2019年6月22日 (土)

チョウゲンボウ幼鳥

コチドリの様子を見に川へ行ったのだけれど、見つけてあった巣は空になっていて卵も幼鳥も見当たらなかった… 残念。

親鳥が飛んでいないかと見上げた空に、ひらひらと羽ばたいて浮かんでいる鳥。チョウゲンボウだ

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肉眼では真っ黒に見えてよく分からないが、胸と脇の縦縞が太いような気が… どうやら幼鳥らしい。

もう少し近くに来たところ。尾羽がやや寸詰まりで、顔つきも幼い感じ

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このまま頭上を飛び過ぎて町の方へ去って行った。その方向にはチョウゲンボウの巣があったので、そこの子かもしれないと思う。実は今月前半に巣立つはずのものを見逃し(17日に見に行ったときに近くで幼鳥らしい声を聞いたのが最後)、たいへん残念に思っていたところだったが、ここでかわいい顔を見られてよかった!

 

2019年6月21日 (金)

カワセミ幼鳥

カワセミの幼鳥が池にやってきていた。たしか昨年もいまごろ幼鳥を見たな…と思って確かめたら6月12日だった。近くの川で育ったのが分散してくるのだと思う。ただ、昨年も長くは居着いてくれなかった。ここの池は浅い・濁っている・スイレンが水面を覆っている、などで、あまりカワセミの採食に適した水域ではないみたい。

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2019年6月 9日 (日)

アオゲラ 巣立ち直前

6月8日・9日

先月から育雛中だったアオゲラの巣、だいぶん育ってきた。親鳥が来ていないときでもヒナの声がキュッキュッキュッと騒がしく、巣穴から交互に顔を出す。あと一両日中に巣立ちそう。

アオゲラのヒナは頭の赤い模様の形で(ある程度だが)個体が見分けられる。今回は、・前頭部にうっすら赤い丸があるだけのメス個体、・くちばしの上までがっつり赤くてその部分が太いオス、・くちばしの上の赤い部分がやや細いオスがいて、少なくとも3羽いるように思える。

ただ観察にひとつ支障があって、ヒナが育つにつれてメス親が人間をひどく警戒するようになってきたのだ。なので遠くからでもメスの声が聞こえたら急いで離れるか隠れるかしなければならない。それでも公園だから多少の人通りはいつもあるため、しょっちゅう巣のすぐそばで「ケケケッ・ケケッ」と大声で鳴きたて、目立ってしまっていた。

警戒心の強さは同じ種でも個体によって少しずつ違う。たとえば2年前に見たアオゲラのメス親は人間は平気だったが犬が嫌いで、散歩の犬が通るたびに大騒ぎしていた。しかし人里離れた山中ならともかく都市公園のような場所では、騒ぎ立てるのは不必要どころかかえって不利なような?いずれは黙って子育てする個体が選択されていくのだろうか。

その後2日空いて来てみたら、巣には誰もおらず静まり返っていた。10日から11日午前の間に巣立ったものと思われる。逆算すると、5月24日の記事で想定したより数日早い日程で、5月7日のメスは昼の抱卵交代だったようだ。

4月末頃 産卵開始 ─ 5月1日頃 抱卵開始 ─ 5月16日頃 孵化 ─ 6月10日頃 巣立ち

 

巣立った幼鳥を探してみたがこのときは会えなかった。かわりにナツツバキ(沙羅樹)の花。

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2019年6月 6日 (木)

堰にて

6月6日(木)

朝、川へ来てみると堰の水が止められていた。数年前に改良して一部が圧縮空気式の可動堰になったのだが、完全に上がっているところはあまり見たことがない。このところの雨と関係あるのかな?

