところがとぼけてて可愛い。

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2008年12月29日 (月)

霜おりる オオタカ

8:00 晴 オオタカが柳の大木で朝日をあびていた。

2008122901




飛び立ってネズミモチの木に移動。水面から2-3mの枝からダイブして水浴び。迫力だったけれど写真はとれず。その後枝の中に入る。

2008122902

バックが常緑樹だとぜんぜん印象ちがう

上の写真を撮っている頃にチョウゲンボウが来てオオタカにつっかかりキイキイと鳴く。若いオオタカかハイタカ、カワラヒワを襲い、何もとれずに飛び去る。枯れオギの中にカシラダカ1羽。中州にオオジュリン2羽、ウグイスなど見る。

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2008年12月28日 (日)

オオタカ、至近距離

11:00 快晴

ちょっと遅くなったな・・・と思いながら双眼鏡でざっと見渡す。中州にある、唯一常緑のネズミモチ。夏はゴイサギねぐらなので、中のほうに濃灰色と白の鳥をみつけたときはゴイかと思った。でも尾が長い・・・オオタカだった。

そこから飛び出して、オオバンとバンの群を襲う。失敗してそのまま中州に沿って飛び、エノキの立ち木にとまった。昨日チョウゲンボウがいた木だ。

2008122801



至近距離、でもやっぱり枝の中のほうにしかとまってくれない

ここに20分ばかりいたかな?カワラヒワ、ツグミなどは同じ木に自由に出入りしていたが、オオバンとバンは警戒態勢で水面に並び、 2 2 2 こんな感じでオオタカを見つめながら固まっていた。

後頭部の模様がこのところ見る個体と同じ。あとで柳の大木に移動してハシブトガラスに絡まれたところを見ると、サイズはブトより少し小さいようだった。

その他、ウグイス、ジョウビタキ♀など、小鳥多し。

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2008年12月27日 (土)

チョウゲンボウ少年

前夜寒く、朝も快晴のせいで冷え込み、氷張る

ヒバリがビル、ビルと鳴きながら飛び回っている。オオタカはいつもの藪。気温が上がると、もそもそと枝を登り日向に出てくる。2時間くらい太陽で背中をあぶっていた。その間、まわりにカワラヒワ、ツグミ、キジバトなどが来ても興味を示さない。体が暖まったところでぽいっと飛び降りて藪に入ってしまった。

昼すぎた頃にチョウゲンボウが目の前の立ち木にきた。いつもの個体らしい。草むらに降りて何か捕まえてきた-バッタ?
2008122701

お尻に枝が刺さってるけど・・・大丈夫?



最近の主食はこのバッタ類。ところで、こいつの性別がずっとわからないのだけれど、ちょっとヒントが。
2008122702





頭は灰褐色でオスともメスとも知れず、尾は茶色に横斑でメスっぽい。が、この写真では青灰色の上尾筒が見えている。この特徴が猛禽ハンドブックの「オス幼鳥」と同じだ。メスはここにも黒斑がある。オス成鳥では上尾筒から尾羽全体が青灰色になるらしい。ということで、若いオス?そうなの、ボク?

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2008年12月21日 (日)

オオタカ受難

9:30 晴れ 南風強い。オオタカ、いるのはわかっているのに(早朝に目撃証言あり)、姿が見えない。

暖かい日で、カヌーやウィンドサーフィンの人が出る。気持ちよさそうだしご本人は自然とのふれあいを楽しんで結構な趣味だとは思うが、バーダーにとっては都合が悪いこともある。観察していた鳥が驚いて飛んでしまうと、どうかすると岸では○※△という呟きがもれたりする。

ところが今日のようにオオタカが藪に隠れたままだと、勝手なもので人が来て追い出してくれないかなどと思う。昼過ぎ、カヤックが中州を二周したときにやっと出てきたのがこれ。

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本当に「いた」ってだけの写真ですが・・・

オオタカにしてみれば、カヤックもさりながら、66mmとか88mmとかの大目玉で見つめられるのも気持ちの良いものではなかろう。スコープでごそごそやっているとよくこっちを睨んでいるし、カメラ目線の写真が多いのがその証拠。もともと森林の鳥で、木に隠れて獲物を狙う習性からか姿を見られるのを嫌う印象がある。その点、何も気にしてなさそうな(ゴメン)ハヤブサと違うところ。

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2008年12月20日 (土)

川のスズガモ

9:00 晴れ
カワラヒワの群れが木にとまっていて、一羽だけ体型が違うと思ったらシメだった。ちょっとだけ珍しい。

もう少し珍しいの-茶色いカモが一羽だけ泳いでるのを見つけ、スコープでのぞくとくちばしの周りが白い。
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スズガモのメスだと思うのだが、なんでこんな川に?それも独りで?スズガモというと大群で海にいる印象だけれど・・・頭は後ろから見るとヘンな形、横から見ると丸っこい。コスズガモではないと思う(図鑑とさんざん見比べた結果)。

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2008年12月13日 (土)

ツグミ

堰上のオカヨシガモはすっかり居ついたようだ。5-10羽がヒドリガモ・コガモ・オオバンの群と一緒にいる。

2008121301

対岸近くの中州の木にツグミ。

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2008年12月 4日 (木)

オフィス街のヒヨドリ

会議中に、背後の窓から「カカカカッ」というノックに続いてばさばさいう羽音が聞こえる。ヒヨドリの来襲だ。最近いつもなので同僚たちも驚きもしない。「また鳥だ」「きっと巣があるんだね」などと言い交わしている。窓ガラスはすでに糞で汚れてきている。

ヒヨドリ自体は近くの公園や街路樹にたくさんいるが、不思議なのはここが高層ビルの真ん中あたりなこと。ケヤキの梢ははるか下。なのに毎日同じ窓にやってくる鳥・・・さすがにいま繁殖はしてないだろうし、ガラスに映った己の姿に縄張り争いをしかけているにしても、何百とある窓の中からここだけを選ぶ理由はない。

ひとつ考えられるのはわが社のインテリアだ。妙ないきさつで台湾の会社が設計し施工会社のカタログにも載ったというガラス張りの面妖なデザインで、当初、窓際や通路にはエキゾチックな造花がびっしり植えられていた。早い話、夢幻会社を地で行くような環境だったのだ。仕事する分にはこれが邪魔でしかたなく、メインオフィスの造花は私たち勤勉な社員によって早々にむしられてしまった。今では会議室だけに手つかずのジャングルが残っている。

ヒヨドリはこれに惹かれているのか。食物が少なくなる時期、たまたま高いところを飛んでいると、ど派手なピンクの巨大な花が見えた。これは蜜がたっぷりありそうだと思って飛びつこうとするが、なぜかうまくとまれない。腹をすかせ、今度こそ・・・と思って毎日やってきているのだとすれば申し訳ない話である。ここはヒヨドリのために私が最後の花をむしるべきか・・・でも仕事中に鳥と出会えるのは貴重な息抜き。かわいそうだけどしばらく通ってきてもらおう。

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2008年11月30日 (日)

カンムリカイツブリ

9:30 晴れ 気温上がって暑い。堰上にカンムリカイツブリ。

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キター

突然そこら中の鳥がパニックになって飛び立ち、何だなんだと見ていると、カラスの群の先頭に獲物をつかんで低く飛ぶ猛禽が。下流の常緑樹に入ったが遠いのと暗いので姿は判別できず。カラスが十数羽周りの木にとまってのぞきこんでいる。獲物はドバトくらいの大きさと色に見えた(ヒドリガモもありうる感じ)。食事するのに木の中に入ったことからオオタカかな?ハヤブサはもっと開けたところで人目もカラス目も気にせずに食べるもの・・・

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2008年11月29日 (土)

ヨシガモ

9:30 晴れ

堰上に、ヒドリガモとオオバンに混じってヨシガモが2羽来ていた。ほかにオナガガモ、キンクロハジロ、カルガモ、コガモ。

2008112901

なぜだかキンクロハジロとずっとツーショット

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2008年11月24日 (月)

チョウゲンボウ

9:00 くもり

先日と同じ、堰下の中州にある木にチョウゲンボウがとまった。頭の色が灰とも茶ともつかない中間色・・・柔らかくていい色合いなのだが、識別に困る。メスだと思っていたのだが若いオスという説も。今日も4箇所ほどの止まり場所を巡回しながら、昆虫や小動物などを獲って食べている。

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真剣な目・・・

ま、オスでもメスでも可愛いからいいか。遺伝子解析にもとづく最新の研究では、チョウゲンボウを含むハヤブサ科はワシタカ目からはずれてオウムに近いグループとされたそうな。以前からハヤブサやチョウゲンボウの顔がセキセイインコやオカメインコそっくりと思ってたので納得した気分。

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2008年11月15日 (土)

ホオアカとか

9:00 曇のち晴
電線にカワウ300位。サギ類は青と大。オオバン28、バン1。カモ類はヒドリガモの群にコガモ数羽、キンクロハジロ1、オナガガモ♂1が混じっている。イソシギ、ユリカモメ。カワセミ。セキレイ類は白黒黄の3種。そういえばタヒバリを探しに行かないと。モズ。カワラヒワ。セッカ。アオジ。

ハヤブサ若鳥、堰のゲートにいるところをハシブトガラスにみつかって嫌がらせされる。頭に白い羽。後頭部からうなじと風切は黒く成鳥ぽい色。雨覆と尾羽は灰褐色に淡褐色の羽縁、胸も褐色の縦縞があって幼鳥羽。先シーズン居ついていた若鳥と同じ個体でもおかしくない感じ。カヌーがヒドリガモの群に近づいて飛び立ったところを狙うが失敗。

チョウゲンボウ♀、珍しく中州の木にとまっていると思ったらさっと舞い降りて大きいバッタを捕らえてきた。左足でつかんでむしゃむしゃ。翅をむしり肢をむしってあっというまに食べ終え、残骸をぽいっと捨てた。

水辺の柳になんか2羽とまってる・・・ホオアカだった。昨シーズンは一瞬の出会いだったけど今日はもう少しゆっくり観察。頭は灰色に黒い線、後方に伸びる白いアイリング、頬は赤茶、黒線白線黒線白い喉の順。胸はクリーム色に黒いまだら、その下の赤茶色の線はごく薄い。

とくに珍しいものが出たわけじゃないけど、全部あわせたら35種くらいはいったかな?ほとんど移動していないのにいろんな種が次々と目の前に現れてくれて、お天気はいいし、いつもこんなに楽ならいいな。

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2008年11月 9日 (日)

カワセミ、縄張り争い

10:00 くもり、寒い

カワセミが2羽同じ木にとまってツリリリ・・・と鳴いている。両方ともくちばしの黒いオスで、頭をひょいひょいと上下して相手を威嚇したり、飛びかかったりしている。どうやら縄張り争い?その後も3羽くらいがツィーと鳴きながら水面すれすれを追いかけあったりしていた。

