2017年6月11日 (日)

アオゲラ 今年も巣立ちました

サクラの幹にあったアオゲラの巣、無事に巣立ちが終わった。エナガと一緒で、営巣開始の頃からひっそり見守っていたもの。

4月下旬につがいが巣穴に出入りしているのを見る。この時点で産卵は始まっていたかもしれないが、抱卵はまだしていなかったと思う。

5月下旬、巣から離れた場所で雄親が切り株や木の幹で餌を集めていた。写真で確認するとごく小さいアリで、まだ幼いヒナ用と思われた。

6月になって、餌運びがいっそう盛んになった。下の場面は、雄親(左)が到着したところ。入れ違いで先に給餌を終えた雌親(右)が飛び出す。

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雄は口いっぱいにアリの卵か蛹らしい餌をくわえている(実際にはくわえた状態で飛んで来るのではなく、そのうにたくさん詰め込んできて巣の近くではき戻す)。

最初に目撃してからほぼ6週間後、3日間でおそらく7羽が出た。下は4羽目。木の上で親鳥が呼んでおり、それに応えて鳴きながら穴から直接飛びたった。

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2017年6月 6日 (火)

コチドリの親子

ハクセキレイ親子を見たのと同じ工事現場には、コチドリの家族も住んでいる。

5月31日に初めてヒナ3羽を確認。そのときはまだ卵が残っているらしく、親が同じ場所に交代で座り込んでいた。

翌日、ヒナの数は4羽に増えていた。敷地に入り込んで撮影する者がいたり工事の準備が始まったりしてからは、反対側の一角に引っ越して暮らしている。

この時期、天気が悪い朝はまだ肌寒かったりする。ヒナは歩き回って体が冷えると、親鳥の羽毛にくるまって暖をとる。

これはヒナを抱え込む雌親。過眼線から耳羽は褐色で、胸のリングは細い。それにしても、これだけ大きくトリミングしても一目で鳥の形が分からないくらいの保護色はすごいと思う。

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下は雄親、過眼線が黒く、胸のリングは太い。

2羽のヒナに「さあ、早く入りなさい」と翼を上げて見せているが、おもしろいことに腹の抱卵斑も拡げているのがはっきり写っている。白い羽毛のつけねが黒く、無毛の赤い皮膚と縞をなしていることが見てとれる。

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この抱卵斑のおかげで、ヒナは親鳥からじかに温めてもらうことができる。赤黒白のはっきりした配色は、まだ親の庇護が必要なヒナにとって「安全な隠れ場所」の信号になっているのかもしれない・・・と思った。

下はその数秒後のショット。1羽目のヒナはすでに羽の中にもぐりこんでいて、2羽目が入ろうとしているところ。

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2017年5月31日 (水)

ハクセキレイの親子

工事現場の空き地にて、巣立ったばかりらしい幼鳥2羽をつれたハクセキレイに出会った。

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さかんに餌を運んできているが、ヒナはなかなか満腹しないで親鳥を追いかけまわす・・・ たまらず建物の屋根に逃げた親を追って2羽とも飛び上がった。この調子だと元気に育ちそう。

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2017年5月30日 (火)

オオヨシキリとコヨシキリ

朝6時、自宅前の公園から普段と違う鳥の声がする。ピロピロピーというメロディに続いて、グワッグワッと蛙のような声も。この組み合わせはつい2日前に聞いた、コヨシキリだ。水辺でもないのになぜいるのか不明だが、たぶん移動中だったのだろう。カメラをつかんで外に出た時にはもう声はやんでいた。

日曜日のこと。岸にオギ、アシ、ガマなどが茂っている小さい池に行くと、毎年くるオオヨシキリに混じってコヨシキリの声がしていた。ここではちょっと珍しい。

しかし。オオヨシキリはアシの先など目立つところで鳴いているのですぐわかる。コヨシキリも同じはずなのに、なぜか姿が見えない。

声のもとを探すと、去年のガマが枯れて倒れて水面を覆っている下にひそんだまま鳴いているのだった。一度だけちらっと出てきたが、またすぐに潜ってしまう。さえずりは堪能できても、写真はとれずじまい。

そんなに完全に隠れているのは、オオヨシキリが原因のようだった。縄張り性が強く、相手が同じオオヨシキリでも他の種でもすごい勢いで攻撃する。狭い池なので、争いもその分激しくなる。

コヨシキリはガマの茂みから出てアシの方へ移ったときに見つかって襲いかかられ、追い回されて姿を消してしまった。その後声を聞かなかったから、よそへ移動してしまったのかもしれない。

下はオオヨシキリどうしの争い。後ろに見えるフェンスに相手を追い詰めてかみつくほどだから、体の小さいコヨシキリに勝ち目はなさそう。

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2017年5月21日 (日)

カイツブリの朝ごはん

池のカイツブリ家族、きょうの朝ごはんはザリガニの活け造り

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そのままでは大きすぎるので、親はザリガニを振り回してまず頭を落とし、それから身を小さくちぎってヒナに与える。

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ちぎった身をヒナに食べさせている間、残りの本体を載せておくテーブルはない。どうするのかというと、単に水の中に落としてしまうのだ。当然沈んでいってしまうが、カイツブリにとっては問題ではない。ちょいと潜って拾ってくればいいだけだから。

そうやって柔らかそうなところを順番に食べさせて、最後に残った硬そうな尻尾は自分で呑み込んでいた。

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2017年5月17日 (水)

ツツドリお出まし

ひと気のない梅園に足を踏み入れたら、地面で採食していたらしい鳥があわてて木に上がってきた。一瞬キジバト?と思ったけれど、その警戒心の強さと、枝の陰からじっとこちらを観察する目つきが鳩のものではない…