画面の上側に写っているのが、空気で膨らんでゲートを起伏させる袋らしい。その下、ふだんは白い飛沫をあげて水が流れ落ちているあたりが静かな水面となっていて、シラサギ類、カルガモ、イソシギなどが採食していた。

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2019年5月26日 (日)

サンコウチョウ通過

5月26日 

曇り空の下でアオゲラを待っていたら、少し離れたところから「ホイホイホイ」という声がかすかに聞こえる。流れのそばにあるスギの中と見当をつけて行ってみた。最初は高いところでさえずっていたが、静かに待っているうちに水辺に下りてきた。

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よく鳴くけど尾は短く背は茶色い。メスだろうと思うがサンコウチョウの雌雄は分かりにくい。尾羽が長ければ間違いなくオスだが、中には短尾・茶色のメスのような外見のオスもいるらしい...

この近辺としてはちょっと遅めの通過だ。でもメスならこんなものだろうか。尾の長い個体を見るのはだいたい5月の前半のような気がする。今年は5月13日に尾の長い個体とメス・タイプの2羽、5月14日にメス・タイプ1羽と不明な1羽(声のみ)を確認している。

↓は5月13日のオス。

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2019年5月24日 (金)

アオゲラ採餌

5月24日

今年はアオゲラの営巣場所がなかなか見つからなくて探し回っている。巣穴は複数あるものの、どれも使っているかどうかがはっきり分からないのだ。

作戦を変えて、鳥の方を探すことにした。きょうもアオゲラの声がする林を見回っていて、やっとヒナのための餌を採っているらしいオス成鳥に出会った。エノキの枝が折れて腐ったところにウジ虫(アリ幼虫?)がわいていて、そこに通ってきているらしい。

ウジのわいた穴の中は、たとえキツツキでも進んで顔をつっこみたい感じではない。腐った木の汁が顔から頭、胸までをどろどろに汚して、アオゲラじゃないみたいな色になっている。しかしこの鳥は構わずにくちばしを差し入れてはがつがつと虫を詰め込んでいた。この様子は自分の食事ではなく、ヒナに与えるための餌採りだと思う。

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実はここから200-300メートルのところに巣穴がひとつある。穴彫りを見たのは4月21日の夕方。オスがサクラの幹にとりついて彫り、メスが木の上で催促するように鳴いていた。5月7日昼にはメスを単独で見かけたが、その後2週間以上も親鳥を見る機会がなかった。

上の採餌場面を見た翌朝(5月25日)、この巣穴を見に行ってみると当たりだった。昨日の汚れたオスがやってくると穴からメスが飛び出し、オスが代わって入った。しばらく待ってみたが出てこなかったところを見ると、ヒナはまだあまり大きくなくて抱雛しているのかもしれない。

5月7日に見たのはメスが単独で産卵に来ていたのかもしれないし、抱卵交代のオスを見逃したのかもしれない。間をとってその頃に産卵完了と仮定すると、孵化は2、3日前で巣立ちは6月半ばの計算。実際にはその前後になるだろうと思う。楽しみ。

 

上の写真を撮っているとき、バックではオオムシクイの「チチョリチチョリチチョリ」というさえずりが聞こえていた。メボソムシクイより遅く到着するそうだ。

2019年5月21日 (火)

エナガ 今年のまとめ

昨日、コゲラの後にエナガの巣「桜桃」を確認にいくと、アカマツのてっぺんの巣は壊れていた。「百日紅」と同じような場所にあった巣の、同じような帰結であった。

これで今年のエナガ・リストはすべて完了。正確な場所や転帰がはっきりしなかったものも含めると最終的に39か所になった。

そのうち巣立ったものは10か所、成功率は約25%だ。文献にある数字より高いが、これは餌運びが始まってから見つけた巣が混じっているせいではないかと思う。(つまり、知らない間にできてなくなった巣がもっとあるだろうということ)

失敗に終わったもののうち、敵に食害されたことがはっきり分かっているのは1か所のみ(カラス)。残りは巣が消失または壊れ、あるいは親鳥の出入りが見られなくなったもので、原因は分からず。