どういう心理なのか、自分を含めた鳥好きのあいだでカワセミはあまり人気がない気がする。いや、他の鳥と平等に好きなのだが、カワセミに限ってそれを素直にあらわせないというべきか。珍しくない種に反応しすぎるのは素人ぽい気がするのか、写真の素材としてこの鳥ばかりもてはやされるのに抵抗があるのか、どうもカワセミを観察するのに意味もなく人目をはばかるようなところがある。今日はあたりに誰もいなかったので、縄張り争いの模様をゆっくり見ることができた。

カワウ電線に500以上。カモ類はマガモ♀、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ約100、ハシビロガモ1、キンクロハジロ1。小鳥類ではアオジが数羽いたのと、普段ここではあまり見ないシメが水辺の柳にいたのが収穫。

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2008年11月 2日 (日)

蘇州鳥曲 つづき

200811020810000 さらに歩いていくと、どこかからギャーギャーという鋭い鳴き声が聞こえてくる。でかいモズが国旗を掲げたポールのてっぺんにとまっていた。体長30cm近くあるかな?頭が灰色、黒いアイマスク。喉は白、全体に赤茶色、風切が黒と茶色。長い尾は黒と灰色。ひとしきり鳴くと、長い尾をなびかせながら近くの木まで飛んでいって、またイチから騒ぎたてる。

この大きいモズは以前にインドネシアで見た覚えがある。Long-tailed Shrikeというやつ。でもこんなに赤っぽくなくて灰色だったと思う。図鑑でみると分布域南部の亜種は頭と背が灰色、北部亜種は頭が黒く背が茶色いとある。こいつは中間というところか。

さてお腹がすいてきたので朝食にしようとホテルに戻りかけると、20階あたりの壁の飾りに何かとまっている。が、さすがにホテルの窓に双眼鏡を向けるのはためらわれる。眺めていると飛び立ってこちらに向かってきた。その形は間違いなくチョウゲンボウ。公園の上で向きを変え、近くの高層アパートのむこうに姿を消した。

なるほど、このあたりは国家プロジェクトで湿地帯を工業団地に変えた環境である。高層建造物が立ち並び、その多くが中国らしくてっぺんに装飾をほどこしてあって営巣する「崖」にはこと欠かない。すこし飛べば湖や湿地帯もたくさんある。チョウゲンボウにとっては良い環境かもしれぬ。運がよければハヤブサもいるかも?

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蘇州鳥曲

仕事で中国の蘇州に通うようになってはや4か月。水の都である。常宿のホテルの前には水路をめぐらした公園がある。運良く公園に面した部屋にあたると、朝は鳥の声が上階まで聞こえてくることがある。

今回は週末をはさむことになってしまったので双眼鏡を持っていった。土曜の朝、ビジネスマンでごった返す平日と違ってがらんとしたロビーを通り抜けて公園へ。

太極拳を練習する人たちや、散歩を楽しむカップルの頭上で、ピッ キョッ クルーというよく響く声がたくさん呼び交わしている。部屋で聞こえていたのはこの声だ。木立を探すとヒヨドリ系の姿。頭は白く、黒い額に黒いヘアバンドを巻いたようなパターン、その中に白い耳羽。上面は緑のニュアンスがある灰褐色、下面白っぽい。あれ、この配色は沖縄で見たような・・・シロガシラ Chinese Bulbul だ。

水路の水は濁っていて中は見えず、ときおり小魚が跳ねるのみ。カワセミやサギ類がいないかと思ったが魚食性の鳥はみかけなかった。これだけ濁ってれば漁はむりか。

水辺の柳などの木立にやたらとすばしこい小鳥がいる。ムシクイ系の容姿。黒っぽいアイライン、クリーム色の眉、クリーム色の翼帯が2本。

種類がわからないので、帰ってからシンガポール土産の東南アジア鳥図鑑にあたってみた。日本でおなじみの夏鳥が、秋になって姿を消したあとどんな暮らしをしているのか判って興味深い。ノビタキ Stonechat なんて白茶まだらのすっかり地味な姿で載ってるし、オオルリ Blue-and-white Flycatcher は"silent during migration"と書いてある。どちらも想像つかない暮らしぶりである。

余談はさておき上のムシクイは写真で見ると White-tailed Leaf-warbler に似ているけど、これはどちらかというと山の鳥らしい。あとはInornate Warbler (キマユムシクイ)か。こっちは公園にも現れると書いてある。カラフトムシクイは載ってない。まあこの辺のどれかなんだろう。公園に普通にいると言ったら日本のバードウォッチャーは信じるだろうか。

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2008年10月26日 (日)

ユリカモメ来る

10:00 曇ときどき雨

ハヤブサがやってきて鉄塔にとまるが、先客のハシボソガラスに邪魔される。胸に縦縞のある若い個体。カラスに怯え、羽毛を逆立て頭を下げてキョッ キョッ と鳴いている。結局ボソの一羽に後から攻撃されて逃げ出した。

コサギ、ダイサギ、カワウが入り乱れて漁をしているあたりに、ユリカモメ成鳥6、若鳥1がまじっていた。同じ白い鳥でもシラサギ類とは微妙に色が違う。赤い嘴と足が白い羽毛をきわだたせ、さえない天気の中でそこだけ発光しているように見える。冬の光の予告編という感じ。

その他、堰上にキンクロハジロ(♀またはエクリプス)2、マガモ(エクリプス)2、ヒドリガモ30くらい。

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2008年10月25日 (土)

ノビタキ

10:30 くもり  デジスコ不調で双眼鏡だけ持って出かける。

中州にたくさんハシブトガラスが集まっていて、その中から猛禽が飛び出してきた。ブト達よりやや小さく、全体に明るい茶色。体型と飛び方はハイタカ属ぽい。カラスに追われ柳の大木に逃げ込んだところを見ると、黄色い目、白い眉斑、アイマスクなし。胸に縦縞。尾は長く数本の横縞が目立つ。ちょっと迷ったけれどオオタカ雄幼鳥というところかな?

何度か飛び立つが、執拗に追いかけられてまた同じ木に戻ってしまう。カラスに囲まれたときの対処法をまだ身につけていないようだ。遠い方の中州には成鳥のオオタカもいたそうだが、こちらは完全に隠れているか騒ぎにまぎれてこっそり姿を消したらしくて一度も見えなかった。

トビも現れるがやはりカラスに追い払われる。チョウゲンボウが中州に群れていたカワラヒワを狙ったが失敗、これも軍団に撃退される。獲物が誰もいなくなったのでカラスも飽きて引き上げてしまい、中州はがらんとしてしまった。

帰ろうと思ったときに「ノビタキいたよ」と教えてもらって粘ることにする。昼過ぎ、2,3羽で草むらに出たり入ったりしているのを見つけた。1羽が枯れ草にとまったのでゆっくり見られた。上面が茶色、翼に白斑、下面のきれいな橙色が目立つ個体だ。黒い尾を上下に振っているがよく見るとただ振るのではなく開いたり閉じたりしている。初見に追加。

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2008年10月13日 (月)

エゾビタキ?初見

8:30 風は冷たいが、日差しが強くなり暑い

きょうも中州にオオタカがいるのだが、昨日と違って外から丸見えな場所にどっしりと座り込んでいる。飛ぶ気配なし。
2008101301

日光浴ですが何か?

今週はノビタキが来ているそうなので、「茶色くて下面が橙色ぽい」と人相を聞いておいて小鳥を一生懸命見ている。が、たいていはスズメかモズでがっかりする。

中州の藪に何か飛び込んだ。飛び方が少し挙動不審(ぴょんと跳んで入った感じ)だったので、出てくるまで辛抱して見ていた。そのうち出てきて枯れオギの穂の軸に垂直にとまった。けど、何だこれ?ノビタキの人相書とかなり違って黒っぽく、下面は腹まで全体に縦縞が入っている。体型はヒタキ風で頭が大きくしっぽの先が二つに分かれているのだが・・・

さいわい周りにベテランが何人もいらして、「エゾビタキかサメビタキ、あるいはコサメビタキ。たぶんエゾ」と教えてもらう。どれでも初見である、ラッキー。図鑑で見ても縦斑の入り方はエゾビタキが一番近いので、この旅鳥にリストに加わってもらう。

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2008年10月12日 (日)

チュウサギ

10:00 遠いほうの中州の藪にオオタカがいて、手前の中州にいた獲物を襲った。茂みの向こうでばたばたと羽ばたく翼が一瞬見えたが、残念なことにそれ以上は見えない。ハシブトガラスがめざとく見つけて騒ぎ出したと思ったら、驚いたことに対岸からシラサギ類とアオサギの群が押し寄せてきた。サギがオオタカをモビングするのは初めて見た。襲われたのもやはりサギだった?

オオタカのせいかその後はしばらく何も出てこず。が、カワウの大群(300くらい)が上流から帰ってきて漁をはじめると、高いところで休んでいたシラサギ類も加わってまた大騒ぎに。カワウと一緒にコサギが大挙して移動した後、ぽつんと残っている白いサギ2羽。一羽は見慣れたダイサギだが、

2008101202

おや、これはチュウサギでは?

なんか頭が丸いし、くちばしが短かくて細い。顔を拡大すると、くちばしの根元のへこみが目の下までしかない。

2008101201

アオサギとのツーショットでもかなり小さいのがわかる(ダイサギだとアオサギよりやや小さめな程度)。

以前街でチュウサギを拾って以来のお目見えだ。あのときの個体が生き延びていま目の前にいる可能性はほとんどないだろうけど。あれもやはり寒さが近づいてくる10月半ばのことだったのを思い出した。いま目の前にいるこいつも無事南へ渡っていけるように祈る。

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2008年9月20日 (土)

ハヤブサの居場所にチョウゲンボウ

ひさしぶりに川へ赴くも、あまり収穫なし。セッカが可愛い声で鳴きながら草むらを飛び回っている。

帰りに買い物をしようと団地の中にあるスーパーマーケットによったら、ハヤブサの居場所に何かいる。いつもの夫婦にしては時期が早い・・・スコープを立ててみたら雄のチョウゲンボウだった。

2008091901_2

そこで何をしている

同じ場所にいたハヤブサ雄と比較しようと思ってだいたい同じ大きさにトリミングしてみた。やはりこっちの方が二回りほど小さめ。ハヤブサ雌とくらべると「小鳥」っていう感じ。

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2008年8月31日 (日)

白黒白白黒

10:00 晴れ 蒸し暑い ここ2-3日の豪雨のあとで増水中。

ササゴイを探しにいくも、巣はみつからず。堰周辺にサギ類多数。藪にゴイサギ10、中州にアオサギ30くらい。開けたところにシラサギ類とカワウがごちゃまぜに・・・

2008083101

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2008年8月10日 (日)

ササゴイ

またもや久しぶりの川。コシアカツバメが到着していた(毎年かなり遅めにやってくる)。濃紺とオレンジのスポーティな衣装。滑翔の多い飛び方といい、肩から翼にかけてがっちりして尾の長いスタイルといい、かっこよくてツバメ類の中ではいちばん好きな種類。

