2008年7月 5日 (土)

バリ島旅行記: ジンバラン

2008070502 バードウォークが終わって深夜発の飛行機に乗るまでにジンバランの屋台へ寄ることにする。ここは夕陽の見える海岸に1キロ以上にわたってずらりと屋台が並び、海で獲れた魚介類をバーベキューにして供してくれるのだ。テーブルには蝋燭がたてられ、雰囲気も十分。スナッパー、カニなど焼いてもらう。この旅も空港まであと数キロというところまで無事運転してきたのでアルコールはパス。日が沈む頃には周りのテーブルもいっぱいになった。流しの楽隊が回ってきてラブソングを奏で、にぎやかで楽しい最後の夕食に。

(2009年10月25日作成の記事をバックデート)

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バリ島旅行記: バリ・バードウォーク

Birds of Bali の著者 Victor Mason は、バリ・バードクラブの創設者でもある。彼自身はもう高齢のため故郷の英国へ帰っているらしいが、弟子のSu嬢が毎週の探鳥会を主催している。

今日の参加者は私たちとアジア系米国人の夫妻、奥様のほうは日本出身だった。天気はよく、暑くもなくいい気候(いまは冬なのだ)。ツバメのような姿がたくさん舞っている。これまで全部リュウキュウツバメと思い込んでいたのだが、アナツバメ類(Swiftlets)2種と混じっているとのこと。よく見ると翼の形が違うような、でも速すぎて自信がない。たまに道端の柵にとまるのがいて、これは間違いなくリュウキュウツバメだ。

アナツバメ類はアマツバメ類(Swifts)に近縁で小型。ショクヨウアナツバメは鳥を食べるのではなく中華食材の燕の巣を提供する。エコーロケーション能力があり、洞窟の奥に営巣する。真っ暗な場所なので巣はカムフラージュする必要がない。だから自分の分泌物だけで白い巣を作る。それに対しシロハラアナツバメはエコーロケーションができないために光が差し込む洞窟の入り口を利用し、巣には空中を漂う羽毛や木の葉などを混ぜるので食用にはならないのだという。

2008070501 その後もウブドの北の田園風景の中を歩きながら鳥の説明やバリの水利システム、スバックの解説を聞く。この日に見た種類は下のリストの通り。昨日見た「セッカのような鳥」はやはり本物のセッカらしい。いまは繁殖期ではないので(冬なのだ)鳴いていなかった。ジャワアカガシラサギも冬羽だそうで地味な色をしていた。

終了後、チャンプアン橋のたもとのベガーズ・ブッシュで昼食(料金に含まれている)。渓谷の景色と食事を楽しみながら、旅のそれまでに見た鳥の名前をSu嬢に教えてもらう。シドメンで見た赤いハナドリの現地名(タビア・タビア:唐辛子の意)を教わったのもこのときだ。それから山で Tea for me, tea for me と尻上がりに繰り返す鳥の名はPlaintive Cuckooであること。たしかに悲しげな声である(が、帰って鳥名事典をひいたら和名はそっけなく「ヒメカッコウ」だった)。

Su嬢は日本の大学と協力してツミの渡りも研究しているそうだ。また研修のため米国の大学へ行きたいのだが、政治情勢のおかげでどうしてもビザが下りないのだとか。「ビザ申請のためにスラバヤへ飛ぶ交通費を捻出しても、行くたびに無駄足になってしまうんです」とのこと・・・なんとかサポートしたいものである。バリ・バードウォークに興味のある方はこちらへ。http://www.balibirdwalk.com/