樹種別では針葉樹が12、常緑広葉樹が13、落葉広葉樹が5、ササ藪が2、人工物が1、不明6。巣の高さ別では3メートル未満が19、3メートルから10メートルが7、10メートル以上が7、不明6。しろうと観察のためどうしても低い位置の巣が見つけやすくて、実際より多くなっているだろうと思う。

また、墓地は開けた平地のところどころに高木が並んでいるという環境だ。エナガはその中でもあまりだだっ広いところにはおらず、高木の陰にある低木を好んでいるように見えた。

スケジュールについて。営巣の初期(巣の土台や下半分を作っている段階)から観察して巣立ちに至った巣は実は3か所しかない。

  • 「金木犀」2月24日から4月24日、59日間 (初回巣)
  • 「花水木」4月2日から5月12日、40日間 (やり直し巣)
  • 「檸檬」 4月6日から5月16日、40日間 (やり直し巣)

初回の巣は「金木犀」だけだが、同じ週に見つけた複数の巣も、途中で失敗するまではだいたい同じようなスケジュールで進んでいると思われた。なのでこのあたりが標準的なスケジュールだと考えて来年も観察しようと思う。

やり直し巣はそれよりずっと短い期間で巣立つことは「花水木」の項でも書いた。

二つの公園を比べて一方が他方より早いように思えたが、サンプル数が少ないので確たることは言えない。来年以降も同じ傾向があるか気をつけるべき点かも。

もう一つ確かめたかったのが「デッドライン」の存在である。文献ではある時期になると(場所によって違うと思うが)親鳥が繁殖活動をやめてしまうという記述がみられる。「百日紅」と「桜桃」で何か分かるかと思っていたけれど、どちらも巣自体が壊れてしまって分からずじまいとなった。最後に親鳥の活動を見た日はそれぞれ5月10日と5月13日。

次に反省点と来年に改善すべき点。巣探しについては、 ・2月のもう少し早い時期からなるべく広く見て回ること ・2月中は気温の上がった日の午前中を逃さないこと ・失敗した巣の近辺でやり直し巣を重点的に探すこと 

巣立ち予想は完敗だった。日にちは大体分かっていても、時刻を読み違えて見逃したケースがほとんど。だいたい6時台くらいの早朝が多いと聞いていたけれど、今回は5時台以前または7時以降ばかりであった。これは覚えておかなくては。

2019エナガ・リストのダイジェスト版(主な巣のみ、1週間間隔)はこちら

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2019年5月20日 (月)

コゲラ巣立ち

5月20日

コゲラの巣を見にいった。巣立ち前のヒナが穴から顔を出して「ギー、キッキッキ」と鳴くのが可愛いのでつい観察が長くなる。ただしその状態では「巣にいる雛」の範疇だから写真はなし。

ヒナは全部で5羽、昨日見に行ったときはまだ2羽残っていて中でくっついていた。親が持ってくる餌は去年の観察と同じ。シャクトリムシの類や他の昆虫、黄色い謎の物体、それに黒く熟したクワの実がけっこうな頻度で混じっている。

そして今日は早朝に1羽出たそうで最後の1羽だけが残っている。穴の縁に足をかけて身を乗り出したり、また中に戻ったりしている。狭い穴で5羽も一緒に育ったのにひとりだけになって心細いだろうなどと想像してしまう。

1時すぎ、穴から乗り出しては引っ込む動作の繰り返しが激しくなった。飛び出すための弾みをつけているようにも見える。1時19分、飛び立った。

近くの木にとまって親を呼んでいるところ。枝をつかむ足がまだ心もとない感じ。それでも何度か飛び移ってだんだん高い枝に上がっていき、葉の中で親鳥に会えたようだった。

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2019年5月17日 (金)

エナガ「檸檬」巣立ち 続き

5月17日(金)

前日に続き、「檸檬」の巣を見に来た。状況は昨日とあまり変わっていなくて、巣の中と、外の2か所ほどにヒナがいる。まとまってねぐら入りできなかったわけだが、朝の冷え込みは大丈夫だったらしい。このところ気温が高いのが幸いしているのかもしれない。