中州にササゴイが一瞬来てまたすぐ飛び去った。それで思い出してササゴイの巣を探しに行くことにする。下流の岸辺で成鳥を一羽発見。

1122r

カラスがたくさんいたので警戒中。

写真を撮った後、去年巣があったというあたりに自転車で向かっていると、なんと後ろからこいつが追い越してきてくだんの木立の方向へ消えた。探しに行くと本人はみつからなかったが、低木に枯れ枝が載っている。巣の形にはなっていないし上から落ちてきただけのようにも見えるが、あたりに白い糞の跡があっていかにも怪しいかんじ。来週も来てみよう。

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2008年7月27日 (日)

カワウ

昨日のアオゲラはなんと午後に蛇の捕食にあったとか・・・合掌。哀しいけれどこれも自然の摂理。

1121 気を取り直して、きょうはカワウねぐら入りのカウント。例年今頃から数が増えてきて、秋に最高になる。今回も百数十羽。天気がぐずついてにわか雨にたたられたけれど、日没時に日が差してきて、カワウの後ろの景色が美しく映えた。かすかにだが虹も出た。

その後は日本とは思えないトロピカルな夕焼けとなり、空が血を流したように染まった。映画のセットのような景色の中を自転車こいで帰る。

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2008年7月26日 (土)

アオゲラ

いちのつき氏に教えてもらってアオゲラの巣を見に行った。植物園の桜の幹に下向きの穴が一個。

スコープで覗くと、中でなにか糸のようなものがくねくね動いている。長さ10cmくらい。何だ?と、そのうち糸がひっこんで棒状のものが見えてきた。おお、これはくちばしではないか。

ということは、さっきの糸状のものは舌!?顔を出す前にあれで外の様子をうかがっているということか。キツツキの舌が長くて器用なのは本で読んで知っていたけど、それだけ見るとなかなか不気味なものである。

2008072601つづいて顔がでてきた。いっちょまえに額が赤いオスのヒナだ。頭をめぐらせてきょろきょろと外を覗く。なーんだ最初の印象と違って可愛いじゃないか!ちょっとトカゲっぽいけど。

目は暗紅色。頭央線は黄白色。その両側に赤い部分。さらに外側に黒い線。顎線は親と違って黒い。胴はついに出てこなかったので色はわからず。

他のきょうだいはもう巣立って、このヒナだけが巣に残っているそうだ。やがてオス親がやってきて、あちこちの枝を移動しながらケッケッケッ・・・と呼びかける。ヒナはキッキッと応えて巣穴の入り口に片足をかけるところまでいったけれど、親が巣のある木にとまって激しく鳴くとかえって巣の中に隠れてしまった。

2008072602_2

足が見えてるんだけど・・・今日のところはやっぱり出てくる勇気はないみたい

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2008年7月 5日 (土)

バリ島旅行記: バリ・バードウォーク

Birds of Bali の著者 Victor Mason は、バリ・バードクラブの創設者でもある。彼自身はもう高齢のため故郷の英国へ帰っているらしいが、弟子のSu嬢が毎週の探鳥会を主催している。

今日の参加者は私たちとアジア系米国人の夫妻、奥様のほうは日本出身だった。天気はよく、暑くもなくいい気候(いまは冬なのだ)。ツバメのような姿がたくさん舞っている。これまで全部リュウキュウツバメと思い込んでいたのだが、アナツバメ類(Swiftlets)2種と混じっているとのこと。よく見ると翼の形が違うような、でも速すぎて自信がない。たまに道端の柵にとまるのがいて、これは間違いなくリュウキュウツバメだ。

アナツバメ類はアマツバメ類(Swifts)に近縁で小型。ショクヨウアナツバメは鳥を食べるのではなく中華食材の燕の巣を提供する。エコーロケーション能力があり、洞窟の奥に営巣する。真っ暗な場所なので巣はカムフラージュする必要がない。だから自分の分泌物だけで白い巣を作る。それに対しシロハラアナツバメはエコーロケーションができないために光が差し込む洞窟の入り口を利用し、巣には空中を漂う羽毛や木の葉などを混ぜるので食用にはならないのだという。

2008070501 その後もウブドの北の田園風景の中を歩きながら鳥の説明やバリの水利システム、スバックの解説を聞く。この日に見た種類は下のリストの通り。昨日見た「セッカのような鳥」はやはり本物のセッカらしい。いまは繁殖期ではないので(冬なのだ)鳴いていなかった。ジャワアカガシラサギも冬羽だそうで地味な色をしていた。

終了後、チャンプアン橋のたもとのベガーズ・ブッシュで昼食(料金に含まれている)。渓谷の景色と食事を楽しみながら、旅のそれまでに見た鳥の名前をSu嬢に教えてもらう。シドメンで見た赤いハナドリの現地名(タビア・タビア:唐辛子の意)を教わったのもこのときだ。それから山で Tea for me, tea for me と尻上がりに繰り返す鳥の名はPlaintive Cuckooであること。たしかに悲しげな声である(が、帰って鳥名事典をひいたら和名はそっけなく「ヒメカッコウ」だった)。

Su嬢は日本の大学と協力してツミの渡りも研究しているそうだ。また研修のため米国の大学へ行きたいのだが、政治情勢のおかげでどうしてもビザが下りないのだとか。「ビザ申請のためにスラバヤへ飛ぶ交通費を捻出しても、行くたびに無駄足になってしまうんです」とのこと・・・なんとかサポートしたいものである。バリ・バードウォークに興味のある方はこちらへ。http://www.balibirdwalk.com/

Javan Pond Heron ジャワアカガシラサギ
Cattle Egret アマサギ
Little Egret コサギ
Spotted Dove カノコバト
Plaintive Cuckoo (heard) ヒメカッコウ (声のみ)
White-bellied Swiftlet シロハラアナツバメ
Edible-nest Swiftlet ショクヨウアナツバメ
Java Kingfisher ジャワショウビン
Pacific Swallow リュウキュウツバメ
Yellow-vented Bulbul メグロヒヨドリ
Pied Bushchat(?)  クロノビタキ
Zitting Cisticola セッカ
Bar-winged Prinia (ウグイス亜科ハウチワドリ属)
Olive-backed Sunbird (Yellow-breasted Sunbird) キバラタイヨウチョウ
Oriental White-eye ハイバラメジロ
Javan Munia コシグロキンパラ
Scaly-breasted Munia (Spotted Munia) シマキンパラ
Chestnut Munia (Black-headed Munia) ギンパラ
Tree Sparrow スズメ
Streaked Weaver  コウヨウジャク

(2009年10月17日作成の記事をバックデート)

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2008年7月 4日 (金)

バリ島旅行記:ウブド

俗化して清里か鎌倉かという残念な感じになっていたウブドの町へ出るのをあきらめて、今日はのんびりすることに。まあ考えようによってはこれもバリの面白いところ。クタやレギャンなんて歌舞伎町みたいな歓楽街もあるし、バトゥール山のような荒々しい自然も、人と自然が調和する田舎も、ギャニャールやシンガラジャのように伝統的な町も、いろんなものが狭い島に詰め込まれているおもちゃ箱のような場所なのである。

部屋の前の広いテラスで朝食。プールサイドに営巣しているキバラタイヨウチョウのオスが目の前を何度も行ったり来たりする。頭は金属光沢のある黒。下面はあざやかな黄色。それからMunia類の巣立ち雛が10羽近く、植え込みの中でもそもそしている。

リュウキュウツバメの群がテラスの屋根をかすめる。目の前の田んぼに立つココヤシに、今まで何度も見たPriniaと、セッカに似た鳥がいる。そしてなぜか隣の棟の屋根にシロハラクイナ。チェクルワ・チェクルワと鳴きながら危なっかしくココヤシの葉に渡り、ぱたぱたと飛んで地面に下りた。飛べるのか(゚д゚)

チャンプアン尾根を散歩、ぐるっと回って帰ってきてから近所の美容院でヘッドスパをやってもらい、満足。

(2009年10月1日作成の記事をバックデート)

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2008年7月 2日 (水)

バリ島旅行記:ティルタ・ガンガ

2008070201 眠いけど、朝日を見るために5時半に起きる。空気は涼しく気持ちがいい。写真をパチパチ撮って、あー眠ーといいつつまたベッドにもぐりこむ。日が高くなった頃に起きだして、オープンエアの食堂で朝食。他に客はなし、サービス独り占め。こんな贅沢はよそでは味わえない。。

2008070202 きょうのアクティビティはティルタ・ガンガで泳ぐことだ。ここを造ったのは水が大好きだったアンラプラの王様。二段になったプール、噴水や橋のある池、鯉の泳ぐ池など、あらゆる水遊びの楽しみのために建てられた宮殿である。王様がウォータースライダーを知っていたら絶対入れてたと思う。

2008070203 水に浮かんで空を見上げていると、大きな猛禽がやってきた。トビくらいのサイズ。足に獲物をつかんで飛びながらむしっている。真っ白い鳥-ニワトリかドバト。尾は丸く、翼も短めで幅広く丸い。頭部が白っぽく見えた。10分くらいの間、翼をV字に保って帆翔しながら食事し、食べ終わったのかぽいっと捨てて飛び去った。Birds of Baliその他の図鑑にあたったところ、Brahminy Kite Haliastur indus シロガシラトビじゃないかと思う。

水からあがって、隣のロスメン(急斜面のさらに上にある!)まで登って昼食。帰って昼寝(また寝るんかい!)