Javan Pond Heron ジャワアカガシラサギ
Cattle Egret アマサギ
Little Egret コサギ
Spotted Dove カノコバト
Plaintive Cuckoo (heard) ヒメカッコウ (声のみ)
White-bellied Swiftlet シロハラアナツバメ
Edible-nest Swiftlet ショクヨウアナツバメ
Java Kingfisher ジャワショウビン
Pacific Swallow リュウキュウツバメ
Yellow-vented Bulbul メグロヒヨドリ
Pied Bushchat(?)  クロノビタキ
Zitting Cisticola セッカ
Bar-winged Prinia (ウグイス亜科ハウチワドリ属)
Olive-backed Sunbird (Yellow-breasted Sunbird) キバラタイヨウチョウ
Oriental White-eye ハイバラメジロ
Javan Munia コシグロキンパラ
Scaly-breasted Munia (Spotted Munia) シマキンパラ
Chestnut Munia (Black-headed Munia) ギンパラ
Tree Sparrow スズメ
Streaked Weaver  コウヨウジャク

(2009年10月17日作成の記事をバックデート)

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2008年7月 4日 (金)

バリ島旅行記:ウブド

俗化して清里か鎌倉かという残念な感じになっていたウブドの町へ出るのをあきらめて、今日はのんびりすることに。まあ考えようによってはこれもバリの面白いところ。クタやレギャンなんて歌舞伎町みたいな歓楽街もあるし、バトゥール山のような荒々しい自然も、人と自然が調和する田舎も、ギャニャールやシンガラジャのように伝統的な町も、いろんなものが狭い島に詰め込まれているおもちゃ箱のような場所なのである。

部屋の前の広いテラスで朝食。プールサイドに営巣しているキバラタイヨウチョウのオスが目の前を何度も行ったり来たりする。頭は金属光沢のある黒。下面はあざやかな黄色。それからMunia類の巣立ち雛が10羽近く、植え込みの中でもそもそしている。

リュウキュウツバメの群がテラスの屋根をかすめる。目の前の田んぼに立つココヤシに、今まで何度も見たPriniaと、セッカに似た鳥がいる。そしてなぜか隣の棟の屋根にシロハラクイナ。チェクルワ・チェクルワと鳴きながら危なっかしくココヤシの葉に渡り、ぱたぱたと飛んで地面に下りた。飛べるのか(゚д゚)

チャンプアン尾根を散歩、ぐるっと回って帰ってきてから近所の美容院でヘッドスパをやってもらい、満足。

(2009年10月1日作成の記事をバックデート)

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2008年7月 3日 (木)

バリ島旅行記:ティルタ・ガンガ→ウブド

今日はティルタ・ガンガから移動する日。Puri Primaを後にする前に、宿の様子を残しておこう・・・

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谷の斜面とそこを流れ落ちる水を活かして、いろんな花が咲き乱れる庭と池がしつらえてある。豪華なものは何もないけれど、居心地よい場所なのだ。部屋の前の池には謎の白い魚が住んでいて、餌のアリの卵をもらうときだけ水面に浮かんでくる。べつの池にはカエルがたくさんいる。朝と夕方、敷地のあちこちにバナナの葉にお米と花を載せたお供えが置かれる。

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名残を惜しみつつ、車を出す。アンラプラへの道を下っているときに、検問で止められた。日本で発行された国際運転免許証は厳密にはこの国では有効じゃないので、ちょっと緊張する。

警官 「免許証を・・・どこから来た?」
私   「日本よ」
警官 「日本か。いい国だな。ところでこの免許証、有効期限が切れている」
(げっ。) 「そ、そんな筈ないけど」
警官 「ここに、2008年6月と書いてある。先月だ」
(なんだ、驚かすなよ・・・) 「それは発行日付。あと1年有効だわ」
警官 「そうか、わかった。この先渋滞があるから気をつけるように」
(よかった・・・) 「ありがとう。そうするわ」
警官 「ところで、俺は朝飯を食っていない」
(は?) 「それは・・・お巡りさんも大変ね」
警官 「そうだ。忙しくて飯を食う暇もないのだ」
(も、もしや何かタカろうとしてんのか?) 「へぇ、お巡りさんがお腹すかしてたんじゃ、悪者を捕まえられなくてみんな困るわ。お昼はちゃんと食べられるといいわね。そうだ、さっき食堂の前を通ったわ。すぐそこよ。ほら、見えるでしょ。じゃ、渋滞にはまると嫌だからもう行っていい?」
警官 「・・・よろしい。」

適当にまくしたてて逃げ出したけど、何だったんだろう。一昔前は公務員の腐敗で有名だった国だが、今は袖の下のたぐいは一掃されたはず。様子を知らない外国人と見て何か期待したのかな?それともこんな田舎まで来る日本人が珍しかっただけ?

