2017年8月17日 (木)

ハスの実

こちらは、同じ日に見たハスの実。人によってはこのつぶつぶ感が苦手とか。でも若い実の色が綺麗で抵抗できなかった…

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雨続きで、林の中はとても湿度が高い。まるで梅雨時のようにさまざまなキノコがあちこちに生えている。大きいノウタケ、木の幹に生えたキクラゲ、小さいアールデコランプのようなハナオチバタケ、腐った切り株の上に、透明のガラス細工のような謎のキノコ。プラナリアが歩道を這っていた(自然状態で見たのは初めてだ)

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ハスの花

ハスの花を下から見ると、いまにも空に向けて飛んでいってしまいそうな気がする。こんなに大きな花を、こんな細い茎で支えられるはずがない、自力で浮いているに違いないと感じるからだ。絶対、どこかに反重力装置がついているはず。この茎は支えではなく、宇宙船を地上に係留しておくための綱なのだ。

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茎を切り離せば、宇宙船は虫たちを中に閉じ込めたまま浮き上がり、空のかなたで待っているマザーシップまで連れて行ってしまうだろう…

(自然の状態でハスの花をこんな風に見るには、泥の中に首まで浸かる覚悟が必要だろうけど。植物園では桶に植えられたハス達が、茎を水面から1メートル以上も伸ばして花を持ち上げているから撮るのは楽なもの。実際にはとっても丈夫な茎なのだ)

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2017年8月13日 (日)

月下のスイレン

ツミは巣立ち、カイツブリは雌に振られてどこかへ行ってしまった。9月に秋の渡りが始まるまで鳥はお休み、花を撮ることにする

月光をあびるスイレン…というのは嘘で、昼間の写真を夜っぽくしたもの

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林床に立っていた操り人形(アザミに張られたクモの巣。隣のスギの木まで3メートルくらいの糸が張ってあった)

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2017年5月21日 (日)

まぼろしの龍

先月もいちど載せたけれど、植物園を流れる小川の水面を撮るのにはまっている。

水、風、光がつくる形のない形なのでバリエーションは無限にある。つまりいくら撮ってもきりがないということで、ワケのわからないショットを大量生産することに。

けれどこの水面の揺らぎ方がちょっとサイケデリックな、トランス状態を誘うようなリズムを持っているために止められない。半分酔っぱらって撮っているようなもの。

サイケついでに,、龍の頭のように見えなくもない一枚を… 龍は天と地を循環する水の象徴だから、まあ写ってもおかしくはないのだ。

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2017年5月20日 (土)

エゴノキとセンダン

気がつくとエゴノキの白い花が足元に散っているようになった。好きな花の一つなのに、なぜかいつも樹上で咲いているのを見過ごしてしまい、散り始めてからああそうだったと思う。

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ふだん上を向いて歩いているくせに、この花が咲く時期はとくに雛だ夏鳥だと鳥の方がにぎやかなせいだろう。秋になればヤマガラが実を食べにやってくるから、かえってその時の方が存在が目立ったりする。

もう一つ、いま樹上で咲いているセンダン。和風の花だ。南方熊楠が好きだった花で、彼が死の床で「天井一杯に咲いているのを見た」というエピソードが有名。

高木の上に紫の細かい花が雲のような塊をなして漂うさまは、たしかに別世界への入り口とも見える。あるいは阿弥陀如来が乗ってあらわれるという彩雲。

だけどそんなイメージ通りに撮れないのが悲しいところで…なんだか浴衣の柄みたいになってしまう…和風は和風なんだけれどね。

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2017年5月13日 (土)

雨のバラ園

バラ園のバラがうまく撮れない。もちろん腕のせいだけど、あでやかな花々を自分が心から美しいと思っていないのもある。園芸種すなわち人為的に作らた仇花、という偏見から抜け出せないのだ。

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だけど思いきって花びら一枚まで近づいてみると、みかけの華やかさはフレームの外に消え去り、生物としてのほんとうの美が立ち現れる気がする。花弁の並びの規則性、このような水玉を造る表面の微細な構造。

それらは遺伝形質の海に浮かんだ表現形質の花である。水面にあるものは泡のようにはかないが、それを浮かべる海は深く、目に見えない遠くまで拡がっている。

その意味では園芸種も野生種も変わりはない。バラだけが仇花なのではなく、見る側のわれわれ自身も同じ、浮かんでは消える泡のような存在なのだ。

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2017年4月12日 (水)

夜桜

夕方からは近所の桜のライトアップに行ってみた。数年前に「夜桜に夜烏」というタイトルで記事にしたのと同じイベントだ。今年もやっぱりゴイサギはやってきて、そして戸惑っていたけれど、撮れなかった・・・

到着するのが少し遅れて、手前まで来たところで点灯時刻になってしまった。この橋の向こうが会場

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遠景はこんな感じ。どちらも定番の構図

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風が強く、雨の気配もある宵

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自分で一番気に入ったのがこれ。桜の映った水面に、川に住む鯉が作る波紋が二つ三つ

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2012年11月11日 (日)

狂い咲き

くもり、寒い。植物公園。

赤い鳥や赤くない鳥やいろいろ出たと噂ばかりで、自分はまったく出会えない。ヒヨドリが大量にいて全員がやかましくさえずっており、どこに何がいるのかさっぱり見当がつかないのだ。かろうじてシロハラが到着しているのを確認。針葉樹園の梢に何か小さいものがいるらしいのだが、暗くてよく見えない上に声もヒヨドリにかき消されてしまう。

それにしてもヒヨドリは何をあんなに言うことがあるのか。一日中同じようなことばかり喋っているのだからどうせつまらないことなんだろうと思うが、もしかして宇宙の真理を語っていないとも限らない。たぶん違うけど。あれもヒヨドリの神に与えられたセリフなのか。

十月桜(子福桜)が咲いている。あと林床に、狂い咲きの菫が一輪。

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2012年4月28日 (土)

ツマキチョウ

夢うつつにアカハラとセンダイムシクイの声を聞いたような気がして目が覚め、そんなはずはあるまい・・・と思いながら出かけてみたら本当だった。家の前の公園から続く木立で、両方の鳥がさえずっていたのだ。しかしどう向いてもひとの家の窓が背景に入ってしまうのでカメラは振り回せない。

そのかわり、ゆうべの雨に潤ったハナダイコンの花にとまるツマキチョウを。手前に白いのがもう一羽、じゃない一頭写っているけれど、羽先がとがっていないように見えたから、雌ではなくモンシロチョウだと思う。蝶についてはまったくあやふやだけど。

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このあと植物公園でまる一日過ごした。それは別記事で。

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2011年11月25日 (金)

た、狸でました

駅からの帰り道でタヌキを見た。暗かったけれどまちがいない。川では見かけたことがあるが、こんな近所ででくわすとは思わなかった・・・食堂の裏だったから、ごみを目当てに出没しているのかも。

と思ったら今日の夕刊には原宿で保護されたタヌキたちの記事が。警察が「山に帰す」とコメントしているがなぜ山?どこの山?タヌキがそんな遠くから来るはずないし、せいぜいが明治神宮か代々木公園の住民だろう。可哀想に、公園育ちがいきなり丹沢なんかに放されても生きて行けまい。

しかし考えてみれば忙しい中おまわりさん達が本当に遠くまでわざわざタヌキを捨てに行くとも思えず、マスコミ対策にてきとうなことを言ってこっそり近所に逃がしてやるのだといいけどね。

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