2018年8月17日 (金)

灯篭流し

近所で灯篭流しを毎夏やっているのを、なんとなく知りながら今まで見に行ったことがなかった。場所はふだんカルガモやカワセミを観察している小川である。初めてでカメラの設定もよくわからないけれど、花火よりは暗いかなぁなどと思いつつ行ってみた。

午後6時半から法要などが行われる(多宗教の祈りの会なのだ)。7時、まだ空に光が残っている頃に灯篭が水面に浮かべられ、流れ始める

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水の中に人がいると思ったら、川岸にとどこおる灯りが先へと流れるのを手助けする係だった

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つまりは迷える魂の案内人である

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橋の上へ移動して遠景。奥の光と煙は花火のもの

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終了間際。流れてくる灯篭は下流で人が待ち構えていて回収するのだけれど、そこからこぼれ落ちるようにさまよい出す魂がいくつか

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2018年8月12日 (日)

カイツブリ日記 子別れの準備

8月12日(日)

孵化して1か月。きょうのメインディッシュはザリガニだ。

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この池ではよその家族に比べてザリガニが食事に登場する回数が少ない気がする。ウシガエルがいるということはザリガニもたくさんいるはずなのだが。

親子の関係に変化が出てきた。親鳥がヒナを攻撃するようになったのだ。

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きょう見た限りでは、親鳥がヒナをつつくのは給餌の直後が多い。給餌そのものは今までと変わらず頻繁で、餌の受け渡しも普通に行うのだが、ヒナが受け取った途端このように豹変する。

考えられる説明はこうだ:
  ・ この時期は親鳥の中に「育雛する衝動」と「子別れする衝動」の両方が存在している
  ・ 給餌が完了すると「育雛」がいったん満足されてスイッチが切れる
  ・ もう一方の「子別れ」が発動する

ヒナの方はまだ甘えたい。親鳥に近づくときや、このように攻撃を受けたときはことさらに幼い仕草(体が沈んでくちばしを上に向けた姿勢)でピイピイ鳴く。親の「育雛」を再始動する刺激の一つなのかもしれない。

いまのところ親鳥の攻撃は長く続かず、数秒間つつくだけでまた優しく餌を取ってやっている。これからだんだん二つの衝動の割合が逆転していき、子別れに至るのだろう・・・と思う。

この変化は親の外見にも表れている。くちばしの根元から先にかけて黒い色が抜け、非繁殖期の肌色になりつつある(ザリガニ写真でも見てとれる)。また、足も黒灰色だったのが一部が黄色くなりかかっている。

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2018年8月 9日 (木)

カイツブリ日記 トンボ漁

8月9日(木) 雨上がり

カイツブリのヒナ、孵化後4週間。体長は親鳥の3/4くらい。頭から頸にかけての縞が薄くなり、体上面も白っぽくなってきた。

ヒナの体色はここから一足飛びに親鳥のような濃い色になるのではなく、いったん淡い色の幼羽というか非繁殖羽になるはずだ。ベージュ色の濃淡の羽に、黄色っぽいくちばし。

こんなに大きくなったのに、ときに親の背中に乗ろうとするし(親が嫌がるので乗れないけど)、餌もあいかわらず親から貰っている。

きょうの父親はトンボを主に狙っていた。ギンヤンマが交尾したまま飛んでいるのをつけ回して、水中から襲いかかったりしている。池の縁でシオカラトンボを狙ったところが撮れた。

(左)潜水して忍び寄り、縁石に隠れるように顔を出して狙いをつける

(右)トンボが石の上にとまろうとしたところを襲撃。頸が信じられないくらい伸びる。くちばしがトンボの翅をかすめたが、捕れなかったようだ

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↓勢いで石の上に乗っかってしまい、鋭い目つきのままトンボを見送る

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2018年8月 4日 (土)

カイツブリ日記 オタマジャクシ漁

8月3日(金) つづき

↓ヒナが岸近くでひとりゴソゴソやっていると思ったら自力で巨大オタマジャクシを捕えていた。8月という時期と大きさからしてウシガエルだろうと思う(成体は池にたくさんいる)。

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小魚やエビ・昆虫の餌はあいかわらず親からもらっているのに対し、このオタマジャクシを取るところはその後も何度か見た。ヒナにも捕まえやすい獲物なのかもしれない。

↓捕まえたら必ず振り回して(たぶん弱らせて)から食べている。つるっと滑って嘴から飛んでいってしまうこともあるが、また飛びついて呑み込む。唯一自分でできるようになった漁を楽しんでいるようにも見える

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2018年8月 3日 (金)