午後は、きのうご招待いただいたジャナさんの家に遊びに行く。1010 敷地の中に、母屋と離れ、納屋、鳥小屋などがゆったりと配されていて、日本の農家のような感じ。子供たちが集まってきて─全部がジャナさんの子供ではないようだが-「ポト、ポト」といって写真をせがむ(photoってことね)。思いっきりヘンな顔をして写っては、モニターを見て大笑い。みんなでおやつを貰って、ジャナさんとバリの生活、日本の生活の話などしているうちに、連れは鬼ごっこに巻き込まれてどこかへ消えてしまった。戻ってきたときにはへろへろ。サッカーに付き合わされたのだとか。

宿に戻って、またテラスの食堂を貸切で食事。カエルの声は4種類。茂みの中でクェ・・・クェ・・・と静かに鳴くもの、木の高いところででピッ・・・ピッ・・・と繰り返すもの。田んぼではゲコゲコいうアマガエル風、溝の中からはココココ・・・という声(アジアジムグリガエルだったかな?)。至福。

(2009年7月14日作成の記事をバックデート)

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2008年6月28日 (土)

バリ島旅行記 闘鶏

シドメンの谷を一周しようとして道に迷った私たち。さきほどまでの感激は失せ、人気のない畑の中を不安な気持ちでさまよっていると、救いの神があらわれた。畑の手入れでもすっか、とラフないでたちでやってきた地元のお兄さん。言葉が通じないのでシドメン!シドメン!と連呼したら事情をわかってくれたようで、ああそっち行けばいいよと指差して教えてくれる。が、その先は川で向こう岸はただの崖である。どうすりゃいいんだ・・・という表情を読んだのか、先に立って案内してくれた。

ビーサンでひょいひょいと崖を上がっていく彼の後を、こっちは必死でよじ登る。やっと上にたどりつくと、ちゃんとした道路に出た。助かった!片言のバハサ・インドネシアで名前をたずねると、エカンといった。ありがとうよエカン兄さん。お礼を言って別れる。

そこから先は道もよく、よさげなゲストハウスが点在する田んぼの中をのんびりと歩く。なにごともなく帰りつくかと思ったとき、お寺の前にたくさんのバイクが停まっているのがみえた。人影はない。これこれ。これは闘鶏をやっているサインなのだ。ギャンブルはご法度のお国柄、闘鶏は違法だったので(さいきん儀式目的にかぎって合法化された)、今でも看板も何もなくクチコミだけで人を集めている。

境内に入ると、アリーナの外には焼き鳥、トウモロコシ、果物などを売る屋台があり、口上とともにあやしい赤い液体(体に塗るとスーッとする)を売るテキ屋がいる。客は男ばっかり。屋台でコピ(コーヒー)や何かのスピリッツを飲みながらくつろいでいる。

046 しかし銅鑼が3回鳴ると雰囲気が変わった。オヤジ達がアリーナにつめかけ、10万ルピア札がやりとりされ始める。サガサガサガ・・・という掛け声が湧き上がった。ファイトが始まったのだ。「儀式用」の定義は、鶏どうしを戦わせるのは3回だけ。鶏が死ぬまではやらない。ということらしい。つまり熱くなりすぎないように、ということなのだろうな。とはいえそこは建前、皆とうぜん賭けが目的である。さらに札がとびかい、負けたオヤジは愚痴りながら帰っていく。勝ったオヤジは屋台にかけつけて酒を一気飲み。どこの国もギャンブル場の風景は同じ。

闘鶏場をでて、なんとか夕方までに宿へたどりつく。夕食後テラスでくつろいでいると、カブトムシほどあるカナブンが電灯に飛んできた。でけー、と驚く。するとトッケーがでてきて巨大カナブンを捕らえ、くわえたまま梁にガツガツガツッと叩きつけ、素早く消えた。一瞬のできごとだったがなんだかすごいものを見た。トッケー、愛嬌はあるのだが黒い目が邪悪な雰囲気を醸し出していてなかなかイイ感じだなぁ。

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バリ島旅行記 ナンヨウショウビン

2008062801 日の出とともに起きだす。北にあるアグン山が朝日に染まっている。これも二階のテラスからの景色だ。きょうは谷を一周してみようと思う。そばのワルン(食堂)でナシ・ゴレン(炒飯)のお弁当を作ってもらってでかける。


畑の間の道を降りていって川にかかる橋を渡る。向かいの斜面を登っていくとテラスから見えていた村だ。さらに林の中を歩いていくともっとひなびた村があった。ここで竹ざおを持った家族と出会う。魚釣りかと思ったが、子供が見せてくれた獲物は小さいトンボだった。あとで聞いたところでは竹の先にクモの糸をつけてトンボを釣り、炒めておかずにするのだそうだ。

2008062802 そこから少し歩くと急な棚田のてっぺんに出た。ああなんという絶景。棚田の縁を伝って少し降りたところでお昼ご飯にする。日本のような使い捨てのスプーンなどないらしいので、現地式に手づかみでいただく。それもまた楽し-この景色の中ではその方がおいしいような気さえする。

目の前の木に、大きな青い鳥が飛び込んだ。 Collard Kingfisher  Halcyon chloris ナンヨウショウビンだ。ジャワショウビンのダークブルーとは違って、宝石のようなターコイズブルーが白い下面に映える。

と思うと、左手の高木にこんどは真っ赤な小鳥。翼が黒、下面白っぽい。同じサイズの茶色っぽい地味な個体とペアで梢に入った。 Scarlet-headed Flowerpecker  Dicaeum trochileum 小さくて赤いのでタビア・タビア(とうがらしの意味)と呼ばれているそうだ。

さて鳥も見たし、お腹もいっぱいになって満足したところで帰り道について意見が分かれた。もと来た道を戻るのが安全という連れ、いやぐるっと周っていけば絶対帰れるという私。けっきょく私がごり押しして進むことにしたが、これが間違いであった。

2008062803棚田から清流を引く樋にとまっていたこの美しいイトトンボの写真には、藪をこいで掻き傷だらけになったり、川を渡っていて転んだり、畑の中で道に迷ってお互いの性格について口論したりというダークサイドは写っていない。だが、喧嘩している場合ではない。陽は傾いてきた。日没後はまっ暗になる田舎である。連れは足を痛めている。夕方までに道路へ戻れるのか、私たち?!

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2008年6月27日 (金)

バリ島旅行記 シドメン

2008062703 高い峰にはさまれた谷筋にある村シドメン。ここの宿 Lihat Sawah は谷を見晴らす斜面に建っている。コテージ2階のテラスからの景色は、いちめんにピーナツ・とうがらし・パパイヤなどの畑。竹製のソファに寝転ぶと、運転疲れした体が谷からの風に吹かれて生き返るようだ。

向かいの峰の切り立った崖の上にお寺の塔が見える。あんなところに本当に人が登れるのだろうか?

ウグイス系の小鳥が目の前のココナツの木にやってきて、よく響く声でさえずる。尾が長くて白黒のまだら、それをアピールするように持ち上げると、下腹が黄色い。これは Bar-winged Prinia  Prinia familiaris 滞在中どこにいてもみかけた。Prinia とはジャワ語で鳥の意味だそうな。

その後もつぎつぎに庭にやってくる鳥たちは、ほぼ毎日見た顔ぶれ。ハチドリの旧世界バージョン、タイヨウチョウの仲間 Olive-backed Sunbird  Nectarina jugularis  背中がオリーブ色、胸から腹が黄色。オスの頭は金属光沢のある黒。長いくちばしからさらに長い舌をだして花の蜜を吸う。声は鋭い。

キョロン、キョロ・ピと鳴くヒヨドリの一種 Yellow-vented Bulbul Pycnonotus goiavier 白い顔に黒っぽい過眼線と頭央線。一羽が宿の軒下の鳥籠に飼われていて、朝は可愛い声で起こしてくれた。

夕方になると背後の山で PtoP, PtoP と鳴く鳥がいる(Tea for me とも聞こえる)。これの正体は最終日までわからなかった。

向かいの峰に日が沈む。村のどこかにあるヒンドゥー寺院かモスクからお祈りの放送が流れてくる。屋根裏でトッケーが10回続けて鳴く(幸運のしるし)。夕闇の中、ゴイサギの声が谷を左から右へ渡っていく。茂みの中でカエルがピッ・・・ピッ・・・と鳴き始める。

嫌な音、うるさい音がまったく聞こえない中にいると、普段の生活でいかに騒音を我慢しているかに気がついて驚く。オープンエアの食堂でアヤム・トゥトゥ(鶏のトマトソース)をいただき、天蓋つきベッドで眠る。

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2008年6月15日 (日)

ココカン村

もうひとつココカン。Ubudの近く、裏山というべきあたりにPetuluという村がある。メインストリートの両側に家々が並んでいるだけの小さい村なのだが、なぜかここがあたり一帯のシラサギ類のコロニーになっているのだ。ご存知のとおりUbudには観光客を魅きつける事物があふれているので、わざわざこんな所まで来るのは少数の物好き・鳥好きだけだ。それでも、他に何もないこの村にとってココカンは一大産業である。

Ubudの田んぼからサギ達が北をめざして飛び立つ夕刻に、レンタカーのKijangで同じ方角へ向かう。道は少し上り坂だ。Petulu村の入り口に着くと小屋があり若者がたむろしていて、外国人は「鳥類保護活動への寄付」を求められる。てきとうな額を寄進し、台帳に金額とサインを記入して(金額にはあとでゼロが2つ3つ付け加えられる、のかも)はじめて駐車が許される。

道路を歩くときは頭上注意。足元には真っ白に糞が落ちている。

道に沿って並木があり、その中にサギと巣がぎっしり詰まっている。多いのはアマサギ、コサギ。チュウサギ。ジャワアカガシラサギもいる。こいつらは体型がごつくて、シラサギ類というより色違いのゴイサギのようだ。

巣の中には灰色のちっこい恐竜のようなヒナがたくさんいる。田んぼの中にはココカン・カフェ。ウブドで観光客に埋もれて過ごすのに飽きたら、こんな村で鳥と過ごす夕べも悪くない。

ただし、日没後の運転には要注意。家を建てる前に道路の真ん中にブロックを積んであったりとかは日常茶飯事。が、村の集会所でガムランの練習を見たり、結婚式の披露宴にでくわしてご馳走になったりすることもあるのが楽しいところである。

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ココカン・マリン (リュウキュウヨシゴイ)

ココカンとはインドネシア語でサギ類一般のこと。鳴き声を模した名前なのだろうが、なんだか可愛い響きだ。こんど3年ぶりにバリ島へ行こうとしているので以前のエントリーの続きを書こうと思う。

ある日ゲストハウス裏の田んぼを散歩していると、「カカカカカカカッ」という尻上がりの奇声がどこからか響いてきた。あたりを見回してもいちめん青い稲がなびいているばかりで、声の主は見えない。変な声、と笑っていたら、畦道に腰を下ろしていたお爺さんが "ありゃ、Malingだ" という。

マリンって何だ?そのときはなんだか分からず、鳥かどうかすらも分からなかった。宿に2008061501 戻ってBirds of Bali という本を参照。美しいイラストと、バリの鳥と自然への愛情あふれる文章が一体となったすばらしい本だ(だが、残念なことに索引がない)。これをつらつらと読んでいると、帰国する頃にKokokan Maling という項目にいきあたった。Maling とは泥棒のことで、警戒心が強く人目を避けるこの鳥の習性を、やましいことを企んでいると見立てたものだという。

で、肝心の種名はというとCinnamon Bittern とある。まだ鳥を見はじめた頃だったので、イラストでサギっぽいということはわかってもこの時点では正体不明である。家に帰ってから、英名索引のある図鑑を持っていなかったので『コンサイス鳥名辞典』(テキストのみ。誰が何のためにこんな辞典を作ったのだろう)にあたり、やっとリュウキュウヨシゴイという和名にたどりついた。

さいごに手持ちの図鑑でリュウキュウヨシゴイの写真をみると、夜に部屋の下に飛んできていた赤茶色の鳥であった。というわけでこの鳥は近所に生息していないにもかかわらず私のライフリストの最初の方に載っているのだ。なかなか正体がばれなかったのはさすがに泥棒である。怪盗ココカン。

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2008年6月 7日 (土)

コアジサシ、オオヨシキリ

コアジサシ営巣地、川の中にショベルカーが何台か入っているのが見えて心配したが、先週とおなじく10羽程度が飛び交っている。

腕章をつけた調査の人がいる。以前に対岸でお会いしたことのあるバンダー氏のようだ。観察の合間にさりげなく作業を見学させてもらった。まず河原にわなをしかける。丸い枠に網がついているやつだ。仕掛け終わると座って待つが、なかなかかからない。コアジサシは降りてきてもすぐに飛び立ってしまうがことが多い。待つこと30分あまり、降りてきた成鳥がちょこちょこと歩いて移動すると、パタンとわなが跳ね上がって捕まった。

腰を上げ、網からはずしに行って計測。ペンチを手にしているところを見ると足環もつけるのかな?さいごに袋に入れて体重を測っておしまい。解放された鳥はキュリキュリと鳴いて飛び上がった。

セッカのなわばりに別の個体が侵入し、ひどい争いが起こる。対岸まで追いかけていって戻ってきたなわばり主は、それでも気がおさまらないのかチャッチャッと怒りながらしばらく飛び回っていた。

堰近くのオオヨシキリ。100mほどの間に3羽いるが、どれも中州のオギではなくクワなどの立ち木にとまってさえずっている。そのせいか以前よりうるさく聞こえる。

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ギョギョシ!ギョギョシ!ケシケシケシ!