11時ごろ、巣のあたりで親鳥がさかんに鳴いていると思ったら、最後のヒナが出たようだった。梅の枝で餌をもらっていたが、親に比べてとても小さい(ふつう、巣立ったヒナの体の大きさは成鳥とほとんど同じ)。

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このヒナは飛ぶ力も弱いらしく、このあと飛ぼうとして下の草むらに落ちてしまった。親鳥はそれでもちゃんと餌を運んでくる。邪魔をしないように遠ざかったのでその後の経過はわからない。無事に木の枝に上がってくれればいいのだけれど。

 

実はやり直し巣はもう2か所あった。両方ともアカマツのてっぺんだ。ただスケジュールがさらに遅いので成功する見込みは小さいと思っていた。今週の時点で「百日紅」と名付けた方はもうヒナが孵っているようだったが、一昨日行ってみると巣が壊されていた。たぶんカラスの食害。もう1か所の「桜桃」はまだ抱卵中らしく、尾羽の曲がったつがいが出入りしている。

 

「白梅」 4/19カラスに食害された

「百日紅」(やり直し巣) 5/15巣壊れ

「牡丹」 親鳥の1羽がツミに捕食された後、4/23巣立ちずみ

「檸檬」(やり直し巣) 5/16-5/17にかけて巣立ち

「葉桜」 4/29巣立ちずみ

「白木蓮」 4/19巣立ちずみ

「青紅葉」 4/15オナガに食害された

「金木犀」 4/24巣立ちずみ

「桜桃」 抱卵中

「花水木」(やり直し巣) 5/12巣立ち

「紅梅」 4/23親鳥1羽で巣立ちずみ

「紫木蓮」 4/27巣立ちずみ

2019年5月16日 (木)

エナガ「檸檬」巣立つ、が…

5月16日(木)

エナガの巣「檸檬」はやり直し巣で、日曜に巣立った「花水木」と似たようなスケジュール。営巣開始や餌運び開始がそれぞれ4日遅れだったので、巣立ちも今日になると予想していた。

日にちの予想は当たったけれど時刻はまた外れ。朝早いうちに出たらしくて巣のまわりからヒナの声がする。ところがそれが1か所でない。それに親鳥は30分に1回くらい、巣にも餌を運んでいる。

どうやら、出たヒナが1か所で団子にならずに分散していて、巣にもまだ残っているらしい。変則的だが、やり直し巣でヒナの育ち具合が揃っていないのだとすれば説明はつくかもしれない。

一番遠くまで飛んだ2羽が団子になっていた。これはこれで可愛い… (左は親鳥)

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通常だと、団子の両端にいるヒナは体が冷えてくると真ん中にむりやり割り込む。そうすることで本人も暖まるし団子全体としても密度が保たれるわけだ。でもこの2羽はそれができないのでお互い頭をくっつけて押し合いをしていた。

2羽とも活発で食欲は旺盛なようだ。

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午後までヒナを探してあたりを見て回ったが、ここのほかに2か所または3か所、やはり1羽か2羽ずついるらしく、巣にも少なくとも1羽が残ったままであった。全部で5羽から9羽というところか。

親鳥はそれぞれの場所を順番に巡回しているようで、1か所にやってくる頻度はやはり20-30分に1回くらい。たとえ全員が1か所に団子になっていても、1羽が餌をもらう頻度に変わりはないだろう。だいたい50メートル四方くらいの区域だから、餌運びの効率が悪いというほどでもない。

問題はやはりねぐら入り時刻までに一緒になれるかどうかだと思う。親鳥はしきりに呼びかけてヒナをまとめようとしているようだったが、見ている間にどれも大きな移動はしなかった。

なお、こういう場合でもつがいは手分けするということはなく、一緒に巡回していた(たとえばモズでは、巣立ったヒナが分散するとオス親とメス親が手分けして餌を運ぶようになる)。「エナガのつがいはいつも一緒」という原則に変わりはないらしい。

 

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