渋滞は本当で、サヌールのあたりからハイウェイがひどく混んだ。ウブドへ抜ける田舎道は大丈夫だったが、村に近づくにつれ再び「なんじゃぁこりゃぁ」な渋滞となった。狭い道に観光バスとレンタカーがひしめいて、まるで休日の鎌倉。歩道にも観光客の群があふれ、原色のTシャツを売る店が軒を並べている。

あの、静かで平和な村、ひなびていながら文化的な雰囲気はどこへ行ってしまったのだろう・・・いや、あのような状態がとても繊細で壊れやすく、商業的成功というやつに弱いのはわかっている。今まで来たときも兆候はあったし、自分が落とした金もその変化に貢献したのは間違いない。それにしてもこの変わりようはどうだ・・・

戸惑いに追い討ちをかけるように、お気に入り宿のJuli House は廃業していた。同じ通りの先に、小さいプールのあるこぎれいな宿を見つけてなんとか落ち着く。田んぼの前だし、部屋は明るいし、悪くはない。ドライブで埃っぽくなった体をプールに沈める。そばの植え込みにタイヨウチョウが巣を建設中のようで、オスが何度もやってきていた。泳いでいるうちに気分も直ったので、食事に出かける。

(2009年8月22日作成の記事をバックデート)

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2008年7月 2日 (水)

バリ島旅行記:ティルタ・ガンガ

2008070201 眠いけど、朝日を見るために5時半に起きる。空気は涼しく気持ちがいい。写真をパチパチ撮って、あー眠ーといいつつまたベッドにもぐりこむ。日が高くなった頃に起きだして、オープンエアの食堂で朝食。他に客はなし、サービス独り占め。こんな贅沢はよそでは味わえない。。

2008070202 きょうのアクティビティはティルタ・ガンガで泳ぐことだ。ここを造ったのは水が大好きだったアンラプラの王様。二段になったプール、噴水や橋のある池、鯉の泳ぐ池など、あらゆる水遊びの楽しみのために建てられた宮殿である。王様がウォータースライダーを知っていたら絶対入れてたと思う。

2008070203 水に浮かんで空を見上げていると、大きな猛禽がやってきた。トビくらいのサイズ。足に獲物をつかんで飛びながらむしっている。真っ白い鳥-ニワトリかドバト。尾は丸く、翼も短めで幅広く丸い。頭部が白っぽく見えた。10分くらいの間、翼をV字に保って帆翔しながら食事し、食べ終わったのかぽいっと捨てて飛び去った。Birds of Baliその他の図鑑にあたったところ、Brahminy Kite Haliastur indus シロガシラトビじゃないかと思う。

水からあがって、隣のロスメン(急斜面のさらに上にある!)まで登って昼食。帰って昼寝(また寝るんかい!)

午後は、きのうご招待いただいたジャナさんの家に遊びに行く。1010 敷地の中に、母屋と離れ、納屋、鳥小屋などがゆったりと配されていて、日本の農家のような感じ。子供たちが集まってきて─全部がジャナさんの子供ではないようだが-「ポト、ポト」といって写真をせがむ(photoってことね)。思いっきりヘンな顔をして写っては、モニターを見て大笑い。みんなでおやつを貰って、ジャナさんとバリの生活、日本の生活の話などしているうちに、連れは鬼ごっこに巻き込まれてどこかへ消えてしまった。戻ってきたときにはへろへろ。サッカーに付き合わされたのだとか。

宿に戻って、またテラスの食堂を貸切で食事。カエルの声は4種類。茂みの中でクェ・・・クェ・・・と静かに鳴くもの、木の高いところででピッ・・・ピッ・・・と繰り返すもの。田んぼではゲコゲコいうアマガエル風、溝の中からはココココ・・・という声(アジアジムグリガエルだったかな?)。至福。