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2008年6月 1日 (日)

アオバズクの声

日没後に神社へ散歩に行った。そろそろアオバズクが来ている頃かと思って境内を見渡しても、暗くて何もみえず・・・しかし、やたらと人なつこい野良猫の子をかまって遊んでいるうちに、高いところから「ホッホッ、ホッホッ」という優しい声が聞こえてきた。

アオバズクのオスは東南アジアの越冬地から先に到着し、後から来るメスを呼ぶために鳴くのだそうだ。メスはこの歌を遠くで聞きつけ、星明かりの下、梢を伝って静かにオスのもとへやってくる。なんとロマンチックな。ただしこの辺ではメスを導くのは星ではなく街の照明なのだが・・・

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コアジサシ、セッカ

9:00 晴れ

アユ漁解禁日。顔見知りの漁業監視員さんに出会い、コアジサシが去年の営巣地に来ていると教えてもらったので来てみた。去年の台風で岸が削られて様子が変わっているのだが、それでも繁殖個体が集まってきている。2008060101





こんなふうに水辺でくつろいでいる個体のほかに、早々と河原に場所を確保して座り込んでいるものもいる。トビ、犬、カラスなどの天敵があらわれると全員が発進してモビングをかける。

そして去年と同じくカメラを抱えて営巣地に座り込む人々。じっとしている分には警戒されないようだが、どうせならコアジサシのかぶり物をしてデコイになるのはどうだろう。

ほかにコチドリ、イカルチドリ、ヒバリなど。背後をセッカが行ったりきたりする。どうやら2か所に巣があるらしく、餌をくわえて大忙しだ。一瞬休憩しているところをとらえたが、お父さんなんだか少しやつれているみたい・・・

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2008年5月25日 (日)

アユ大漁

15:30 小雨

アユ解禁日は来週なのだが、予備調査では200万匹が遡上してきているとか。堰の下ではこの滝を登ってやろうという勇敢な奴らがトビウオのように飛ぶ。それも機関銃のように群れで飛んでくる。コサギがそれを追いかけて踊り狂う。

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口をあけて待っていたほうが効率がいいかも・・・

中州はすっかり緑が立ち上がって去年の台風のダメージから回復したかに見える。ただしアシはほとんどなくオギばかりである。それでもオオヨシキリはあちこちで鳴いているし、ツバメも多し。イワツバメ2羽みかける。

カルガモがもう雛をつれて採食しながら泳いでいる。ハシブトガラスが水際ぎりぎりの藪に飛んできたので何をするのかと思ったら、その雛を狙っているのだった。親鳥がものすごい勢いでカラスを攻撃、撃退する。親1羽で雛3羽を守るのは大変だろう。が、そのカラスも子育て中である。

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2008年5月18日 (日)

キビタキのさえずり

8:30 曇りのち晴

朝はやく家を出る必要があったので、支流をさかのぼったところにある公園にでかけてみた。河岸段丘の斜面に沿って雑木林を残し、ハケとよばれる湧き水のある土地が自然観察園になっている。

まだ人出が少ない観察園を歩いていくと、大学の敷地と接している林から朗らかな声が降ってきた。ピフィリリリ・・・ポピィピョ ポピィピョ ポピィピョ ピルル・・・ピプルプルィ ピプルプルィ と繰り返している。キビタキだと思うのだが枝が混みあっていてどこにいるのかさっぱりわからず。

そのうち移動してしまったけれど、きっと巡回してくるだろうと思って腰を落ち着ける。地面に目をむけると、オドリコソウやワニグチソウなどが咲いている。エゴノキの枝に白と黄の愛らしい花。トチノキの花も満開で、ヒヨドリやメジロが蜜を吸いにきている。

ツィ。プルルル・・・ 小さい地鳴きがした。戻ってきたのだ。枝の中をさがすと一瞬動く影が。さいしょは茶色い鳥に見えたが、光があたると眉斑、喉の順にオレンジ色が浮き上がる。しかしほんの数秒でまた見えない枝へ移ってしまい、そのうち美しい歌だけが・・・

川の環境に慣れていると林の中の探鳥はなかなか欲求不満のつのる体験である。あれほどいい声と綺麗な羽毛を誇るなら梢でさえずればいいのにと思うが、開けたところに出てこないのは採食方法と関係しているらしい。

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いつものように写真は間に合わなかったので、黄色い鳥の代わりに黄色いキスゲの花を・・・


帰り道で、民家の裏の崖にサギ類のコロニーを発見。竹藪まじりの雑木林に、抱卵中のコサギと幼鳥から成鳥までのゴイサギが鈴なりだ。木は糞で白く変色し、ケッケッケッケッという奇声とガワワワ、ガワワワといううがいのような音が絶えず響く(雛と親の声か、2種の雛の声か)。これは住んでいる人はたまらないだろうなぁと思いつつ、寛容に受け入れてもらえることをサギたちにかわって祈る。

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2008年5月 3日 (土)

ハヤブサ若鳥

13:00 午前中の雨が上がってくもり

冬鳥はコガモの1つがいだけとなった。ハシブトガラスの巣ではヒナが3羽以上育っているもよう。

ハヤブサが中州にいて、飛び立ったと思ったらすぐドバトをつかんで戻ってきた。羽の色がすこし変わったようだ。頭からうなじにかけて、成鳥のような濃い灰色になっている。が、肩や雨覆は褐色で薄茶色の羽縁がある。風切は濃い灰色+白い羽縁。尾は雨覆と同じような色。下面はクリーム色に茶色い縦班。

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ちょっと前まで全体に茶色だったのが、まだらに成鳥っぽくなっている。顔のひげ模様も茶色というより黒に見えるが、輪郭がぎざぎざなところに幼さが残っている。でももう幼鳥とは呼べないね。若鳥に昇格。

食事後は鉄塔にとまってたまに出撃していた。帰りがけに自転車で鉄塔の下を通ろうとしたら足許からドバトがいっせいに飛び立ち、頭上からハヤブサが降ってきた。残念ながらこのときも空振り。そこら中の鳥(ハシボソガラスとムクドリとコゲラ)に警報を出されては狩りもままならぬ。

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2008年4月29日 (火)

カワアイサ♀を目撃

デジスコをセットするのが間に合わなくて、見ただけなんですが。

頭が赤茶色で頚が白いのでさいしょはカンムリカイツブリかと思ったが、カワアイサ♀のようだ。大きさはカルガモくらい。くちばしが赤くて長く、先が鉤型になったカワウのような形。頭の後ろはぼさぼさの冠羽になっている。胸は白っぽく、体は灰色。助走して飛び立つ。足は赤。翼鏡部分は白い。そして、なんだかばさばさした感じの飛び方で下流へ去る。

コアジサシが到来。9か月ぶりで、飛んでいるのをスコープで追うと船酔いするのを忘れていた。キュリキュリと騒ぎ、求愛給餌もみられた。まだいるコガモ♂1♀3。ユリカモメ夏羽。猛禽はトビのみ、ハヤブサは3羽とも留守なので平和である。

中州でオオヨシキリがさえずり始めた。ヒバリ、セッカがにぎやか。バンとカイツブリの小競り合い。コチドリとイソシギがそれぞれペアで飛び回る。コサギの目先と足先が赤くなっていて艶っぽい感じ。中州の間を泳いで渡るアオサギ。サギなのに泳ぐなよ。白鳥かと思った。

帰り際、遊歩道にある満開のハナミズキの枝にいたモズ♀がアオスジアゲハを捕まえるところを観察。これも手持ちで撮れるカメラさえあれば綺麗な絵になっただろうと、ちょっと物欲がうごめく。

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2008年4月13日 (日)

ツグミのさえずり

10:30、雨、寒い、10℃くらい

ワンドではきょうもコイが産卵中。その卵をコサギ、カルガモ、コガモが集まって食べている。さらに卵を食べようと寄ってきた小魚を狙ってカワウ、アオサギ、カワセミが入り乱れる。夏羽で頭が黒くなったユリカモメの姿も。

柳の木にはハヤブサ若。ハシブトガラスはその木の古巣をあきらめ、隣の常緑樹で抱卵中。ツバメが多数水面をとびかって採食している。雨で人出が少ないので鳥の数は多くゆっくり観察したいのだが、防水ジャケットを着ていても肩のあたりが濡れて冷え、長く立ち止まっていられない。羽毛の生えていない自分の体が残念。

びしょ濡れの惨めさを払うように、木の上からツグミのさえずりが聞こえてきた。キュルリ・ル、キュルリ・チ CDCA CDCEと優しくつぶやくような声だ。 見ると色白の綺麗な個体が芽吹いた木の枝からこちらを見ながら鳴いている。まだ越冬地にいてこんなに寒くても、恋を歌う衝動に変わりはないらしい。これから長旅にでかけようというツグミに元気づけられて帰る。

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2008年4月 6日 (日)

ウミネコ

9:00 晴  団地のハヤブサ、メスが定位置で顔を背中の羽につっこんで眠りこけている。その無防備なようすが飼い鳥を連想させる。やっぱり巨大インコだ・・・。冬鳥はマガモ、ヒドリガモ、コガモ;ツグミ。夏鳥はツバメ、飛びながら水浴び;コチドリ、2羽で鳴きながら飛び回る。

コイが産卵中。柳にハヤブサ若。その餌場で食べ残しの鳥の残骸をつつくトビ。500メートル下流ではハシブトガラス抱卵中。さいごに、堰の上に見つけた海からの客─

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後ろの若いセグロカモメ(多分)との大きさの違いがわかる。くちばしは黄色く、先に黒と赤の模様。虹彩は黄色。完全な成鳥の羽色なのに飛ぶと尾羽の先に黒い帯があることから間違いなし。海辺へ行けばカラスほどいるが、ここではちょっと珍しいので写真に撮ってもらえてラッキーなウミネコさん。

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2008年4月 1日 (火)

