« センダイムシクイ | トップページ | ツミ成鳥 水浴び »

2018年5月 5日 (土)

エナガ巣立ち 最後の一羽

この日も朝からエナガ探し。早朝、生垣から巣立つのを観察。この群れは出てきた直後にカラスに襲われ、1羽が犠牲になった。そのせいもあるのかすぐに高いところに上がってしまったので、団子写真はほとんど撮れずじまい。

そのあと、別の場所で前日に見つけてあった巣を見に行く。ここもかなり育っていると思っていたら、同じく早朝のうちに出たらしい。そばの木立から群れの声がするが、やっぱり高い枝の上だ。

ただし親はときどき巣のあたりに戻って行き、「ヒーヒーヒーヒー」とヒナを呼ぶ声で鳴いている。見るとまだ巣に残っているヒナがいて、餌を与えているのだった。

昼頃にはヒナの本隊は移動して、巣の周辺は静かになっていた。でも巣の中にはまだ1羽残っていて、ひとりで「シシシシ!シシシシ!」と鳴いている。

ちょっと心配になりつつ待っていると親鳥が餌をくわえてきた。でももうヒナに渡さずに、巣の前の枝でイモムシをぶらぶらさせて見せるだけで行ってしまう。

ますます心配になる。親鳥は本隊の面倒を見に行ったのか15分たっても戻ってこない。遠くから呼ぶ声すらしないのだ。忙しすぎて、まだ巣にいる子のことを忘れてしまったのかも?

そのうちヒナの方も思い余ったのか、鳴きながらもがくようにして巣から出てきた。そして落っこちそうになりながらもなんとか枝をつたって木の前面まで出てくる。

Dsc_2282_00001s
これなら親鳥にも見つけやすいだろうが、敵からもまる見え。「シシシシ」という声もさっきより頼りない…

やきもきするうちにやっと親鳥の声がして、一瞬目を離したすきにヒナも見えなくなった。親と一緒に無事飛んでいったのだと思うとほっとして、ぽかんと取り残されている自分が可笑しくなる。朝から3時間あまりこの子につきあった子供の日だった。

|

« センダイムシクイ | トップページ | ツミ成鳥 水浴び »

野鳥」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/142161/66701378

この記事へのトラックバック一覧です: エナガ巣立ち 最後の一羽:

« センダイムシクイ | トップページ | ツミ成鳥 水浴び »