(2009年7月14日作成の記事をバックデート)

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2008年7月 1日 (火)

バリ島旅行記:テガララン

アンラプラを通り、島の北へと続く道路に入る。バイクはあいかわらず多く、平均搭乗者数は2.5人見当だ。お父ちゃんがハンドルを握り、前にちびっ子、荷台に赤ん坊を背負ったお母ちゃん、くらいは普通である。ときにはこれに脚をひもで束ねたニワトリ数羽(活)とか、膝に横たえたヤギ1頭(活)が加わる。数年前に訪れたときは、2ストロークエンジンの耳をつんざく排気音に少々うんざりしたものだが、今回は騒音はかなりましになった。2ストが全面禁止されたのが2年前というから日本とほぼ同じ頃である。

アンラプラの北、テガラランの緩やかな谷には、見渡すかぎり棚田が広がっている。その景色は海から天まで続いているかと思えるほどだ。谷の東向きの斜面には水の宮殿ティルタ・ガンガがある。その上の急斜面にへばりつくように、お気に入りの宿 Puri Prima が建っている。部屋によっては水シャワーしかないようなひなびたロスメンなのだが、棚田の眺めや、谷の向こうから昇る朝日は何ものにも代えがたい。

2008070103 荷物を置いて散歩に出ると、ちょうど田んぼでお祭りをやっているところだった。隅にある祠に祭礼の衣装を着た人がたくさん集まっている。男性は白い上下に白い頭飾り、女性は頭にお供え物を載せている。空を流れる雲が作る影のせいで、マジカルな不思議な雰囲気がただよう。

2008070104人の輪の中にお神輿に似たものがあり、鎧兜のような衣装を身に着けた人と、さらに珍しいのが、いちばん手前に映っている、それぞれ白と茶の蓑のようなものをすっぽりかぶった、沖縄のアカマタ・クロマタのような姿。祭壇の前では、お坊さん(?)が祈りをあげている。

儀式が終わったらしく、人々は一列になって村のほうへ向かいはじめた。道端に座り込んで見物していた私たちに、そのうちの一人が話しかけてきた。子供を二人連れたアバン村のウィジャナさん。パダンバイのレストランで働いているそうだ。明日遊びに来れば、と家にご招待。

2008070105 太陽が傾くと、谷はよそより一足早く翳る。棚田のはるか下に見える海をゆく船が夕日に輝く。宿の食堂も谷を見晴らす気持ちの良い場所なので、すっかり暗くならないうちに食事をしようと思ったが、ビンタン・ビールでゆっくりやっているうちにすぐトッケーやカエルの跋扈する闇がやってくる。夜空には信じられないくらいの数の星。手探りで部屋に戻り、タオルケットとカエルの声にくるまって眠る。

(2009年7月14日作成の記事をバックデート)

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バリ島旅行記:トゥンガナン

チャンディダサを出て、ティルタガンガへ行く前にバリ・アガ(原住民といわれている人たち、ヒンドゥのバリとはまた違った文化を保持している)の村トゥンガナンへ寄る。見たいのは有名なグリンシン、ダブル・イカットと呼ばれる技法で織られる布である。

イカットとは絣のこと。先染めによる柄織りである。普通の絣は、経(たて)糸のみを絞染めにしてから織ることで柄を出す。ダブル・イカットの場合、緯(よこ)糸もデザインに従って染めてから織る。というと大して違わないように聞こえるかもしれないが、実はこれがすごいことなのだ。

1982rev 機の形を考えてみれば分かる。経糸は、出来上がりと同じ長さの複数の糸を織機にかける。だから、染め方は比較的わかりやすい。いわば、糸一本分の幅で柄をスキャンしたパターンをBBBRYRRYというように色記号化し、そのまま経糸上に再現するわけである。それだって二色、三色と精緻な絞染めを行うのはたいへんな手間である。