夜桜に夜烏

いつもの川の支流である小さい流れにそって桜並木がある。ここは毎年一晩だけ、ある企業のボランティアによってライトアップが行われる。音楽なし、出店なしでただ川沿いの遊歩道を歩くだけなのだが、日本一じゃないかと思うくらいそれは見事な眺めなのである。

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本物の美しさはとうてい表現できませんが

しかし、桜を愛でながらもつい鳥の姿を探してしまうのが悲しい性。すると思ったとおりふわふわとやってくる白い影が。私が空を見上げるので周囲の人も気づいたようだ。「あら、鳥だわ」「ほんとだ、鳥目なのにどうして飛んでるんだろう」 いやこれはゴイサギ、別名を夜烏という夜行性の鳥なんですよ・・・

ゴイサギは桜の木の高いところにとまった。毎晩ここで食事しているのに、なぜ今日だけ明るくて人がぞろぞろいるのか理解できないでいるのだろうか。起きる時間を間違えたかな、と思っているかも。その証拠に、ほんの数100m上流か下流へいけばライトも人影もないのに移動する様子がない。

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さてどこでしょう

真下まで行って写真をとってみた。スコープなしなのでトリミングも宝探し状態。きょうの夜桜の写真はもっと美しいものがあちこちのブログにアップされるはずだが、ゴイサギとの組み合わせだけは他にないはず。

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2008年3月29日 (土)

ツバメ、初認

15:30 くもり
ツバメ来た!満開の桜をバックに飛び回っている。

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サギでも襲って水に落ちたか、羽毛が濡れてます

換羽中でしっぽの羽が抜けちょっとマヌケな姿のハヤブサ幼鳥。はじめての(多分)冬を無事に越して、大人の羽根が生えてこようとしているのだ。が、行動はあいかわらずお子ちゃま。電線のカワウにちょっかいを出して返り討ちにあい、セグロカモメに追われ(弱い)、ハシブトガラスとバトルを繰り広げる。けっきょく何もとれなかったので餌場の流木にとまり、食べ残しか何かをかじっていた。

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バンとホシハジロを撮ってたらカルガモが乱入

冬鳥はホシハジロ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、ツグミなど。変なスリーショットが撮れた。

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2008年3月23日 (日)

コチドリ

中州の水際には、双眼鏡をむけるとたいがい何かしら動き回る影がみえる。きょうはタヒバリの隣にチドリ類が2羽いた。いつものイカルチドリかと思ったが、タヒバリとの対比で小さめな気がしてスコープに入れてみたら。
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イカルチドリより可愛い

黒い過眼線、太い胸の帯、はっきりしたアイリング。コチドリがやってきたのだ。ツグミもタヒバリもまだ残っているのに、もう夏鳥が到来しつつある。

ほかに残っている冬鳥といえば、マガモ、ヒドリガモ、コガモ。セグロカモメ、ユリカモメ(くちばしが黒っぽくなってきた)など。オオジュリン、アオジもまだいるが、これらももうすぐ川辺を去って繁殖地へ移動してしまう。

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2008年3月22日 (土)

ハヤブサ健在

9:00、晴。桜咲きはじめる。

このところ堰の若い暴君、ハヤブサ幼鳥を見かけなった。奴がいつもあたりを睥睨していた柳の大木には、以前からハシブトガラスの古巣(針金ハンガー製)がある。そしてハヤブサが留守だった先々週あたりから、つがいのブトが古巣の手入れを始め、やがてその木ぜんたいの領有権を主張するようになった。玉座の主は交代したかに思われた・・・

今朝もハシブト夫妻はうるさく鳴きたてて絶好調であった。ところが昼前になってどこからともなく若ハヤブサが現われた。そしていつもの調子で電線のカワウを追い払ってから問題の木にとまる。あ、それじゃ戦争になるな、と注目していたが、様子をうかがっていたカラス達は直接対決を避けた。相手の暴れっぷりを知っていて、いったん退却し対策を練ることにしたらしい。

ハヤブサはその後対岸のどこかでドバトを獲って帰ってきて、餌場にしている中州の流木の上で食べ始めた。しばらく見ないのですこし心配したがうまくやっているみたいだ。そしてあいかわらず周りのことなどまったく気にしていない。

さてブト達はどう出るか。猛禽さえいなければ絶好の営巣場所、ハヤブサに勝って確保できるか?

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2008年3月20日 (木)

空飛ぶ恐竜

このあいだ読んだ『恐竜はなぜ鳥に進化したか』 の中で、Dinosaurs of the Air という本が紹介されていた。現在では鳥類は恐竜の子孫であるというのが通説だが、この本の主張は、かならずしも恐竜→鳥という順番であったとは限らない-むしろ恐竜の中でも獣脚類には鳥類と共通の空飛ぶ祖先がいて、ベロキラプトルやオビラプトルはそれが飛ぶ力を失ったものなんじゃないか、という説らしい。えらく大胆に聞こえるが、鳥好きには気になる仮説である。

翻訳が出てないらしく原書で買うかどうか迷ったけれど、なにしろ著者は恐竜学者・兼・恐竜画家で美しいイラスト満載というのでつい注文してしまった。編集者レビューには一般読者でも楽しめると書いてあるし、ま、なんとかなるだろう。本当はまだ読んでないからおすすめリストに入れるべきじゃないのだろうが・・・表紙の絵が魅力的で届くのが今から楽しみなので載せておく。

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2008年3月16日 (日)

春天到了

11:30 ゆっくり出かけたせいもあるが目ぼしい鳥には会えず。ハヤブサ幼鳥もこのところ見ていない。ただヒバリの歌に聞きほれるのみ。

むかし習った中国語のフレーズの中で、一つだけ覚えているもの。

チュンティエンタオラ。     ホアカイ。     ニャオチャァ。
春 天 到 了。 花 開。 鳥 叫。

のどかな光景なのに、最後の「叫」だけ日本人には違和感がある。が、ヒバリに限っては「叫」がふさわしいような気もする。

団地のハヤブサ夫妻。居場所は決まっていて、最上段にメス、その下の段にオス。メスだけ食事後らしく嗉嚢部分がふくらんでいる(自分で獲ったのか、オスが持ってきたのか?)。

2008031601 2008031602

 

やはり大きさ、ずいぶん違います・・・

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2008年3月 9日 (日)

ホオアカ(初見)

すっかり春めいた陽気。堰はあいかわらず誰もいないので、下流の草原へ足を向けてみた。上空でヒバリがさえずっている。中州からはウグイスの声-まだ完全なさえずりではなく、ポピヨ、ピヨってそれ発声練習?

開けた芝生でホオジロ、ヒバリ、スズメが採食している。犬の散歩をする人などが近づくたびにスズメとホオジロが飛び立って前者は土手上の家の屋根へ、後者は河原の枯れアシへ避難する。ヒバリは走って逃げるだけでなかなか飛ばない。

人が去るとアシの中からチチ、チチと声がして出てくるホオ・・・白くないのがいる?ほっぺたが茶色がかった赤色だ。胸はカシラダカのように白っぽい上に模様があり、一部は頬と同じ赤茶色をしている。10羽弱のホオジロと思っていた群の中に、ホオアカが2-3羽混じっているようだ。

残念ながら群は写真を撮る前に飛び去ってしまった。初めて見たホオアカ,、妙にさりげないたたずまいだったが以前からここにいたのだろうか?ホオジロと思い込んでよく見なかっただけ?いぶかりながら群の姿を求めて歩いているうちに自転車の鍵を落とし、鍵と鳥の両方を探すうちに望遠鏡のキャップまでなくした。落ち込んで戻る途中に仲間と出会い、やはりホオアカが来たのは初めてで、しばらく前から話題になっていたと教えてもらった。

ホオアカは解決したが自転車は動かず。途方に暮れていたら人の親切に助けられて無事帰れることに。テニスコートの管理人さんありがとう。

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2008年3月 1日 (土)

オオジュリン

10:00 晴、南南東の風、ゲートにハヤブサ幼鳥。カンムリカイツブリ2(夏羽が出てきている)、キンクロハジロ1、オカヨシガモ♂♀などみかける。

上空にハヤブサ類の姿、空中で何かを捕らえ、飛びながら食べている。高いところで見づらく、捕捉の一瞬ホバリングのような体勢になったことから、ギャラリーの中でチョウゲンボウとハヤブサに意見が分かれる。自分は羽ばたき方と尾の感じからハヤブサだと思った。対岸の鉄塔にとまったのを見ても肩ががっしりした逆三角体型だ。幼鳥はずっとゲートにいたので、団地のつがいのオスのほうかもしれない。

獲物は小さかったようで鉄塔に落ち着いたときにはもう食べ終わっていた。あの高さを飛ぶ小鳥って何だろう。陽気にうかれたヒバリ?あるいはヒメアマツバメ。場所・高度ともに可能性が高いけれど、ハヤブサといえど高速のアマツバメ類をあんなに簡単に獲れるものか疑問である。

2008030102_2 カメラ目線。しかも笑ってる

枯れアシの中にオオジュリンが2羽いた。頭は茶色、白い眉斑はない。写真の個体はくちばしの根本に黒い色が見えている。黒くなる途中のオスなのかも。

昼すぎになって風向きが北に変わり、荒れ模様となる。

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2008年2月11日 (月)

アオジ

12:00 ハヤブサ幼鳥は今日も柳の木で君臨している。さいきん背中の羽縁が目立たなくなってきたように見えるが、頭は白い羽毛が多く、胸の縦班もまだまだ濃い。くちばしは根元から半ばまで灰色、先だけ黒い。いったん飛び去ったあと、堰のゲートの上で食事しているところをみつけた。足元に小鳥のものらしい翼か尾羽がある。茶色っぽく先が黒くて、セッカとかカワラヒワあたり?