カイツブリ日記 大きくなったよ

8月3日(金) 猛暑日

カイツブリ親鳥は前日からオスしか見かけなくなった。メスは移動したのか、それとも敵にやられてしまったのか…

↓ヒナはくちばしが伸びた。鼻孔のわきにある黒点が拡がって、先の方にも黒い色が出てきている。桃色味は薄れつつあるようだ

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↓翼もだいぶん伸びてきた。先週の写真では翼角の関節が頭より下にあったのが、いまは頭上に来るようになっている

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2018年8月 2日 (木)

カイツブリ日記 孵化三週間

8月2日(木) 猛暑日

数日おいて来てみたらカイツブリのヒナ1号はいちだんと成長していた。表情に野性味がある。オニバスのまわりを泳ぎながら、葉に集っているアブやハエの類を鋭い目で追う。

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潜水時間は10秒以上に延びて、もうオニバスの下だってくぐれる。

自分で餌を取る行動もするが、食事の大部分はまだ親から貰う餌に頼っている。先週は食べられなかった大型・中型トンボもがっつり呑み込める。

だいぶん独立独歩になってきていて、今日はここからスイレン池までの水路を親鳥に連れられずに自力で泳いできた。

行動は面白いのだけれど、写真を撮りながらどうも先週のような可愛さが出ないと感じる。虹彩の色が薄くなってきて、親鳥と同じように点目に見えるせいだ。目の色は生まれたときは黒褐色、今は淡褐色だけれど、いずれは成鳥のような黄色になるのだろう。


ツミが池の上で旋回上昇を始めた。胸が大きく膨らみ、くちばしを開けたまま飛んでいる。なにか大物の餌をとらえて、口を閉じられないくらい詰め込んできたとみえる。体下面に縦縞があるので若鳥だと思う。尾羽も風切羽もぼろぼろの換羽中。

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2018年7月29日 (日)

カイツブリ日記 ヒナ百面相

7月26日(木)

孵化して2週間のヒナ1号、羽繕い中にいろんなポーズで伸びをする。

↓あらよっと片脚上げ

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↓片脚と片翼

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↓こんどは両翼とくちばし

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↓正面から。この翼じゃまだ飛べないねぇ

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↓参考までに、成鳥はこんな感じ。短いなりにちゃんとした翼をもっている。でもそういえば、カイツブリが空を飛んでるところって見たことがないなぁ…

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2018年7月28日 (土)

トンボたち

カイツブリの池には何種類ものトンボが産卵のため集まってくる。大物はギンヤンマ、オオヤマトンボ、ウチワヤンマなど。数が多いのはシオカラトンボ、コシアキトンボ、それに赤トンボの類など中型の種類。イトトンボ類も数種類いるらしい。

幼虫(ヤゴ)も含めて、どの種類もカイツブリのよい餌だ。ただし大型から中型種の成虫は、ヒナに与えると食べようとはするが口に収まらなくて、たいてい親鳥が食べてしまう。

↓ウチワヤンマの交尾。この格好のままで飛び回り、産卵しようとする。

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ところがメス(後)の方が水に落ちてしまった。一瞬の隙にカイツブリの成鳥が飛びかかって捕らえ、呑み込んだ… (7月21日)

↓チョウトンボ。日によっていたりいなかったりする、美しい種類。(7月25日)

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カイツブリ日記 ヒナ一羽に

7月25日(水)

2日おいて来てみると、池にヒナ2号の姿がなかった。聞いたところでは前日からいないとのこと。月曜の休園日に何かあったのだろうか、人がいないと猛禽が出没するし、などと考えてみても分からない。

親鳥とヒナ1羽だけだと画面の余白が大きすぎる

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ヒナ1号はかなり成長している。ヒナがヒナでなく幼鳥に見えるようになる時があるが、まさにこれがそうだ。首が伸びてまっすぐ立ち、くちばしも長くなったので、親鳥と近いシルエットに見える。あとはサイズと色が違うだけだ。

でもやっぱり一人だと寂しい。親鳥が泳ぎ去ったあとを目で追う表情は頼りない…

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2018年7月27日 (金)

カイツブリ日記 スイレン池でくつろぐ

7月22日(日)

カイツブリ一家はきょうも11時半ころにスイレン池に到着した。昨日と同時刻だが、曇っているせいかスイレンの花はまだ閉じていない。

画面手前にいて餌をもらったのが1号、奥にいるのが2号。

ヒナ達は3秒から5秒くらい水に潜れるようになっている。先に生まれた1号は、葉1枚だけなら下をくぐることができる。2号はまだできなくて移動はカエル跳び専門だ。

親は休憩時間にはヒナを乗せるけど、移動の時は乗せたがらない。羽繕いのふりをして振り落としたりする。

時計で測ったように2時過ぎまでスイレン池で過ごし、戻って行った。きょうの1枚も、目の前の近すぎる位置でくつろぐ父親と子供たち。手前が1号、奥が2号。

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が、きょうだい一緒の写真はこれが最後になってしまった…

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