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2018年8月12日 (日)

カイツブリ日記 子別れの準備

8月12日(日)

孵化して1か月。きょうのメインディッシュはザリガニだ。

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この池ではよその家族に比べてザリガニが食事に登場する回数が少ない気がする。ウシガエルがいるということはザリガニもたくさんいるはずなのだが。

親子の関係に変化が出てきた。親鳥がヒナを攻撃するようになったのだ。

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きょう見た限りでは、親鳥がヒナをつつくのは給餌の直後が多い。給餌そのものは今までと変わらず頻繁で、餌の受け渡しも普通に行うのだが、ヒナが受け取った途端このように豹変する。

考えられる説明はこうだ:
  ・ この時期は親鳥の中に「育雛する衝動」と「子別れする衝動」の両方が存在している
  ・ 給餌が完了すると「育雛」がいったん満足されてスイッチが切れる
  ・ もう一方の「子別れ」が発動する

ヒナの方はまだ甘えたい。親鳥に近づくときや、このように攻撃を受けたときはことさらに幼い仕草(体が沈んでくちばしを上に向けた姿勢)でピイピイ鳴く。親の「育雛」を再始動する刺激の一つなのかもしれない。

いまのところ親鳥の攻撃は長く続かず、数秒間つつくだけでまた優しく餌を取ってやっている。これからだんだん二つの衝動の割合が逆転していき、子別れに至るのだろう・・・と思う。

この変化は親の外見にも表れている。くちばしの根元から先にかけて黒い色が抜け、非繁殖期の肌色になりつつある(上のザリガニ写真でも見てとれる)。このあと羽のほうも薄い色に換羽する?そうなると幼鳥と見分けがつかなくなったりして…

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