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かわいくて、色も綺麗。だけど背景の地面とまるっきり保護色

アオジが珍しく開けたところに出てきてツグミといっしょに採食していた。普段は岸辺の茂みと中州を行ったりきたりするだけでなかなか写真におさまってくれないので、ラッキー。黄色い喉があざやかなオスだった。

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2008年1月26日 (土)

ジョウビタキ

2週間ぶりに堰へ来てみたら、あいかわらずハヤブサの存在が影を落としているのか、カワウ、カモ類、サギ類など大型の鳥が少ない。小鳥類はそうでもないのだが・・・セキレイ類4種(ハクセキレイ、セグロセキレイ、キセキレイ&タヒバリ)、ヒヨドリ、モズ、ツグミ、セッカ(声のみ)、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、スズメなど見る。

柳の大木にジョウビタキ♂の姿。今までこの辺ではあまり見かけなかったのだが。その後、メスもあらわれて目の前まで近づいてきてくれた。目がぱっちりしていてメスのほうが可愛い!背から尾にかけてのオレンジ色もオスに負けずきれい。

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2008年1月25日 (金)

バードストライク

日帰り出張で札幌へ。別便で来るはずの上司を空港で待っていたが、予定時刻を30分以上過ぎてもその便が到着しない。あとで聞いたところでは前の便に鳥がぶつかり、2本ある滑走路の1本を閉鎖する騒ぎになったとか。小鳥じゃそこまでの大事にはならないだろうからトビか何かかな?R.I.P. 大雪の後でよく晴れて美しい景色。鳥はトビとカラスしか見かけなかったけど。いつか仕事じゃなく鳥見でゆっくり来たいものだ・・・

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2008年1月20日 (日)

オカメインコ

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平常時

オカメインコが週末のあいだ居候に来た。頭がパンクで音楽好き。 ブラインド・フェイスのビデオ(ややマニアック)がかかるとギターの音にするどく反応し、ヘッドバンギングを始めた。クリームも好きらしいのでクラプトンのファンということに決定。


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右足がリズム取ってる・・・

これだけだと野鳥じゃないのでオカメ・ファクツを調べてみた。野生のオカメインコはオーストラリアの砂漠地帯に生息する。意外なことにインコと名前はついているが冠羽があるので実はオウムに分類されている。種子食者で、朝と夕方に活発に採食し、昼間は暑さを避けて藪にひそむ。そういえばきょうの午後はおとなしくしているが、これは朝に暴れすぎたせいかも。

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2008年1月 6日 (日)

ハヤブサ vs. いろいろ

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かわいい顔してますがこいつのせいで誰もいません

9:00 快晴。柳の大木に、すっかり居ついてしまったハヤブサ幼鳥。カモ類は少なく、カワウとサギ類がいるのみ。

今日のハヤブサはまず送電線のカワウを脅して飛び立たせた。うーん木曜のような不意打ちならともかくその作戦はどうかな?やはりあっさりと着水して逃げられた。つぎに鉄橋のほうまでドバトを襲いに行って失敗。

アオサギが4羽、南から出勤してきた。と、ハヤブサがあらわれて──ええええそりゃ無謀でしょと思わず呟く──ゴワァゴワァと騒ぐアオサギをご丁寧に1羽ずつ襲おうとする。もちろん歯がたたないのだが当人はごく本気。柳に帰ってきて「ちぇ、もう少しだったのに」という顔をしている。

その後もダイサギだとかともかく無理目の獲物ばかり狙って暴れまわる。あたりに鳥が少ないわけだ。例年やってくるノスリも見ないし、オオタカさえたまに来ても藪の中に隠れている始末。この若い暴君が狩りのこつを覚え、堰一帯に平和が訪れるのはいつのことだろうか。

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2008年1月 3日 (木)

ハヤブサ vs. コサギ

夕焼けを見に行き、日没後に柳の大木にハヤブサがとまっているのを発見。もう暗くなって西の空だけ明るいのでシルエットと顔の模様がやっと見えるだけ。

カワウが1羽飛んできて隣の枝にとまった。猛禽には気づいていないようだ。枝が揺れ、ハヤブサはそっちを見たが何もしない。位置が悪いか、大きすぎるか・・・

ところが下の枝にやはり何も知らないコサギがやってくると様子が変わった。下をのぞき、コサギをうかがっている。と、いきなり翼を拡げて威嚇。驚愕したコサギ、枝から落ちるように逃げ出す。ハヤブサがそれを追って急降下、2羽とも中州の向こう側に消えた。

あとは悲鳴も水音もなく静寂のみ。待ち伏せはわるくない作戦だったが、成否のほどはいかに?

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2008年1月 1日 (火)

ハシビロガモ♂

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ハシビロ氏

午後いっぱいかかってこんなのしか撮れなかった。ハシビロ氏が岸近くに来たときに順光で撮るチャンスもあったのだけれど、やっと焦点を合わせた途端にどんどん泳いで遠ざかってしまう。どうしたのかと後ろを見るとそのたびに天敵「おじいちゃんに連れられた孫」や「犬と一緒の家族」が・・・お正月はやっぱり鳥より人と過ごしたほうがよろしいようで。

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2007年12月24日 (月)

オカヨシガモ

20071224



オカヨシ夫妻とオオバン

ヒドリガモとオオバンに混じってオカヨシガモ4羽。今年はカモ類の種類が多い気がする・・・そしてバードウォッチャーも多く、オオタカの前に6台のカメラ&スコープが並んでしまった。これだけ目立つと散歩の人たちからも声がかかる。

「すごいね。オオワシ、だかイヌワシ、だかいるんだって?」

ええ、あとコンドルとサルクイワシもたまに。とつい答えたくなるが、クリスマスイブに嘘はいけない。素直にオオタカをお見せする。

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2007年12月23日 (日)

ホシハジロ

12:30 午後から晴れ

柳の木にハヤブサ幼鳥。中州にオオタカ成鳥(小さめ)。別のオオタカとハヤブサが争う。その後ハヤブサがドバトを襲うのを目撃。ヒットして白い羽毛がぱっと散ったが、ドバトは落ちずに舞い上がってかろうじて逃れた。

カモ類はオナガガモ約20(支流にはたくさんいるが、ここでは珍しい)、キンクロハジロ、ホシハジロが、ヒドリガモとオオバンの群れに混じっていた。あとユリカモメの群れとセグロカモメの隣にウミネコかな?というのが1羽、ニャアという声を聞いたのでたぶんそうだ。

その他にノスリ(今年初)を見る。

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2007年12月 9日 (日)

キクイタダキ

きのうの土曜日、自転車で15分ほどの公園へ紅葉を見に行った。カエデの林を歩いていると、シジュウカラ、メジロ、エナガ+コゲラの混群がやってきて、鳥の花が咲いたようになる。その中に見慣れない小鳥がいるのだが、小さくてやたらとすばしこいので何だかわからない。

ツィーツィーと高く細い声で鳴く。体はエナガくらいの大きさだけれど尾は長くない。カラ類のような黒いキャップや過眼線はなくて、明るい色の顔に黒い目。くちばしは細い。翼に黒白の模様。そこまでしか見えなかったので帰って図鑑を調べても確信がもてない。大きさからキクイタダキ?でも肝心の黄色い頭を見ていない・・・だめじゃん。

で、きょうもリベンジにでかけた。どうせスコープには入らないから双眼鏡だけの軽装だ。公園は広いので昨日聞いた声を頼りに探し回る。風が吹くたびにイチョウやモミジバフウが黄金色の葉を散らし、銀杏がはたほとと音を立てて降ってくる。買ったばかりのクロスバイク風味ママチャリはバランスが良く快適。新しいタイヤが落ち葉を踏むと、まだ乾ききっていない葉から芳香がたちのぼる。

公園の隅にしつらえられた日本庭園でツィーという声が聞こえた。カラ類の声に似ているが、シジュウカラのジュクジュクという声が混じっていない。ヒイラギの生垣の中に・・・いたいた、昨日の鳥が数羽飛び回っている。黄色い頭も確認。こんなに小さいのにあざやかな色彩。目が大きくて可愛い。

そのうちチルルルと声がしてエナガもやってきた。つづいてシジュウカラ、メジロ、コゲラ。活発に飛び回っていたのに、とつぜん誰もいなくなった。姿を隠したままのコゲラが切迫した調子でギーギーギーと続けて鳴き、異変を感じて空を見上げるとオオタカかハイタカのような影があった。すぐに飛び去らず、首をあちこちに向けて獲物を探している様子。

やがてタカが去ると平和が戻る。しかしキクイタダキの群れはその隙に姿を消してしまい、戻ってこなかった。ほかにシメをみかける。

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2007年11月25日 (日)

信じられない

朝10:30、快晴

中州の木立にオオタカ成鳥。羽づくろいや伸びをしてすっかりくつろいでいる様子で1時間以上じっとしていた。ここまでは平和だったのだが・・・ほかの鳥に気をとられている隙にふといなくなった。そしてクイークイーという興奮した猛禽のような声が聞こえるのであたりを探すと、目に入ったのが砂州の流木の上で何かを食いちぎっている大型の鳥。

オオタカの奴、いつの間に・・・と思ってよく見るとオオタカじゃなくハヤブサ、しかも幼鳥だった。308r


ちょっとグロ

先週飢えていた子ハヤブサだろうか。このショットではがっついて喉がふくらんでいる。20分ばかり見ているとちょうど川仲間がやってきた。ハヤブサは食べ終わり、川に入って水を飲みはじめた。

その後、皆で雑談しながらあたりを眺めていると、下流から飛んでくる白い大きな鳥が。長い首をまっすぐ伸ばして飛ぶ優美な姿-ははは白鳥だぁ。

コハクチョウなら昨年1月にも幼鳥が現れたけれど、あの年は全国的に大雪だったので説明がつく。だがこんな汗ばむほどの秋晴れを背景に、太った白い鳥がゆったりと目の前を横切っていくのを見るのは・・・なんだか超現実的な感じがする。写真を撮るのも忘れてぼんやりと見入っているうちに鉄橋を越えて上流へ消えていったが、その場に3人いたので白日夢というわけではないはずだ。種別は不明。

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帰ってから残りのハヤブサ写真をチェックする。獲物は小鳥だと思っていたのだが、実際はもっと大きかったらしい。ドバト?こうやって見ると翼の上面の濃灰色と下面の白のコントラストが強いのがわかる。そういえば午前中見ていたオオタカが消えてしまったが・・・まさか・・・

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2007年11月18日 (日)

ハヤブサ幼鳥

午前10時、くもり

前方から全体に茶色っぽい猛禽がやってきて、真上を通り過ぎたと思うとUターンして戻ってきた。飛び方は速いけど変なコース取りだなあ、と思って双眼鏡で追っていくとハヤブサであった。送電線の鉄塔にとまったところをみると、上面は褐色で、羽縁にベージュ色のふちどりがある。下面はクリーム色に褐色の縦斑が濃い。幼鳥だ。

そのあと2度ほど飛び立って、何も獲れずに鉄塔へ戻ってきた。3度目に帰ってきたときは疲れたのか、後ろを向いてじっとしている。そのしょんぼりした様子がいかにも子供らしい-かわいそうにお腹がすいているのだろう。そこに追い討ちをかけるようにチョウゲンボウが現れ、攻撃をしかける。涙目でじっと耐える子ハヤブサ。けっきょく昼前まで鉄塔にいて、何もとれないまま北へ飛び去った。

今シーズン初のタヒバリ、ツグミ。オオバン、ヒドリガモに混じってキンクロハジロ。カワウ、送電線に400-500。

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2007年11月10日 (土)

ウミネコ?

謎のカモメ類の写真を川仲間から送っていただいた。堰の上にセグロカモメと並んでいて二回り小さく、ユリカモメくらいの大きさに見える。頭と翼は褐色、背が灰色がかっている。風切は黒。胸から腹は白。くちばしは灰色っぽく、先が黒い。脚はピンクがかった灰色に見える。なにかの幼鳥に見えるけど、ウミネコ?カモメ?

ちょっと調べてみたら、ウミネコならこの辺り(河口から30km)で記録があるらしい。一羽でわざわざ遡ってきたのかな?