だが緯糸は・・・経糸と違っていわば一筆描きである。グリンシンの幅は短いもので二十数センチだから、その長さで折り返しながら柄をたどっていかなければならない。上のパターンだとBBBRYRRY/YRRYRBBBとなる。考えるだけで気が遠くなるというか、どうして頭の中だけでそんなことができるのか想像がつかない。まるで、DNAの鋳型なしに絞染めでRNA鎖を構築して、それでタンパク質を作ろうとするようなものだ・・・

ともかく、村は広場に沿って家々がものすごくきちんと並んでいるのが印象的だ。もしや、この人たちの世界は無数のセルが組み合わさった長方形でできているのだろうか?

ワークショップになっている一軒を見学する。工程を写真で説明したパネルもあって興味深い。リーダーらしい女性が話しかけてきて、いろいろと教えてくれる。糸を染め始めてから一枚織り上げるのに短くて数か月、長くて数年かかること。染めを繰り返す回数で発色のよしあしが決まること。柄をきちんと出すためには、染色の正確さに加えて、微妙な調整を加える織りの腕もなければならないこと・・・

が、おそらく出来上がりを大きく左右するのは、全工程のうち最初の部分──二次元のデザインを一次元に分解し、糸の上に再現するためのプランを立てるところなのだろう。後工程にかかる長い年月と膨大な手間は、このシークエンスの精度を信用して費やされる。「あ、ここ間違ってました」ではすまされないのだ。

染めあがった糸の束も見せてもらった。とうぜん、藍・赤・黄が脈絡なくまだらに並んでいるようにしか見えない。冗談で「これだけ見て何の柄かわかるの?」と問うと、わかるのだという。それを聞いてこの布が魔除けの力を持つことが信じられる気がした。違う世界、違うマインドに触れてぼうっとした頭で山を下り、三叉路(これの右左折がわかりにくい)でうっかり逆走して事故りそうになりながら、アンラプラを通ってティルタ・ガンガへ向かう。

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2008年6月30日 (月)

バリ島旅行記 ブルー・ラグーン

今日は危なかった。前日のスノーケリングが好評だったので、もうちょっといい場所がないかと調べてパダンバイ近くのブルー・ラグーンというところに行くことに。

パダンバイはチャンディダサより入り組んだ海岸にある漁村だが、ここからペニダ島行きのフェリーが出ているので商店やレストランは多い。その東端に崖を登る道があり、辿っていくとサンゴ礁のある狭い入り江に着いた。

2008063001 ここのビーチは、白い珊瑚砂と火山性らしい黒い砂がまじっている。黒いほうは石英を含むのかきらきら輝く。そして比重が違うので波打ち際では2種類の砂が美しい模様を描く。

だが、かんじんの海は・・・波が荒い!危険を感じてあまり遠くまで行かないようにしていたが、今回がスノーケリング初体験の連れはうっかりリーフの出口に近づき、波に揉まれてサンゴ礁で引っかき傷を多数作った。さらにハズカシイことに水着のお尻の真ん中に穴が・・・

だが、後日聞いたところでは、一週間前にここでツーリストが一人亡くなっているそうだ。お尻に穴くらいで済んでよかったと心から思った。

しょうがないのでビーチでのんびりする。波に脚を洗われながら寝転がっていると、真上をターコイズブルーのナンヨウショウビンが行ったりきたりする。

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コンパクトカメラのズームではこれが精一杯だぁ

昼ごはんを駐車場前のレストランで。魚をバナナの葉で包み蒸し焼きにした地元料理(名前わすれた・・・)が意外なごちそうであった。

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2008年6月29日 (日)