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毎年、カッコウかツツドリかで悩む奴らのおでまし。これは縞の感じと目の色でたぶんツツドリだと思うのだが。翌日に近くでカッコウが鳴いていたという話もあり、よくわからない。

この後いったん枝移りした時にカラスに見つかって追いだされ、園外へ飛び去った。

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2017年5月16日 (火)

サンコウチョウ 二度目

午後2時ごろ、先週サンコウチョウを見た場所にいくと、スギ木立の下にある低木の中でひらひらと舞う影・・・

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天気が悪くあたりはかなり暗くなっていた。遠足の園児たちも引き上げた後で、安心して出てこられる状態だったのかも。

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この木の下は池。水際に降りたかったのかもしれないが、さすがにまだ人通りがあり、直後に姿を消してしまった。

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2017年5月11日 (木)

極楽ヒタキ

キビタキやオオルリの通過が一段落したころにやってくるのがこの鳥。サンコウチョウは英名Paradise Flycatcher つまり極楽ヒタキ。「ホイホイホイ」という鳴き声もなんとなく浮世離れしているし、オスが長い尾をひらめかせて飛び回るシルエットは本当に天使に見える。

なぜシルエットなのかというと、こいつは暗いところが好きでスギの木立から出てこないため。なので写真はどれも無理めのばかり。

中継地のここで飛び回っているのは美しい姿を見せびらかすためではなく、繁殖地まで飛行を続けるための燃料補給。下のショットはひどい出来だけれど、餌をくわえているので選んでみた。

ただこれ、どうやらスズメバチらしいのだ。可愛い顔であんなものを捕えて食うとは、極楽とはだいぶんイメージが違う。自分はトカゲだのカナヘビだのは平気でむしろ好きだけど、膜翅目の昆虫は大の苦手。この写真ばかりは怖くて拡大できない。。。

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もう一点これで分かるのは、長い尾羽はじつは中央の2枚だけであり、他の尾羽は「ふつうの鳥」なみの長さであること。透けていない尾羽だけに注目すると・・・ほらヒヨドリに似たシルエットの鳥が見えてくる。

かれらが秋に渡去するときは、長い尾羽は抜け落ち、天使から普通の鳥の姿になって飛んでいく。

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2017年5月 6日 (土)

キビタキのディスプレイ

ゴールデンウィークも終わり近いのにキビタキをあまり見かけない。この時期、今までの年なら公園の中で数羽がさえずっていて、門を入る前からわかる状態なのだが。
 
もしかすると鳴いてないせいで見つからないだけ?今日はカエデ園で成鳥オスを見たが、ちょうど他個体にアピールしているところだったから複数はいるのだ。ただし相手は上の方から地鳴きが聞こえただけで姿はみえず、メスに求愛しているのかオスを威嚇しているのかは不明。
 
キビタキのディスプレイは、背を丸め尾と翼を下げた状態で、翼をすばやく開閉する。同時に「ブブブブブ」というカナブンが飛ぶような声をたてる。上にいる相手には、逆立てた腰羽の黄色と翼の白斑が目立つにちがいない。
 
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さらに興奮してくるとこの変な恰好で飛び回る。
 
冬鳥(ツグミ類、アトリ、アオジ)は見かけなかった。
流れのわきを歩いていて、対岸の緑が水面に映りこんでいるのを何気なくファインダーを通してのぞいてみると、不思議な世界が広がった。光、風、水の動きにつれて色と線が果てしなくゆらめき、頭がくらくらしそう。
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せせらぎの音や鳥の声が聞こえる感じにしたいと思ったんだけど、うーんまだまだ修業が必要みたい。

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2017年5月 4日 (木)

モズの巣立ち

気温の上がった午後。藪のそばを通ると「ギチギチギチ・・・」というモズの警戒音とキィキィ鳴く雛の声がする。雛の声は3か所くらいからするので、もう巣立っていると思われる。
 
モズの雛はエナガなどと違い、全員が一か所に固まっていることはなくて巣立ち後すぐに分散しはじめるらしい。もちろん初めのうちはたいして移動能力がないので数メートルの範囲にいる。けれど日が経つにつれ雛どうしは離れていき、オス親とメス親は手分けして面倒をみるようになる。なわばりを構えて暮らす猛禽の性質が、巣から出てすぐに発揮されるということ。
 
今日のところは全員がまだ目の届く範囲内にいるようで、高い木のてっぺんに一方の親がとまって見張り、もう一方が餌を取りに行くのを交代でやっているようだった。
 
姿が見えた雛は2羽。左のはまだ幼くて頼りなく、オス親に甘えている。
 
右のはもう少ししっかりしているが、親鳥との尾羽の長さの違いに注目。その短い尾をいっちょまえに振り回してこちらを睨んでいる。雨覆、風切、上尾筒の羽縁が目立つ

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親鳥は上空を警戒中
 
左の子、親が飛び去った後のようすはこちら。不安そうな表情で父親を目で追う。モズらしい精悍な顔つきに似合わないその表情と、短いしっぽが可愛い
 
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お父ちゃんどこ行くの
 
エナガ。公園内で位置を把握していた最後の巣は、残念なことにだめだったようだ。前日の様子だと巣立ちまでまだもう1-2日かかりそうだった。しかし今朝みると巣が半分に割れてぶら下がっている。風で壊れたか、カラスに襲われたか。
 
そして近くの地面の草むらに親が出入りしている。まだうまく飛べなかった雛が落ちているのかもしれない。一度だけそこからかすかな声を聞いた気がしたが、その後聞くことはなかった。警戒させないようときどき通るだけにしていたため、その間に移動した可能性もあるし、そうだといいのだけれど。
 
雛がいなくなった草むらのそばに咲いていたヤマツツジ。
 
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