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2007年11月 4日 (日)

タゲリ(初見)

きのう「タゲリが出たよ」と教えてもらったので朝からねばってみた。天気がよく、草原では揚げヒバリがさえずっている。1時になりお腹も減ってきて帰ろうかと思ったころ、左岸側からハトサイズの鳥が4羽飛んできた。群れの飛び方が完全に同期していて、あきらかに水鳥だ。コガモ?いや尾が長いし。何だ?頭に何か生えてるぞ・・・待っていたタゲリだ!

287v1_2 あわてて写真を何枚か撮るも逆光でどれも真っ黒。緑色の光沢はよく見えなかった。いちど全員が飛び立ったが、ほかに降りる場所がなかったらしくまた戻ってきた。写真のような中州の開けた場所は、先般の台風で植生がはぎとられてできたものだ。おそらくそのせいでここで初めて見られたのだろう。石の下にくちばしをつっこんで採食したりしていたが、10分ほどで下流へ去っていった。

あらためて見るとエレガントで美しい鳥だ。飛ぶ姿も下面がまっ白で翼の先が黒いのが印象的。越冬地ではこれが大群になるとのこと。いちど見てみたいと思う。

カワウ電線に350。セグロカモメ、ユリカモメ。オオタカ成鳥1。セッカ2、岸の草むらでピッピッと鳴き交わしている。脇羽がふわふわと長くてぬいぐるみのように愛らしい。細長い尾は下面が黒と白の横縞いり。アオジらしい声を聞くが、姿は確認できず。

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2007年10月28日 (日)

キンクロハジロ・マガモ・ヒドリガモ

17:30 晴れ

冬鳥が集まってきた。ユリカモメ1、コガモ13羽の群。堰上に、暗くてわかりにくいがヒドリガモ14、オオバン8、マガモ♂1、キンクロハジロ♂1の群。カワウ、ちゃんと数えていないけれど電線に500羽くらい。

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2007年10月27日 (土)

水族館ナイトツアー

とある水族館のお泊りナイトツアーに参加した。閉館後の水族館に入場して館内を見学、食事つきで翌朝解散というものだ。

009 まずは水生生物の簡単なレクチャーを受けたあと、水深6mの大水槽に案内される。地元の魚類相を再現してあって、マイワシの群泳、ギンガメアジ、クエ、イシガキダイなどの他に大きなアカエイと2匹のシノノメサカタザメが目立つ。これは上半身がエイ、下半身がサメの形をしていて体長2m弱、サメといいながら実はエイの仲間とややこしい。英名Shark Rayの方がずっとわかりやすい。

さて、その水槽の正面にはテーブルがしつらえられていて、そこで魚づくしの夕食(!)である。料亭の主人の挨拶が「本日のお造りは、あちらにも泳いでおりますイナダと、イトヒキアジでございまして・・・」テーブルには花の代わりに極小クラゲの入ったワイングラスが飾られている。

とくに罪悪感もなくおいしく頂いた後はナイトツアー。オットセイ、イルカ、ペンギンの寝姿(かわいい!)、寝ている魚、クラゲの生産工場(バックヤード)も見学でき、普段とは違った面が見られオトク感が増す。女性限定の参加メンバーは20代のグループからずっと上までさまざまだが、中にやたらとつっこんだ質問をする人もいて(このウミガメ、先週と違う個体じゃない?)なかなかディープなのだ。

夜も更けたところで大水槽の前に毛布を敷いて就寝。薄い照明がついているので魚の様子を見ることができる。しかしほとんどの参加者はおとなしく寝てしまい、最後までお喋りしていた友人も眠ってしまったので、ひとりガラスの前にはりついて魚を観察する。

Shark Ray達が底に下りてきて、八畳間くらいの砂地をぐるぐる回っている。今晩はここで寝ようかどうしようか迷っているかのようだ-選択の余地はないはずなのだが。水玉模様のはっきりしているオスの方が活発で、2本の交接器のある腹を見せてアクリルガラスの前を何度も通るが、ときどき底に着地して寝ている模様。メスは少しシャイで、あまり前まで寄ってこないでひたすらぐるぐる回る。

川や沼の側にいるときもそうなのだが、薄明かりの下で水を見ているとトランス状態におちいる。眠るのがもったいなく、こっそり他の水槽も覗きに行く。大きなエビが殻の下に肢の一本を入れて中を掃除中。人がシャツの裾から手を突っ込んで背中を掻くのとそっくりで笑う。別の水槽では真夜中のメンテナンス作業が行われている模様。

午前2時、オスのShark Rayふたたび着地。メスはまだ逡巡している。起床が早いのでさすがに寝なければならない。横になって水槽を見上げるとますます不思議な感じ、魚と一緒に漂っているような感覚のまま眠るという、ある意味ぜいたくな体験だった。他に親子ナイトツアー、カップルナイトツアーなどもあり。

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2007年10月 7日 (日)

カンムリカイツブリ

出張続きで今週も鳥はあきらめようと思っていたが、川仲間からのメールでビジターがいると知らされて8:00に出かけてきた。自分としては記録ものの早さである。

寝不足はつらいけれど、久しぶりだしお天気はいいし、秋の陽光をうけながらアオサギがたくさん落下傘のようにやってくるので(この時季、南の方角にあるねぐらから通ってくるらしい)、見ているだけで幸せだ。青空にグレイの大きな翼を広げて風に乗り、まったく羽ばたかずに、バランスをとりながらゆっくりと降りてくる。あああああの中の一羽になりたい。まあ毎日魚ばかりの食事は願い下げであるが・・・

待つこと4時間、昨日いたというビジター2種はどちらも現われずいつもの顔ぶればかり。対岸に何かいる!と期待してスコープで覗いたらスズメでがっかり。が、いきなり視野にチョウゲンボウが飛びこんできて今度はびっくりする。スズメを狙ったらしいが、取り逃がして去る。

けっきょく本日の収穫はカンムリカイツブリ。夏羽から冬羽へ移行する途中らしく、頭部が黒と白のまだらだ。こんなに早く渡来しているとは驚き。

モズの縄張り争い激しい。♂と♀が互いに追いかけあっている。この2羽が夏の間ペアだった可能性はなきにしもあらず、人生の無常。コガモ♀またはエクリプス1羽。なぜか昼間に活動中のホシゴイ1。バン1幼鳥1。

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2007年9月23日 (日)

ユリカモメ

16:30、くもり

今シーズン初のユリカモメを見かける。10羽ほどの群が下流に帰るところだった。尾の先の黒い若鳥の姿も。

台風後流れが変わったせいか、堰の魚道がふさがってしまっている。堰の下には魚がたくさん集まっているのだろう、コサギ、ダイサギ、アオサギが多数むらがっている。大きなコイが何度もジャンプしているのも見える。

カワウ、電線に約450羽。毎年今くらいの時期がいちばん数が多い。ゴイサギ、声はするが堰にはやってこない。トビ1。イソシギ2。カワセミ1。ツバメ少数。

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2007年9月 8日 (土)

ゴイサギ大集合

10:00、晴れ、台風による南風強く、暑い

台風が通り過ぎたきのうは氾濫危険水位を越えたというのでどんなことになっているか少し心配してきてみた。河原はかなりの荒れようで、中州もところどころ下生えがごっそりなくなって岩がむき出しになっていたり、低木が根こそぎになったりしている。

アシやオギが倒れて平べったくなった中州になぜかゴイサギが100羽ほど集結。こんなにたくさん見たのは初めてだ。増水で他のねぐらが破壊されたかでここに避難しているのか、それとも今年はゴイサギの当たり年なのか?

ほとんどが幼鳥で成鳥と若鳥が1割ずつくらい。成鳥はたいがい涼しそうな木陰を確保しているが、幼鳥は日のあたる地面で口をあけてハァハァあえいでいたり、幼鳥どうしで居場所を奪い合っていたりする。争いといってもゴイサギのことだからあまりアクションはなく、頭を下げくちばしを突き出してじっと睨み合っているくらい。よく見ると羽毛がゆっくり逆立っていくので緊張が高まっていると知れる。本人たちは真剣なのかもしれないが、見ている分にはゴイサギ幼稚園の砂場という感じ。

堰下の中州は頭の部分が削られて新しい水路ができていた。あるいは、埋まっていた古い水路が開いたのかも。いずれにしろ魚捕りによさそうな地形だ。すでにアオサギが多数集まって水面をのぞきこんでいた。

275 向こう岸に近い中州の木陰に猛禽を発見。オオタカ成鳥だ。眉斑が幅広くまるでミサゴのように頭全体が白く見える。あわててカメラをセットしたけれど、遠い・暗がり・逆光・風で揺れるでこんなショットになった。このあとすぐ飛び立ってゴイサギとアオサギの大群をパニックに陥れ、下流へ去っていった。

その他、カワウは約150羽が電線でなく砂州で休んでいた。コシアカツバメの小群。

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2007年7月30日 (月)

アオバズクの雛

アオバズクのヒナが出てきたと聞いてから10日近く経ってやっと見に行った。18:30頃着くと親鳥2羽とヒナ2羽がシラカシの木の上にかたまって寝ていた。

きょうの日没は18:48。19:05に4羽がいっせいに飛んだ。といってもヒナは枝移りしただけ。親は飛び立っては短い弧を描いて木に戻ることを繰り返している。飛んでいる虫を捕らえてヒナに与えているらしい。シルエットは猛禽らしく翼が長い。尾もとまっているときの印象よりは長く見える。飛び方はかなり速く、ブーンという音がしそうな感じだがもちろん無音である。浅くて素早い羽ばたきや急激な方向転換がコウモリにもちょっと似ている。

30分ほど見ていたがヒナは枝移りならもう自由に出来るらしい。親が来ると「チリリリリリ」というキリギリスか鈴虫のような声で餌をねだっている。巣穴の中から聞こえた時はもう少し大きい声のように思ったが。親は「ホッホゥ」と鳴くのが1度だけ聞こえた。

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2007年7月27日 (金)

朝日の沼(ヤマセミ)

翌朝は早起きして一番大きい沼へ行く。静かな水面に朝日が映え、昨夜の魔力は消えうせたかのような平和な光景だ。ところどころ、倒木が水面下に隠れており、その上に喬木が茂って盆栽のようになっていたり、アシが一列に並んでいたりする。

200m先の向こう岸で、ハトくらいの大きさの白い鳥が水面を横切り、同じコースを往復してもとの木に戻った。見えたのはその一瞬だけ。水辺にいてそのサイズで飛ぶと白く見える鳥といえばヤマセミしか思いつかないなぁ。沼の中にヤマセミの餌になりそうな魚はたくさんいた。魚の名前は鳥以上にわからないけれど、20cmくらいのウグイか何か。

それから、向こう岸から泳いできてアシと岸のあいだに隠れてしまった灰色の鳥はオシドリ。くちばしは赤くなかった。

その他、キビタキらしい声-昨日と同じ場所でしていたが、姿は見られず。一節が長くて複雑なさえずり-ミソサザイ?ゴジュウカラ、きょうは姿も見えた。いろんな大きさのヤマアカガエル。シマヘビ。

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