バリ島旅行記 チャンディダサ

シドメンを出てさらに島の東へ。山の中腹を横切るルンダン-アンラプラ道路も見晴らしのよい魅力的なルートだが、今回はいったん海辺へ降りて寄り道してみることにした。

913 ゴア・ラワ(コウモリの洞窟)寺院の前を通ったときに、人がたくさん集まっているのを発見。海辺でお祭りの前の清めの儀式をやっているらしい。

ペニダ島をのぞむ漁村チャンディダサで昼食。海の景色がきれいなのでやっぱりこの村に泊まることにする。村の東端、メイン道路からひっこんだところに何軒か宿があるようなので、海岸へ続く細い道をトロトロと走る。途中の曲がり角で、何人かがPuri Oka Cottages という看板を立てているのを眺めていると、ヨーロッパ人らしい女性が「宿を探してるの?」と話しかけてきた。

「ええ。あなたはここに泊まってる?」「実は私がオーナーなの(笑)」

929 というわけでマダムについて宿に入り、2階の海が見える部屋をとることになった。中庭にはプールもあるが、その先にはちょびっとビーチがありスノーケリングもできる。緑のサンゴやソフトコーラルの中に色とりどりの魚、フグ、ダツ、オコゼの類など見る。

夜は近くのレストランでギャニャール風アヒル丸焼きというのが美味。が、15分ずつのパフォーマンスで店を端から順番に回ってくるレゴンダンスには場末感がただよう。それもひなびた感じで悪くはないのだが。

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2008年6月28日 (土)

バリ島旅行記 闘鶏

シドメンの谷を一周しようとして道に迷った私たち。さきほどまでの感激は失せ、人気のない畑の中を不安な気持ちでさまよっていると、救いの神があらわれた。畑の手入れでもすっか、とラフないでたちでやってきた地元のお兄さん。言葉が通じないのでシドメン!シドメン!と連呼したら事情をわかってくれたようで、ああそっち行けばいいよと指差して教えてくれる。が、その先は川で向こう岸はただの崖である。どうすりゃいいんだ・・・という表情を読んだのか、先に立って案内してくれた。

ビーサンでひょいひょいと崖を上がっていく彼の後を、こっちは必死でよじ登る。やっと上にたどりつくと、ちゃんとした道路に出た。助かった!片言のバハサ・インドネシアで名前をたずねると、エカンといった。ありがとうよエカン兄さん。お礼を言って別れる。

そこから先は道もよく、よさげなゲストハウスが点在する田んぼの中をのんびりと歩く。なにごともなく帰りつくかと思ったとき、お寺の前にたくさんのバイクが停まっているのがみえた。人影はない。これこれ。これは闘鶏をやっているサインなのだ。ギャンブルはご法度のお国柄、闘鶏は違法だったので(さいきん儀式目的にかぎって合法化された)、今でも看板も何もなくクチコミだけで人を集めている。

境内に入ると、アリーナの外には焼き鳥、トウモロコシ、果物などを売る屋台があり、口上とともにあやしい赤い液体(体に塗るとスーッとする)を売るテキ屋がいる。客は男ばっかり。屋台でコピ(コーヒー)や何かのスピリッツを飲みながらくつろいでいる。

046 しかし銅鑼が3回鳴ると雰囲気が変わった。オヤジ達がアリーナにつめかけ、10万ルピア札がやりとりされ始める。サガサガサガ・・・という掛け声が湧き上がった。ファイトが始まったのだ。「儀式用」の定義は、鶏どうしを戦わせるのは3回だけ。鶏が死ぬまではやらない。ということらしい。つまり熱くなりすぎないように、ということなのだろうな。とはいえそこは建前、皆とうぜん賭けが目的である。さらに札がとびかい、負けたオヤジは愚痴りながら帰っていく。勝ったオヤジは屋台にかけつけて酒を一気飲み。どこの国もギャンブル場の風景は同じ。

闘鶏場をでて、なんとか夕方までに宿へたどりつく。夕食後テラスでくつろいでいると、カブトムシほどあるカナブンが電灯に飛んできた。でけー、と驚く。するとトッケーがでてきて巨大カナブンを捕らえ、くわえたまま梁にガツガツガツッと叩きつけ、素早く消えた。一瞬のできごとだったがなんだかすごいものを見た。トッケー、愛嬌はあるのだが黒い目が邪悪な雰囲気を醸し出していてなかなかイイ感じだなぁ。

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